CANPAN・NPOフォーラムin石巻 [2012年11月06日(Tue)]
10月22日(月)ISHINOMAKI 2.0さんの拠点兼交流スペース「IRORI石巻」にて開催された、「日本財団CANPAN・NPOフォーラムin石巻〜あらためてNPOの情報発信と助成金とITと〜」に参加させて頂きました。
まずはじめに、日本財団・山田泰久さんが、情報発信についてお話して下さいました。ホームページ、ブログ、Twitter、Facebook・・・それぞれの発信ツールの特徴や使い分け(HPは様々な情報発信のポータルサイト、ブログは団体としての活動記録、Facebookは個人のネットワークを広げるのに便利、情報拡散・収集ならツイッターなど)等お話頂きました。 また、こんなお話も。インターネットを利用しない女性(主婦の方)が、ネット上で告知した事業の募集に相談にきた→どうやって女性は情報を入手した?→HPで募集告知を見た学生が、ページをプリントアウトして女性に渡した。ターゲットではない人がHPを見ても、そこから情報は広がる可能性はあるので、ネット上で情報発信をどんどんしよう・・・と、教えて頂いたお話でした。 CANPANさんのブログはこちら。https://blog.canpan.info/cpforum/ 今回のフォーラムに協力されている、情報レンジャーさんがゲストとして活動紹介をして下さいました。情報レンジャーさんは、被災地の様子や情報をインターネット上で発信して下さっていますたくさんのボランティアさんで成り立っていて、外国人のボランティアさんもたくさん関わっているそうです。 情報レンジャーさんのHPはこちら。http://tasukeaijapan.jp/ 続いてのゲストは、こちらも協力されている団体のISHINOMAKI 2.0さん。代表の松村豪太さんは以前、ご自身が関わっているNPO団体(石巻スポーツ振興サポートセンター)のCANPANブログ(こちら。https://blog.canpan.info/suport2007/)で活動報告をしていて、たくさんの方がアクセスして、メッセージをくれたことにとても励まされたそうです。ISHINOMAKI 2.0立ち上げの元にもなっていて、2.0ができたのはCANPANさんのおかげといってもいいかも・・・そんなことを仰っていました ISHINOMAKI 2.0さんのHPはこちら。http://ishinomaki2.com/ 最後に、日本財団の橋本朋幸さんが、助成金についてお話して下さいました。 日本財団は、ボートレースの収益を助成金とし、NPO団体などへ交付されています。 震災後はたくさんの支援金が寄せられ、早く団体へ配らなければいけない、渡す団体を早く選ばなければいけない、とにかく早く早く・・・と、とても大変だったそうです。いろいろと反省などもあるそうで、審査担当者の方の悩みや苦労が伝わってきました。 助成金申請の際、押さえておいてほしいこととして、支援対象項目と合っているか確認すること、疑問などがあれば申請前に助成元へ相談してみること(日本財団は相談を受けている)、情報発信が大切なこと(HPやブログを見て団体の情報を掴むことが多い)、課題や事業目標を可視化・数値化してみること(現在の状況のままだとこんな悪い状況になってしまうと具体的に記載し、数値化してみる→例・仮設住宅7,000戸、20,000人の被災者のコミュニティ形成)とお話頂きました。 助成金情報はこちら。http://fields.canpan.info/grant/ フォーラム終了後、18:00から、ブログに着目した「NPOブロガー会議in石巻〜今だからブログ、ここだからブログ〜」が開催されたようです。 日本財団・山田さん、橋本さん、お話ありがとうございました 2.0さん、おいしいコーヒーご馳走様でした |