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官邸斜向かい〜霞門の眼 by 石川和男

政治・経済・社会の動向から明日明後日を読むということで。


政策コンテスト 〜 「光の道」は見直しの声 [2010年11月11日(Thu)]

 昨日の共同通信によると、政府は11年度特別枠配分に向けた「政策コンテスト」の公開ヒアリングを開始したとのこと。

<記事要旨>
・総務省「光の道」整備推進事業には「90%以上整備されているのに利用率は30%。まずはこのギャップを縮めるべきだ」。
・玄葉国家戦略相は、「計2兆9千億円の要望を1兆3千億円余りに絞り込む極めて厳しい作業になる」。
・9千億円を要望した文科省には「既存予算の付け替えが目立ち、やり過ぎだ。厳しく査定せざるを得ない」。文科省は「人件費が予算の7割を占める。理解してほしい」。
・特別枠は重要施策への予算組替を目的に設定。各府省庁から189事業の要望。

 ↓

 数ヶ月前の各大臣の判断を覆すのは非常にしんどいという話。一度ぐらいはこうした試行も良いかもしれないが、本来は奇妙なこと。来年以降も継続するのであれば、概算要求前に実施すべき。

 そうでないと、概算要求そのものへの信頼性が更に崩れる。特別枠は性格上では予算の組替に資するようになっているが、実際の資金供与先を見ないと本当のところはわからない。

 予算至上主義から決算重視主義に移行する契機とされたい。予算編成段階でいくら工夫を凝らしても、執行段階で凝らされる工夫が結局は凌駕してしまう。よって、決算が最重要となる。それが『民間並み』というものだ。
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