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ピカソ展[2015年08月27日(Thu)]
こんにちは。ライフ仙台、流離(さすらい)の画家です。
まだまだ暑くて体調、気分共に低迷している方が増えている様に感じますが、この暑ささえ乗り切れば今年も宮城県美術館で良い絵が見られます。

それは…
ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展です。
期間は10月31日〜12月23日なので少し先とはなりますが、難しい絵なので見方の調整や知識の下積みをしておけば、余計に楽しめると思います。

ピカソは画法として特に「キュビズム」を使います。元々キュビズムとは三次元の空間にある対象の形を識別出来ない程に分解し、二次元の画面上に再構成するという「分析的キュビスム」の事を言います。その後、画面に新聞紙やラベル等の、伝統的な画材とは異なる素材を貼り付けて画面を再構成する「総合的キュビスム」へと移行しました。

言葉で説明されても何の事だか分かりません。簡単に言えば「対象となる形態の極端な分解・単純化・再構成、伝統的な遠近法を用いるという事です。
これを更に突き詰めますと見たままに描くのではなく、現実的に見えない物や方向、感情、意味、考え等の全ての感性、事実、展望が合わさっている、という事です。

ピカソの絵を見て、本当の意味で感心出来る人はいないのだと思います。
私もピカソの絵で色の置き方については感心しますが、何を目的で描いたのかは問題にしていません。それは時間や空間を超えて受け取った印象を、そのままの形で描いた「容」だと感じるからです。
それこそが抽象画!…私はまだまだその境地を理解する事が出来ません。これは理解出来れば自分も作れる、という考えからです。

絵画には「答え」がありません。答えの様な物を見つければ、それには必ず疑問点が永久に連なって来ます。これからも様々な絵画を見て勉強し、自分の作品を「考え」の面で補強して行きたいです。

話は飛びましたが、「ピカソ展」に対する私の思いです。色々な意味がふんだんに詰まっておりますので、もしお暇があれば覗いてみて下さい。宜しくお願い致します。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/isfnetlife-sendai/archive/5991
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