NPO法人石巻スポーツ振興サポートセンター
第2回「復興ウォーキング」■日時:3月11日(月)9:30〜12:00
■集合場所:まちなかステーションマツムラ(石巻市中央2丁目10−13)東日本大震災が発生した3月11日に、被災地を歩く「復興ウォーキング」が開催されました。
昨年も開催され、今回で二回目となります。スタッフ二名で参加させて頂きました。
集合場所の「まちなかステーションマツムラ」さんは、石巻スポーツ振興サポートセンターさんの事務局兼スポーツショップです。
震災で被害を受けたこのお店は、この度リニューアルオープンされました。
お店の壁面の一部は、ガーデンデザイナーの石原和幸さんがデザインし、本物の植物で覆われています。木の温もりも感じられる、自然いっぱいのお店です。
綺麗で明るい店内です。
松村さんのブログ(
https://blog.canpan.info/suport2007/)で、お店が出来ていく過程が綴られています。
ブログを拝見し、新しいお店ができる嬉しさと、長年一緒に頑張ってきたお店がなくなる寂しさが伝わってきます。解体されていく様子を見ているのが辛いという気持ちも綴られていました・・・。
緑いっぱいの新しいお店のオープン、おめでとうございます。
この場を借りて、心よりお祝い申し上げます。
ウォーキングコースは、石巻市中心市街地〜日和山〜南浜・門脇〜渡波〜湊〜中瀬。
約10キロをおよそ50名で歩きました。参加された方の中には、県外の方、外国人の方もいらっしゃいました。
中心市街地を歩き、日和山へ向かいます。
3月11日ということもあり、多くの取材報道陣がいました。
日和山からの景色です。
南浜・門脇へ向かいます。
場所ごとに、松村さんがガイドをして下さいました。
寂しい風景。以前は人々の暮らしがあった場所・・・
渡波に向かいます。
津波で流された車がまだたくさん積み上げられていました。
下の道路は、松林が道路に沿ってずっと続いていたのですが、枯れ木がポツポツと残るだけになっていました。
この後、湊地区を歩き、中瀬に向かい、スタート地点へ戻りました。
広がる空き地、手つかずの損壊した家々、積み上げられた廃車・・・震災が起きた現実を、歩きながら改めて感じました。
松村さんは「今後も、3月11日にずっと続けたい。復興していく様子を見てほしい。」と仰っていました。
帰り際、松村さんのお知り合いの、宮崎県のサッカーチームの方達が、宮崎の名産(地鶏の炭火焼き、キンカン、日向夏、プチトマト)を提供して下さいました。
日向夏、甘くておいしい!キンカンもおいしい・・・♪
その場で焼きたての地鶏を頂きました。
どれもとてもおいしかったです!!
お土産まで頂きまして・・・。どうもありがとうございました。
松村さんをはじめ、石巻スポーツ振興サポートセンタースタッフの皆様、宮崎県の皆様、どうもありがとうございました。
『まちなかグリーンプロジェクト』のお知らせ石巻スポーツ振興サポートセンターさんは、北上川の両岸に建設予定の堤防と共存するため、“緑”で商店街を一体化した街づくりを始められました。
堤防を利用した花壇作り、商店街にプランター、ハンギングバスケット(草木などを植えた吊り鉢)などを利用した壁面・・・多くの人々が安らぎを感じられるような、花と緑の街づくりを目指しています。
詳細はこちらのHPをご覧下さい。
http://www.i-support.or.jp/cat/eq/machipro/