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島と海のネット

島と海のネット(IO Net: Islands and Oceans Net)は、政策提言「島と周辺海域のより良い保全と管理に向けて」の実現を目指し、自発的に連携・協力する機関や個人(「パートナー」とします)の国際的な協働ネットワークです。


プロジェクトへのご協力・参加者の募集について [2017年07月05日(Wed)]

 現在、島と海のネット(IOネット)では、第1回、第2回の総会での議論など、関係者からの追加提案を受け、9つの事業案(プロジェクト)を取りまとめました。現在、これらのプロジェクトにメンバーとして主体的にご参加・ご協力いただけるパートナーのみなさまを募集しております。それぞれのプロジェクトの概要につきましては、以下をご参照ください。興味・関心のあるプロジェクトがございましたら、ご所属、お名前、ご連絡先とともに、該当するプロジェクト番号をメールにて末尾の連絡先までお知らせください(期限は特にございません。)。それぞれのプロジェクトに関するお問い合わせも随時受付けております。皆様からの関心・お問い合わせは、それぞれのプロジェクトにおけるコンタクト・ポイントと共有させていただきます。

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プロジェクト1(島の管理戦略の策定)
コンタクト・ポイント:笹川平和財団海洋政策研究所(OPRI-SPF)、南太平洋大学(USP)

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プロジェクト2(島の保全のためのエコエンジニアリング)
コンタクト・ポイント:太平洋共同体(SPC)、東京大学

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プロジェクト3(ICM 手法を用いた沿岸生態系の保全)
コンタクト・ポイント:太平洋地域環境計画事務局(SPREP)、笹川平和財団海洋政策研究所(OPRI-SPF)

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プロジェクト4(海洋基礎データ蓄積と海洋科学研究のプラットフォームおよび能力開発)
コンタクト・ポイント:海洋研究開発機構(JAMSTEC)、太平洋共同体(SPC)

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プロジェクト5(サモア独立国における統合的沿岸域管理手法を用いた沿岸災害防止手法の確立と普及)
コンタクト・ポイント:早稲田大学、太平洋共同体(SPC)

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プロジェクト6(気候起因による環境避難民の移転・定住支援)
コンタクト・ポイント:環境法研究所(ELI)、東京大学

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プロジェクト7(海洋酸性化に関する地域監視プラットフォームの創出)
コンタクト・ポイント:笹川平和財団海洋政策研究所(OPRI-SPF)

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プロジェクト8(EEZの基線となる島の管理と保全の法的検討)
コンタクト・ポイント:豪州海洋資源・安全保障センター(ANCORS)、GEBCO指導委員会

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プロジェクト9(持続可能な海上輸送の発展)
コンタクト・ポイント:アイ・シー・ネット株式会社、南太平洋大学(USP)

 IOネットでは、パートナーの皆様からの新規提案プロジェクトも引き続き募集しています。プロジェクトの概要(フォーマットは問いません。)を下記連絡先までお送りください。皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。

【ご連絡先】
IOネット事務局(公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所内)
y-murakami■spf.or.jp(担当:古川、村上)(■を@に変えてください)

島と海のネット(IO Net)本格始動のご案内 [2015年04月01日(Wed)]

「島と海のネット(IOネット、Islands and Oceans Net / IO Net)」は、政策提言「島と周辺海域のより良い保全と管理に向けて」を支持しその実施のために自発的に連携・協力する機関・個人(以下「パートナー」と称す)の国際的な協働ネットワークです。

海洋政策研究財団(現 笹川平和財団海洋政策研究所)は、オーストラリア国立海洋資源安全保障センター(ANCORS)等の世界の海洋・島嶼関係者と共に、2014年9月にサモアで開催された第3回小島嶼開発途上国会議期間中に開催したサイドイベントにてこのネットワークを立ち上げました。

「島と海のネット」は、その目的実現のために関連情報の収集および共有を行うとともに、パートナーによるプロジェクトの形成・実施に係る支援を行います。

具体的なプロジェクトは、ネットに参加したパートナーがそれぞれ関心のあるテーマごとに集まって議論して形成することとし、プロジェクト形成後はプロジェクトメンバーが自立的にプロジェクトを運営することとします。

島と海のネットの事務局は海洋政策研究所が務めます。

私たちの「島の保全・管理」「周辺海域の管理」「気候変化・変動への対応」などに関する政策提言を実際に推進していくためには、島嶼国及び国際社会の双方の連携協力が必要不可欠です。さらに、島嶼国では、政府だけでなく、大学・研究機関、NPOs、企業、住民などの様々なステークホルダーの参加・協力が必要であるとともに、わが国をはじめ国際社会からも、国際・地域機関、各国政府、研究機関、民間企業、助成団体、NGOsなどが参加・協力し、それぞれの能力と特色を生かして、提言の実行に協力して取り組むことが期待されています。

官産学民の皆さんにわが国の南に広がる太平洋地域に関心を持っていただき、多くの方々に「島と海のネット(IO Net)」の取組みに積極的に参加していただくようにお願いいたします。

島と海のネットに参加を希望される方は「島と海のネット(IO Net)参加申込書・アンケート」に記入の上、事務局までお送りください。

第1回総会は、5月25・26日に東京で開催されます。
詳しくは、「島と海のネット(IO Net)第1回総会のご案内」をご参照ください。

笹川平和財団 海洋政策研究所
寺島紘士


参考資料:
共同政策提言「島と周辺海域のよりよい保全と管理に向けて」
サモアIOネット設立宣言
IO Net 規約(TOR)
IOネット参加申込書・アンケート