『東京ディズニーリゾートに見る CS戦略・人材育成・接客ノウハウ』を受講してきました。 [2014年10月22日(Wed)]
10月22日(水)石巻グランドホテルにて開催された、公益社団法人石巻法人会主催の講座『東京ディズニーリゾートに見る CS戦略・人材育成・接客ノウハウ』を受講してきました。
講師は、オフィスにしむら代表の西村秀幸氏。ジャーナリストとして時事問題分野の執筆、小規模事業者を中心のコンサルティング事業を行っています。関西弁の軽快な早口トークで、2時間の講座ではありましたが、中身のいっぱい詰まった内容でした。 東京ディズニーリゾートは、個人的にも大好きでよく訪れていて、そのホスピタリティーには毎回感心させられています。今回の講座では、30年間もの長きに渡り日本最大のテーマパークとして、多くのゲスト(来場者)に愛され、生き残ってきた理由を紐解いていただきました。 『全員が主役』 いつ訪れても。。平日でも連休でも、ハロウィンやクリスマス、年末年始でも、ランドもシーも区別なく、ゲストは気持ちよく目一杯楽しい時間を過ごすことができる。。 これはキャスト(従業員)ひとりひとりのスキルだけではなく、『全員が主役』であるという一貫した従業員教育の賜物なのだと理解できました。ゲストだけではなく、キャストも主役を演じている演者である、と。引いては、ディズニーという企業を発展させている戦略のひとつなのです。 『ぶれないポジショニング』 例えば、銀座の繁華街のデパートが、より高い利益を追求した結果、小売業ではなく貸しビルに路線変更したら。。その企業の未来はどうなるでしょうか。 次々と追随し、銀座があの高級デパートが立ち並ぶ素敵な通りの雰囲気が一変したら、その地域の価値も下がり、貸しビルも空き室が目立つようになるかもしれません。 西村氏は、有名な企業の事例を紹介しながら、創立者の理念を継承している企業が成功し生き残っていると話しました。 他にも、いろいろな視点からたくさんのヒントをくださいました。営利・非営利での違いはありますが、組織を運営する、組織の中で働く際の大きな目標が見えた気がします。 (文責:清水) |