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アイエスエフネットライフ仙台は、障がい者あるいは就労困難な環境にある方々のために支援をし、仕事を生み出し、雇用の機会を提供することに焦点をおいたビジネスを創造する会社です。
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「つながる雇用を実現します!」を読んで[2015年11月09日(Mon)]
こんにちは。ライフ仙台の炭水化物です。

先日「つながる雇用を実現します!」を読みました。

この世の中に、自分はずっと1人でいたいと心の底から思っている人はいるでしょうか?私は絶対にいないと思っています。家の外に出ることができず、ひきこもっている人でも、本当は社会や他人とつながりたいと思っているはずです。

冒頭の一部でこう書かれる本の中では、アイエスエフネットグループで働いている、障がいを持った方達にまつわるエピソードや、障がい者雇用や社会の在り方に対する渡邉社長の考えが書かれています。

知的障がいを持ちながら素晴らしい書道の達人で活躍されている方の事例、視力を徐々に失う病気を持ちながら殆どの人は目が見えない事にすら気づかないほどの働きをする方の事例、自己判断で薬を止めた結果トラブルを起こしてしまった事例など・・・様々な人が登場します。

また、後半部分では障害者権利条約障害者年金障害者総合支援法など、制度面についても触れられています。今まで知らずに過ごしてきた制度がないか確認してみては如何でしょうか。制度面でのサポートもまた不安を軽減します。

一方で、グループに入社した人にはルールを守ってもらうこともとても重要視していると述べられています。
逆に言えば、ルールを守れる人なら障がいに関わらず分け隔てなく雇用を守るという考えです。

仕事がきちんとできていれば、それは働くことの本質と関係ありますか?」と語ります。

その他、健常者と同じにならなければならないという固定観念を持つ親逆に子供を追い詰めて引きこもりの原因になっているケースや、障がい者と認定されないボーダーラインの方雇用問題「障がい者」という1つの枠の中に押し込まれ適性が活かされないなど、現状の社会が抱える課題についても触れられています。通常で使われる「人材」の文字を「人財」と表記し、過度な競争・効率社会にも疑問を呈します。

不安なのは、どうすればいまの状況を良くできるのか、という知識がないからです。つまり、知識を得ることができれば、不安はなくなるのです。

今「この先どうしたら良いのか」と漠然と毎日1人で(または家族だけで)考え込んでいる方、途方に暮れている方が、1人でもこの不安の悪循環から抜け出し、次のステップに進めることを願っています。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/isfnetlife-sendai/archive/6282
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