7月26日(水)石巻市主催のもと、第一回石巻市徘徊模擬訓練が開催されま
した。
この訓練は地域住民が認知症と徘徊に対し正しい知識を持つことと、適切
に声掛けや安全確保ができるようになることを目的として開催され、認知症
サポーター養成講座の受講者、一般市民、福祉関係者ら約150名が参加。
認知症の方が行方不明になったことを想定し、それぞれ6名程度のグルー
プに分かれ、泉町、羽黒町、アイトピア通りなどを歩き模擬捜索活動を行い、
認知症高齢者に会った時の声掛けや対応について実践しました。
講評では「認知症の方への対応として、まずは見守ること、後ろから声をか
けないこと、相手に目線を合わせてやさしい口調で話すこと、などの七つの
ポイントを守ることが大切。1人でできることは限られているので、弱者は地
域全体で支えられるよう、認知症の方が安心して暮らせる地域づくりをして
ほしい」とお話がありました。(渥美)