マイナンバー講義振り返り[2015年11月12日(Thu)]
こんにちは。ライフ仙台の炭水化物です。
先日ライフ仙台にてマイナンバー講義がありましたので、今回はそれを振り返ってみようと思います。
どんな制度にも利点と欠点はあると思います。利点は活用しつつ、安易に扱わず、自分からトラブルに足を踏み入れないよう気を付けたいですね。
先日ライフ仙台にてマイナンバー講義がありましたので、今回はそれを振り返ってみようと思います。
- ■マイナンバーとは何か?
- 国民一人一人に割り当てられるナンバーで、今後「税」「社会保障」「災害対策」の分野で活用が始められるそうです。番号は基本的には一生変わらず、住民票のある人、全てに適用されます。
- ■マイナンバーのカードには2種類ある
- 「通知カード」
平成27年10月以降、簡易書留で送られて来ます。氏名、住所、性別、生年月日が記載されています。本人確認には免許証やパスポートが別途必要です。
「個人番号カード」
平成28年1月から交付されるカードで、表には氏名、住所、性別、生年月日、顔写真。裏面にマイナンバーが記載されています。身分証明書として使うことも可能です。 交付は無料ですが、上記の通知カードが届いた後、自分で申請する必要があります。
現時点では通知カードに入っている書類を使い郵送で申請するか、WEB申請が選択できます。カードは申請後、来年1月から各市町村窓口で受け取ることが出来ます。受け取りの際には通知カード、身分証明書、交付通知書が必要です。交付通知書は個人番号カードの申請後に届きます。 - ■メリット
- 行政の効率化、公平なサービスを目指します。各機関で管理している情報を共有し、効率化を図る他申請に必要な書類の削減、待ち時間の短縮や不正受給の防止などが期待出来るそうです。ただし個人情報自体はこれまで通り各機関で分散して管理され、通信時は暗号化されたり情報セキュリティ面での配慮もあるそうです。
- ■デメリット
- ナンバーが使われる分野は「税」「社会保障」「災害対策」と決まっており、法律で規定のあるもの以外での利用・収集が禁止されています。他人に「教えて下さい」と言われたからといって「はい」と素直に他人に番号を教えるのは大変、危険な行為だということです。 企業にナンバーを提出した際、その安全管理が提出先の企業に委ねられてしまう面もあります。ただしナンバーの不正入手や漏えいをした場合罰則の対象になります。
どんな制度にも利点と欠点はあると思います。利点は活用しつつ、安易に扱わず、自分からトラブルに足を踏み入れないよう気を付けたいですね。