
9月11日(火)石巻童謡愛好会(高橋俊子会長)の定例練習に行ってきました。本日の参加者は19名。指導を行うのは石巻の音楽家として活動を続けている新田昭夫先生です。平成3年教員退職者を母体として始め、ピーク時は150名を超える程まで増えましたが、東日本大震災の影響で住居環境が大きく変化し現在は23名まで減少しました。
高橋会長が大切にしていることは団結力と融和。その言葉通り、皆が談笑し楽譜を見ながら開始時間を待っていました。
今年は童謡誕生100年という大きな節目の年です。来月行われる石巻市民合唱祭では胸を張って誇りを持って全員で堂々と歌いたいととても意欲的でした。

軽い体操の後、丁寧な発声練習を10分程度行います。上品な歌声が室内に響き渡りました。
歌うときは全員が真剣な表情で、合間合間の指導では笑い声が広がります。新田先生は歌詞の持つ意味を丁寧に伝え、自ら歌って表現の指導を繰り返していました。




「歌は聴いている人に訴えるもの。歌うことは楽しいだけじゃなく、ちょっとの緊張も必要」と伝えていました。音楽とはこうやって学ぶものなのだ・・・衝撃を受けました。学生時代の自分を反省です^^;
“60の手習い”ということわざのように人はいくつになっても学べるのだと改めて思いました。
今後も新田先生を頂点に全員がレールに乗って、今まで通り地道に施設訪問を続けていく予定だそうです。「私たちは流行りの歌は歌えなくても童謡ならいつでも歌える」と話す高橋会長。

現在新規メンバーを募集中!!
童謡が好きな方ならどなたでも大歓迎です!!ぜひ音を楽しみながら学ぶ・・・そんな空間へ足を運んでみてはいかがですか。石巻童謡愛好会のメンバー全員が笑顔で待っています。