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「知って安心、認知症」 [2015年06月09日(Tue)]

9日10時から、山下駅前の山下屋内運動場で行われた
山下地区協同のまちづくり協議会が主催の講演会に参加しました。
「認知症にやさしいまち、石巻をめざして」をテーマに
講師に医学博士の粟田主一先生を迎えて、
「知って安心、認知症」と題された講演会でした。
あいにくのお天気ながら体育館には多くの方が集まりました。

認知2.jpg


認知症は現在、高齢者の6人にひとりが発症していて、
このまま増え続けていくと2060年には4人にひとりの割合になってしまうとのことで、
誰もが年を取る以上、他人事ではない、いちばん身近な病気です。
世界一の長寿国である日本にとっては、特別深刻な問題になっています。

認知症になると、記憶・空間認知・言語認知といった脳の基本機能が損なわれ、
社会的困難が生じてしまいます。
初期に正しい診察と、生活習慣の改善などの必要な予防は不可欠です。
しかし、もし認知症になってしまった場合、
まず先に、社会参加や、外出等、生活手段の機能から支障をきたしてくるそうですが、
その部分は介護保険サービスの対象にはなりません。
サービスを受けられるのは、基本の生活のための部分のみです。

つまり、すべてを見守ることができるのは家族だけになってしまいます。

認知1.jpg


お話の中で、網地島の取り組みについて少し紹介がありました。
網地島は高齢化率が70%ですが、
網小医院で、定期的に看護師や保健師,地域包括支援センター職員,
医師などが集まり、認知症啓発を行ったり、
漁業協同組合の婦人部の方々が見回り支援を行ったりと
認知症の暮らしを支える地域づくりが進んでいるそうです。

網地島のように、地域の人々が認知症を理解し、
お互いを気遣い気に掛けることで信頼関係をつくり、
ソーシャルサポートを継続していけば、
「やさしいまち石巻」をつくることができるはずです。

まずは自分の住んでいる場所の、
ご近所の方々との交流から見直さねばならないかもしれません。


講演終了後、積極的に質問される方が多く、参加者の関心の高さに驚きました。


人間は、ただ生きることが大切なのではなく、
社会にかかわって生きることこそが大切なのだという、
粟田先生の最後の言葉がなにより印象的でした。


文責:阿部
Posted by スタッフ at 16:22 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)