• もっと見る

« 10/1 第1回研究会 | Main | 10/22 第2回公開セミナー »

<< 2011年02月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
カテゴリアーカイブ
最新記事
10/8 第2回研究会[2010年10月12日(Tue)]
10/8(金)現場視察ツアーを開催しました。

障害者の働く現場を視察し、経営幹部との意見交換会という本ツアー。
障害者雇用の秘訣を探るべく、京都からバスで向かうは、
(株)ダイキンサンライズ摂津さんと(株)かんでんエルハートさんです。

まずは、視察1社目の(株)ダイキンサンライズ摂津へ。
ダイキン工業の特例子会社として1993年に設立された(株)ダイキンサンライズ摂津では、機械部品の製造・組立など高度な技術を要する業務に、人員構成の9割を占める障害者が従事しています。

【(株)ダイキンサンライズ摂津】


広い工場内では、障害者の方たちがそれぞれの持ち場で機敏に働く姿に圧倒されるのと同時に、作業方法の改善や能力向上への取り組みが随所に見られました。新しく導入されるデジタルピッキングラインでは、業務内容の視覚化により障害者の職域の拡大・レベルアップにつながります。

【導入予定のデジタルピッキングシステム】


工場内を視察後、経営幹部との意見交換会が行われました。
特に、採用や適正などの雇用管理のお話は、今後の障害者雇用にとって大いに参考になるとあって、参加者から次々に質問が飛び交いました。


ダイキンサンライズ摂津社長と工場長が繰り返しお話しされていたのが、
「障害者だからといって特別なことはしていない」、
「採用ポイントは健常者と同じ。障害者ということはあまり関係ない」ということ。
その言葉から、「障害者自らの努力と相互協力により、経済的自立をめざす」というダイキンサンライズ摂津のモットーが感じられます。


続いて一行は、(株)かんでんエルハートへ。
関西電力の特定子会社として1993年設立された(株)かんでんエルハートでは、親会社の電気事業の職種枠を超えて多彩な事業を次々と展開することで、あらゆる障害者の職域開拓に取り組まれています。

【(株)かんでんエルハート】


施設内を案内していただきながら、あらゆるところにバリアフリー設備への工夫が見られ、
参加者から「なるほど〜」という感嘆の声が多くあがりました。
また、意見交換会では担当の方から、物理的なこと以外の職場環境づくりの大切さについてもお話をいただきました。

現場でないと気づけないこと、見えないことがたくさんあります。

【握力の弱い人でも開閉しやすい出入口扉】
 
 
【最寄り駅まで続く点字ブロック】


現場視察ツアーにご協力いただきました(株)ダイキンサンライズ摂津さま、(株)かんでんエルハートさま、本当にありがとうございました。
次回は、10/22(金)です。第2回公開セミナーと第3回研究会と同時開催いたします。

Posted by インサイト at 10:11 | 研究会 | この記事のURL | コメント(0)

この記事のURL

https://blog.canpan.info/insight/archive/4

コメントする
コメント
プロフィール

インサイトさんの画像
インサイト
プロフィール
ブログ
リンク集
https://blog.canpan.info/insight/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/insight/index2_0.xml