6月24日(日)スワン国際協力の会・千葉直美さんにお誘い頂き(いつもありがとうございます
)前回のコーヒータイムに続き、「聞いて、知って、味わって!コーヒーを通して世界とつながろう!(フィリピン編)」に参加させて頂きました。
フィリピンのコーディリエラ地方で、NGOスタッフとして働いているレナート・ギリンゲンさんが、現地のコーヒー栽培についてお話して下さいました。
レナートさんは今年三月、日本人の女性の方とご結婚されました
お隣が奥様のあかりさん。(奥様は、前回のコーヒータイムでお話をして下さった、遠藤さんのご友人です)
レナートさんのお話(英語)をあかりさんが通訳して・・・お二人のやりとりで、お話が進んでいきました
☆レナートさんのお話☆
コーヒーの歴史
・エチオピアが原産地
・その後、エジプト、イエメンへ広がり、さらにアフリカ、トルコなどへ・・・
・1740年にフィリピンにコーヒーの木がやってきた
コーヒーは大きく分けると四種類
・ロブスタ
・エクスエルサ
・リベリカ←山岳地方でしか作れない。コーディリエラではこれだけ作っている。
・アラビカ←日本で飲んでる種類。味も香りも質が良い。ロブスタと比べてカフェインが半分。
育て方
・まず質のいい実を選ぶ(一つの実に二つの種が入っているのが良い)
・種を植えるウネを整える
・育った苗を3mぐらい離して植える(葉が広がるので、間隔を空ける)
・日光を当てる、水やり、害虫(実の中に入って実を食べる虫がいて、大きな問題になってる。ぎゃーー
)と病気の管理、肥料の調整をする
・コーヒーと一緒に他の木を植えたり(日当たりを加減できる)バナナを植えたりする(湿気を保てる)
・コーヒーの木の剪定(ある一定の高さで枝を切る)
実の収穫
・赤い実だけ収穫。ひとつひとつ丁寧に獲る。
・水に浮かべる。沈んだものが質が良い。浮いてるものは自家用にする場合が多い。
・機械で実と種を分ける※収穫後48時間以内にする
・水で表面のヌルヌルしたところをとり、日光で乾燥させる
できた豆
・噛んでみて、割れると良い。(水分量ちょうど良い)ハンマーで叩いたりも。
・豆は等級が付けられる。100%の選別は難しい。
☆ミニ情報☆
フィリピンのコーヒーはいくら?
・喫茶店、レストランで50〜60円くらい
・スターバックス(フィリピン店)では180円くらい(ストレートのブラック)
フィリピンの人はコーヒーをどれくらい飲む?
・お年寄りは1日に2〜3杯
・若い人は紅茶を飲んだりもする(コーヒーだけ飲むわけではない)
・フィリピンではインスタントコーヒーが人気だったり・・・(フィリピン産ではない)
あいさつ
・朝起きると、おはようという意味で、『カピタコ』(コーヒー飲もうよ)と言う。カピタコは、こんにちはという意味もある、気軽に挨拶で使える言葉。
お話を聞きながら、コーヒーとアイスを頂きました
お皿が可愛い・・・
とてもおいしかったです。ごちそうさまでした
興味深いお話をして下さった、レナートさん、あかりさん、ありがとうございました★
お話おもしろかったです
お二人とも、末永くお幸せに・・・
前回に引き続き、ルーテル教会救援スタッフ遠藤さん、押野さん、スワン国際協力の会さん、モミの木さん、ありがとうございました★
by武山
☆リンク☆
☆旅するフェアトレードカフェ NOAH’S CAFE
フェアトレード商品の販売や、一日カフェや出張カフェ、イベントへの参加やイベント開催をしていらっしゃいます。
http://noahscafe.main.jp/当日、NOAH’S CAFE・押野さんが持ってきて下さったお品です。
可愛いうさぎ
☆People Tree
フェアトレード商品が通販できます。服、雑貨など、いろいろあります。
http://www.peopletree.co.jp/