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官邸斜向かい〜霞門の眼 by 石川和男

政治・経済・社会の動向から明日明後日を読むということで。


予算要求基準 〜 「各省一律10%減」 [2010年07月23日(Fri)]

 今日の読売新聞ネット記事によると、政府は11年度シーリングに社会保障費などを除いた歳出の一律10%削減を盛り込む方針とのこと。

【記事抜粋】
・民主党が提言した医療や環境に重点投資する特別枠2兆円財源を捻出するため。
・歳出大枠は71兆円以下を堅持。
・地方交付税(17.5兆円)、社会保障費(27.3兆円)、子ども手当など実施済みの民主党マニフェスト関連予算(3兆円)を除いた23兆円を10%削減対象。

 ↓

 参院選で敗北を喫したマニフェストの関連予算を堅持するのは説明し切れないという話。地方交付税と社会保障費を真剣を必要最低限にしていこうとしなければ、10%削減など達成しようもない。

 この二つを維持しながら10%削減ができるほどの政治力を、今の内閣が持ち得るのだろうか。昨年大勝した衆院選直後でさえ、財務大臣以外に真の“査定大臣”は現れたとは言えない。

 まして子ども手当などのマニフェスト関連予算については、参院選の結果が何ら斟酌されていない。旧自民党政権時代の配分比率不変の法則を打破してメリハリを付けるのは大変結構なことだが、総額は膨れ上がってはどうしようもない。

 予算組替えは、理念だけ掲げても進まない。首相と財務相が強くならなければなし得ない。破滅的キャラの要求大臣が一人でもいれば、かなりの刺激にはなるだろう。
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