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平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動 10[2012年02月19日(Sun)]
平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動
10


この日が最終日ということもあって、いつになく緊張感を持って活動に挑んでいます。

やはり入り口付近は掘れば掘るだけ御遺骨が出てきます。

一つ一つの御遺骨を丁寧に取り出しながら、67年前の惨劇を繰り返さないために、後世に語り継ぐことを改めて誓います。

H氏ご夫妻は入り口を当時の地盤まで掘り下げ、ゴミで埋もれ狭かった入り口はかなり広くなりました。



しかしこの入り口付近からは、砲弾以外は何も出てきませんでした。

夕方に近づき、6日間の活動は終了いたしました。

今回もすべての方に事故もなく、活動を終えたことに全員で感謝します。

そしてこの6日間で収容した御遺骨をすべて並べて、線香をお供えし戦没者に対して哀悼の誠を捧げると同時に戦争終結と現在の平和な日本のことを報告します。


掘り出す場所によって、御遺骨の色も違っている。




頭蓋骨。




火炎放射器により完全に炭化した御遺骨



このあと、H氏に御遺骨を預けました。

これらの御遺骨はH氏が活動を終了するときに一緒に平和祈念公園内の仮安置室へ納め、鑑定される日まで静かに眠ることになります。

つづく



平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動 9[2012年02月11日(Sat)]
平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動


活動最終日

この日で今回の活動は終了です。

最後だということもあり、気分を引き締めて最後まで事故が無いようにやっていきます。


この日、NHK沖縄放送局が取材に訪れました。

この記者の方は以前電話ではお話したことがありましたが、お会いするのは初めてです。

20代半ばの女性記者ですが、3年ほど国吉氏の取材を続けているとのこと。

今回は、取材を受けながらの作業となりました。


私と国吉氏は昨日の続きを、H氏夫妻は入り口周辺の広い範囲を掘り下げていきます。

私たちのほうは相変わらず多くの御遺骨が出てきます。

しばらくして、H氏が砲弾の不発弾を発見しました。

日本軍の75ミリ砲弾です。

この壕は北側に出口がありますので、おそらく北部より南進する米軍を迎え撃つための兵器の一つではないかと考えられます。


日本軍75ミリ砲弾


入り口を入ったほうでは次々に御遺骨が出てきます。

弾薬もたくさんでてきます。

私はとにかく一柱でも多くの御遺骨をお出ししたい思いで、必死になって掘り続けました。

つづく

平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動 8[2012年02月05日(Sun)]
平成24年 沖縄戦戦没者遺骨収集調査活動


国吉氏とともに掘り続けること数時間。

狭い壕の入り口がだんだんと広がります。

通常は熊手で掘削していくのですが、御遺骨を発見すると丁寧に手で御遺骨を壊さないようにゆっくりと掘りだします。

長い年月の間、人々に忘れられていた御遺骨に、木の根が絡みついています。

驚いたのは、御遺骨の中の空洞に綺麗に根が通ってしまい、どうしても御遺骨に傷をつけなければ(割って壊さなければ)取り出せない状態の物もありました。


太い木の根が絡みつく御遺骨(写真右)




御遺骨を発見して丁寧に手で掘り出す、国吉氏。
その作業の手際は素晴らしく良い。


御遺骨は「掘れば掘るほど出る」といった感じで、すぐに持ち込んだバケツはいっぱいになりました。


いったん外へ出て遺留品と御遺骨を丁寧に選別します。



壕の入り口付近は、だいたいこのような感じで御遺骨が多く出ることが多いです。

アメリカの映画「ザ・パシフィック 第9章 沖縄」をご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、ここでもまさにあの映画のような出来事が起こっていたかと思うと、涙が出そうになります。

まだご覧になられていない方は、是非ご覧ください。他の戦争映画にはないほど、相当リアルに描かれており、目を覆いたくなる場面が多いのですが、これが戦争だということを忠実に描いていると思います。

この日はこれでいったんかたずけることにしました。

つづく

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