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官邸斜向かい〜霞門の眼 by 石川和男

政治・経済・社会の動向から明日明後日を読むということで。


『ヤミ金利用検討』2割 〜 貸金業法改正影響調査 [2010年11月21日(Sun)]

 昨日の東京新聞朝刊によると、消費者金融などからの借入額を制限する「総量規制」の該当者の2割がヤミ金融を利用する可能性があることが、日本貸金業協会の調査で分かったとのこと。

〔記事要旨〕
・総量規制は6月に導入。総量規制該当者の15.5%が「どうしようもない状況になれば、ヤミ金など非正規業者でも借り入れせざるを得ない」、4%が「必要に応じ借り入れを検討する」と、ヤミ金利用可能性がある人は計19.5%。
・希望通りの借入ができなくなった人は総量規制該当者の69.5%、専業主婦の53%。
・急増しているカードショッピング枠現金化業者の利用可能性があるとした人は、総量規制該当者の32.9%、専業主婦の20.8%。

 ↓

 政府の認可法人による調査の結果であるという話。詳細は日本貸金業協会資料を参照されたい。個人であれ法人であれ、資金繰りに苦労したことのある者なら誰しも考え得ること。

 その資金繰りが、貸金業者(=貸金業法に基づく登録を受けた者)によるものかヤミ金業者(=貸金業を営む者であって貸金業法の登録を受けていない者)によるものかについて、重きは置かない場合は多いだろう。そんなことは二の次となる。

 何が正義は人それぞれ異なる。“多重債務者を救済すること”が正義である場合もある。『急な資金繰りにリスクとコストに見合った迅速な融資をすること』が正義である場合もある。

 その機能を破壊することは正義ではない。その機能を復活させることは正義である。通常であれば、誰も損しない。
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