
思い出のアニメ24「機動戦士ガンダムF91」[2013年12月12日(Thu)]
こんにちは、ライフの二等兵です。
今回は私の思い出のアニメとして、映画「機動戦士ガンダムF91」について書いてみようと思います。

ストーリーは、宇宙のスペースコロニー(増えすぎた人口を宇宙に移民させる為に作られた巨大な居住施設)で平和に暮らしていたティーンエイジャーの主人公が、ある日戦争に巻き込まれ、いろいろいきさつがあってガンダムに乗り込み、最終的に悪の親玉を倒してガールフレンドを取り戻すという内容です。
主人公が親しげなヒーロータイプで、ラストもハッピーエンドであり、作品として一つの映画の中で完結しているなど、ガンダムの中でも入りやすい作品で、個人的には宇宙世紀(初代ガンダムに連なる世界観)を描いたシリーズの中でも好きな作品でした。

主題歌は森口博子さんが歌う「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」で、当時のヒット曲となり、ガンダムの主題歌であるこの曲で紅白歌合戦初出場を果たしたという逸話があるそうです。
また、ガンダムの名称として使われた『F91』の由来について調べてみたところ、自動車レースの最高峰である「F1」のF(当時はホンダがイギリスの名門であるマクラーレンチームへF1用エンジンを供給しており、『マクラーレン・ホンダ』として数々の記録を残したほか、マクラーレンに所属していた伝説のF1ドライバー、故アイルトン・セナ選手が活躍していた時期でした)と、映画が公開された年である91年を組み合わせたというのが由来らしいです。

現在はブルーレイ化もされていますので、機会があれば高画質でまた観たいな、と思いました。

また、富野由悠季監督が執筆した小説版もあり、映画では時間の都合で描ききれなかった細かな表現が見れて面白かったです。
マンガ作品では、映画の続編となる『機動戦士クロスボーン・ガンダム』も制作されており、このマンガもとても面白かったので、興味のある方は合わせて読んでみて下さい。