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官邸斜向かい〜霞門の眼 by 石川和男

政治・経済・社会の動向から明日明後日を読むということで。


農水省出先 〜 食品偽装表示 検査遅れ48% [2010年08月18日(Wed)]

 今朝の読売新聞ネット記事によると、農水省の食品表示監視について、総務省が9か所の地方農政局・農政事務所の06年度と07年度の実績を調べたとのこと。

【記事要旨】
・偽装表示など情報把握から業者への立入検査や任意調査までに1週間以上かかった事例が48%。
・総務省は農水省に配置見直しなど今月中に勧告。
・監視担当職員は全国農政局・事務所に1700人、東北農政局や東京農政事務所など9か所に500人。
・総務省はJAS法に基づく立入検査と任意調査の計508件を抽出、情報把握から検査着手するまでの日数を調べたところ、48%244件が7日以上。
・担当職員当たり取扱件数も最大4.2倍の差。

 ↓

 お役所仕事と言えばそれまでの話。それまであまりにも平穏無事だった場合、突発的不祥事やその後の制度整備には相当の時間を要する。JAS法の検査・調査に限らず、法定検査・調査の体制や手法を民間から公募してみるべき。

 民間からの提案を採用するかしないかは、その時々の判断に依るだろうが、それ以前に、公的規制の手法などに関して多くの知恵が民間側にあることを顕にすることが必要である。

 技術的には、現場にいる人々が一番熟知しているに決まっている。規制の内容や運用方法も、周辺事情や技術動向とともに進化していかなければならないはず。お役人による直接的な検査・調査だけが規制の趣旨を体現できるわけではない。
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