最終回となる今回は、これまでの研究会での内容を踏まえ、
参加企業および福祉施設の担当者様に、
障害者雇用に関する研究成果を発表していただきました。
1人あたり発表時間10分、質疑応答3分のプレゼンテーション。
それぞれの発表を共有し、質疑応答にも参加していただき、
全員参加型の発表会になりました。
今回発表してくださった9社と1事業所の
盛り沢山な発表内容をご紹介いたします。(発表順)
発表@【株式会社川島織物セルコン】
研究テーマは「障害者雇用の推進」
現在働いている障害者の高齢化や、早期退職に伴い、新たな雇用対策が課題に・・・。
社内アンケート等を実施するなど、
これまでの工場内での業務だけでなく、一人ひとりに合った雇用展開をめざし、
能力開発や職場の適応について今後も継続的に研究予定。
発表A【株式会社京都高島屋】
研究テーマは、「障害を持つ従業員の仕事や職場に対する満足度の向上」
繁忙期に追われる百貨店では、慣れるまでが大変な業務が多く、
障害を持つ従業員が精神的に不安定となり、体調を崩すケースが発生。
個人面談や座談会を開き、社内全体で障害を持つ従業員の支援体制の強化を目指す。
発表B【株式会社ジーエスユアサエージェンシー】
研究テーマは「知的障害者の業務開発」
親会社の特例子会社であるジーエスユアサエージェンシーでは、
業務拡大に伴い新たな障害者の雇用を予定。
予測される新規業務や既存業務の増加をシミュレーション。
知的障害を持つ就業希望者を実習雇用できる仕組みづくりのために、様々な雇用制度を検討中。
12/17 第6回研究会その2へつづく・・・