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官邸斜向かい〜霞門の眼 by 石川和男

政治・経済・社会の動向から明日明後日を読むということで。


“増える空き家の活用を” [2009年12月13日(Sun)]

 今夜のNHKニュースによると、全国で増え続けている空き家を住宅確保が困難な人たちの住まいや高齢者向けの福祉施設として活用していこうというシンポジウムが開かれたとのこと。

【記事概略】
・全国の住宅に占める空き家の割合は去年は13%とこれまでで最高。
・シンポジウムを開いた市民団体代表幹事で千葉大学教授は「増え続ける空き家を活用しようと思っても、所有者が安心して貸し出せる仕組みがまだ少ない。行政だけでなく、地域や市民が工夫することで取り組みが広がる機会になれば」。

 ↓

 空き家と入居希望者の100%需給マッチングは無理だろうが、相当程度はマッチングさせようとしても、国と地方、福祉と住宅といった現行の縦割行政のままでは殆ど進まないだろう。政治主導とは、こうした縦割を打破することに真骨頂があるはず。

 独立行政法人や公益法人といった官業法人は、こうした分野で仕事を取っていけば存在意義を発揮できようというものだが、そういう発想は今のところ見当たらない。所有者が安心して貸し出せる仕組みがない中で、官業法人がその役割を担うとどうなるか。

 誰も手を付けていなければ、民業圧迫にはならない。政治主導が遅々としていると、やがて官僚主導になっていく。以前とは違う官僚主導であれば、政治主導よりも歓迎される結果になる可能性もある。
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