健康の為の講演会 [2012年10月11日(Thu)]
9月29日(土)石巻合同庁舎5階大会議室で開催された、EMエコクラブみやぎ3周年記念講演会「病院に頼らない 健康の考え方」に参加させて頂きました。
医師であり、医学博士でもある田中佳(よしみ)先生が、「病院や薬に頼らずに生きること」「病気にならない身体をつくること」をテーマにお話して下さいました。これまでの医療現場での経験で、気付いたこと・思ったことに対して、ひとつひとつ丁寧に掘り下げ、病気にならない身体づくりの為のアドバイスを下さいました。 はじめに、病院は病気を治す手助けを借りる場所であり、医学はあくまで病気の対処で、完全に病気を治す(なくす)ことは無理であること、発症も完全に防げないこと等、医療に対する心得としてお話されました。また、病気を治す基本は自然治癒力で、この力は本当に凄いこともお話されました。(過去に死期目前の患者さんが元気になり、驚いた経験から、強く実感したそうです。その事がきっかけで医学に対しての考え方が変わり、講演活動に力を入れるようになったそうです。) −EM・食べ物のお話− ・EM(有用微生物群。あらゆる環境に良い影響を与える善玉菌の集まり。)を生活に取り入れると良い。EMは人にも環境にも優しく、肉アレルギーの方が食べても大丈夫なEM乳牛の育成や、河川浄化・悪臭除去など、様々な目的で使用されている。 ・腸内の善玉菌を増やす為に、乳酸菌が多く含まれている発酵食品(納豆、ヨーグルト、チーズ、味噌、醤油など)を食べる。 ・体内で酵素が働きやすい役目をする、ビタミン(野菜、果物)とミネラル(種子類【玄米、大豆、ゴマなど】、海藻類)を取り入れ、代謝を上げることも大切。 ・トランス脂肪酸を多く含む食べ物は控える。(マーガリン、インスタント食品、ファストフード等) ・糖分の摂りすぎは×(イライラする子どもが増えたり、子どもの発育にも悪影響) −心のお話− ・ストレス→万病の元 ・幸福感→健康の元 笑う門には福来る、気の持ちよう、病は気から・・・間違いではない! −まとめ− 良い食材を身体に摂り入れて、適度な運動をして、適度に眠り、楽しく生きる。 「過ぎ」は×。食べ過ぎ、働きすぎ、考えすぎ、頼りすぎ、こだわりすぎ、寝すぎ・・・何事もほどほどに。 とてもおもしろい先生で、楽しくお話して下さいましたもっといろいろ聞きたかったなと思いました。病院に頼らず、いつも健康でいられるように、頂いたアドバイスを生活に活かして、元気に過ごしていきたいです。 田中先生、EMエコクラブみやぎさん、どうもありがとうございました ◆ブログのご紹介◆「田中佳先生のブログ」http://ameblo.jp/emkanayoshi/ ◆本のご紹介◆ 田中先生が執筆された本です。講演会の内容がまとめられている本だそうですので、ぜひお読みになってみて下さい 発想の転換で元気に長生き「健康自立力」 出版:メタモル出版 定価:1,600+税 【内容紹介〜HPより抜粋〜】 病気になってからの心配をするより、病気にならない身体をつくる! 琉球大学名誉教授・比嘉照夫氏推薦! 病気や薬に頼らずに生きること。そして病気にならない身体をつくること。そのために必要なのが健康自立力です。キーワードは「食事」「習慣」「EM(微生物)」。これらを上手に活用すれば、健康を手に入れることができます。病気になってからのことを心配するより、病気にならない生き方を始めましょう! ◆EMエコクラブみやぎ◆ EMを活用し、環境問題の改善に取り組んでいる団体さんです。 地元の小学生と一緒にEM団子を作り、川に投入したり、震災後は建物の悪臭除去の為、EM散布をされました。HPはこちら |