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平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動 番外編[2012年03月06日(Tue)]
平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動

番外編


事故もなく無事に活動を終了できました。

ここで、今回の活動で発見した日本軍の小銃弾(ライフルの弾)が70年近く経った今でも、本当に使用可能なのかを確かめてみたいと思います。

とは言いましても、発砲するわけにはいきませんので、銃弾から火薬を取り出して燃やしてみたいと思います。

ここでひとつお断りしておきたいのは、この実験は銃弾の構造などの知識がある者が安全を配慮して実施しました。
したがって、一般には危険ですので、絶対に真似をしないでください。


まず、銃弾の先端部分の弾丸を岩にたたきつけて取り外します。

すると中から火薬がでてきます。

078.JPG


日本軍の火薬は、ひとつひとつの粒子が四角いのが特徴です。
これは大きなものに使用する火薬も同じように大きな四角となっています。

遺骨収集をしていると、1センチ四方ほどの火薬の粒子もよく発見されます。

アメリカ軍の火薬は、ひとつひとつの粒子がマカロニのように穴があいた筒状になっています。

したがって、この小銃弾は日本軍のものだということがわかります。

076.JPG

四角い粒子が特徴的な、日本軍の火薬


取り出した火薬にライターで火を着けてみます。

ここで燃えれば、この銃弾は使用可能だということになります。

さあ、火を着けてみましょう。

079.JPG


見事に勢いよく燃えました。

081.JPG

火薬は勢いよく燃え、すぐに燃え尽きた


つまり、この銃弾は信管さえ動けば発砲が可能だということです。

このように、沖縄には数多くの銃弾や不発弾が転がっているということなのです。

手榴弾に関しては、日本軍のものは信管部分の真鍮が錆びて動かないため、まず爆発の危険は無いと思われますが、アメリカ軍の手榴弾は現在でも爆発すると言われています。

私たちは活動時に危険な爆発物を発見した場合、必ず目立つ場所に目立つように置いておきます。

また、あまりにも多くの銃弾や爆発物が見つかった場合は、警察に連絡し自衛隊に処理していただきます。

皆様がもし沖縄で爆発物を発見した場合は絶対に触らず、危険な場合は警察に届けましょう。


このように沖縄では、70年近く経った現代でも多くの戦争の傷跡を見ることができます。

私はそれらが平和な時代しか知らない平和ボケした我々に、何かを語りかけているように思うのです。

144.jpg




おわり
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