お茶っこまつりin石巻 3.11被災地からつながる輪 福祉学習会 [2016年01月30日(Sat)]
1月30日(土)渡波公民館ホールにて、NPO法人お茶っこケア(糟谷裕之代表)、生活協同組合あいコープみやぎなど四団体が主催のもと「お茶っこまつりin石巻 3.11被災地からつながる輪 福祉学習会」が開催されました。
はじめにNPO法人お茶っこケアさんの活動紹介が行われ、その後「生活とリハビリ研究所」の三好春樹さんを講師に迎え「新しい認知症ケア〜医学から人間学〜」と題した講演が行われました。 会場には介護関係者など多くの来場者が集まり、三好さんの様々な体験談や事例をもとにしたお話に聞き入っていました。 「認知症の方の行動を異常と捉えるのではなく、異文化と捉える。まず相手を理解するためには、自分の常識を疑うこと」というお話は、認知症の方に対してだけでなく、普段の人間関係でも大事なことだと思いました。 今回主催されたNPO法人お茶っこケアさんは、石巻市渡波で民家を使った小規模デイサービス「よってがいん」を運営されています。 「共生ケア」として地域の方や介護保険制度、障がい者福祉制度を利用している方々が同じ空間を共有し、お互いにフォローし合いながら、それぞれの生きづらさともうまく付き合っていけるよう、過ごしやすい居場所作りの支援をされています。 活動紹介の際、利用者の方が「毎日よってがいんを楽しみにしています。笑いが絶えない毎日です。」ととても素敵な笑顔で話されていたのが印象的でした。 【NPO法人お茶っこケア よってがいん】 https://www.facebook.com/YottegainWatanoha/?fref=ts (文責:渥美) |