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2023年07月05日

A11y Tokyo Meetup登壇のお知らせ(2023/7/27)

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2023年7月27日(木)に、伊藤 芳浩 理事長がA11y Tokyo Meetupに登壇することになりました。

A11y Tokyo Meetupは、さまざまなジャンルの「アクセシビリティ」をテーマに、都内会場とオンライン配信のハイブリッド形式で、日本語と英語を中心にした多言語対応にチャレンジしている、ちょっとユニークなミートアップです。

テーマは「インクルージョン実現のためのマーケティング」で「マイノリティ・マーケティング」執筆を通して伝えたかったことをお話しします。

【次のようなことに関心のある方にヒントとなるトークです。】
・アクセシビリティが普及するための工夫は何が考えられるか?
・真のインクルージョンを実現するためには何が必要か?
・マイノリティが生きづらさを解消するためにはどうすれば良いか?

リアル+オンラインのハイブリッド開催です。手話通訳・字幕付。
関心がございましたら、是非ともご参加ください。

日時: 2023年7月27日(木)20時00分〜21時15分 (会場では、22時まで交流会も実施)
料金: 無料
言語:今回のセッションは、手話で行われます。講師の手話は手話通訳者が音声日本語へ通訳します。
字幕:UDトークで提供します。自動翻訳機能で様々な言語に翻訳することも可能です。

詳細は以下をご覧ください。

イベント詳細&申込先はこちら


書籍「マイノリティ・マーケティング」の詳細はこちら

#インクルージョン
#ダイバーシティ
#アクセシビリティ
#A11yTokyoMeetup
posted by 伊藤芳浩 at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報

2021年12月13日

【オンライン署名ご協力依頼】聞こえない人も手話でパブコメを出せるようにしよう!

厚生労働省は、子どもの難聴を生後すぐに発見して親子の支援につなげるため、全ての新生児への聴覚検査を目標とする基本方針案をまとめました。

【読売新聞】新生児全てに聴覚検査…難聴対策 国が方針案

厚生労働省が策定中の「難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針(案)」について、パブリックコメントが12/10から始まりました。

「難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針(案)」に関するご意見の募集について

しかし、「意見提出フォーム(Web)」「郵送」「FAX」のいずれかであり、日本語でしか提出ができず、ろう者が使用する言語(手話)では提出することができません。

「『難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針(案)』に関するご意見の募集について」の「4 意見の提出上の注意 」にも提出していただく御意見は日本語に限りますと記載があります。

これはろう者当事者を排除することにも繋がり、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)が目指している地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」にも反することになります。

神奈川県が2021年10月に実施した「『神奈川県手話推進計画(改定素案)』に関する意見募集」では、手話による案内動画があり、かつ、手話による動画の提出が可能になっていました。

「神奈川県手話推進計画(改定素案)」に関する意見募集(神奈川県2021年10月実施済)

今回厚生労働省が行っているパブリックコメントについても、ろう者当事者が参加できるように下記の2点を強く要望します。

・パブリックコメントで意見募集する内容を手話で案内してください
・パブリックコメントは日本語だけでなく手話でも提出できるようにしてください

賛同いただける方は、是非とも下記にてオンライン署名にご協力いただけると幸いです。

▼聞こえない人も手話でパブコメを出せるようにしよう!
https://www.change.org/NeedSignLanguageForPC

よろしくお願いします。

お問い合わせ先:インフォメーションギャップバスター事務局
staff@infogapbusgter.org
posted by 伊藤芳浩 at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 支援のお願い

2021年09月29日

【拡散協力依頼】ろう・難聴学生の内、希望する学生に透明マスクを無料配布します

【拡散協力依頼】

NPO法人インフォメーションギャップバスターです。当法人では、全国のろう・難聴学生2,000名のうち希望する学生に透明マスクを1人10枚まで無料プレゼントします。
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こちらのお知らせをお近くのろう・難聴学生にお知らせいたたければ幸いです。

【概要】
現在、コロナ禍によるマスク社会により多くのコミュニケーションバリアが立ちはだかっています。このような状況のなかで顔の表情や口元が見えないことで相手の話が把握できず、講義やゼミについていけず、卒業が危ういろう・難聴学生がいます。

私たちは、そのようなコミュニケーションバリアを解消すべく活動しています。今回は、主に高校卒業以上のろう・難聴学生でコミュニケーションに困っている方に透明マスクを無料でプレゼントします。

▼詳細はこちら
https://forms.gle/jxo5J7afkBwCmSei6

▼公式サイト記事
https://www.infogapbuster.org/?p=4982

▼お問い合わせ先
NPO法人インフォメーションギャップバスター
透明マスク普及プロジェクト
clearmask-pj@infogapbuster.org希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg希望フォーム.jpg
posted by 石川 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 支援のお願い

2021年09月07日

コロナ禍で勉学に支障をきたしているろう・難聴学生2,000名の中から希望者へ透明マスクを配布するクラファン開始

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、マスクは日常生活に欠かせない生活必需品となっていますが、多くのろう・難聴学生は、相手がマスク着用していると顔の表情や口元が見えないため、話の内容を十分に理解することができず、勉学上に支障をきたしています。

それを解消するためのツールとして【透明マスク】が必要です。経済的困難を抱えている全国の聴覚障がい学生のために透明マスクをお届けするとともに、聴覚障がい学生の困りごとについての理解を広めていくクラウドファンディングを、早稲田大学4年あやかがクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて105万円を目指し、8月28日(土)にスタートしました。
(募集期限:9月23日(木))



1口1,000円から支援することが可能であり、リターンとして、当事者による動画配信やNPO法人インフォメーションギャップバスター(IGB)と共催する講演会の参加権などがあります。

タイトル:透明マスク活用大作戦:口の動きを見せることでコミュニケーションバリアをなくそう!
プロジェクトのURL:https://camp-fire.jp/projects/view/478515

聴覚障害のあるひとの困りごとは一人ひとり異なっています。2019年時点で高等教育機関(大学・短期大学・専門学校)に在籍している聴覚障害のある学生は1,915人です。

今回、聴覚障害学生であるあやかの立場からお話させていただきます。私は、現在大学4年生でいくつかのディスカッション形式の講義およびゼミを履修しています。

そして、それらの講義やゼミを受講するときに、大学から提供される情報保障はもちろん重要ですが、それ以上に私にとって重要なのは口話です。つまり、発話者のお顔全体、表情や口元から彼らの発言内容を理解することで、すべてとは言わないまでも何とか理解しています。

しかし、昨年から猛威を振るう新型コロナウイルス感染症によって社会はもちろんのこと、学内における感染対策、つまり、いのちをまもるために、原則マスク着用が義務づけられています。
私にとって大きな壁、それは、私が通学している大学の方針で、今年の春学期より多くの授業が対面形式ではじまったことにあります。そこで困ったのは”マスク”です。

このようにマスク社会が当たり前になったことで相手の話の内容がつかめず、皆と同じ空間や時間を共有することができなくなってきまい、それが最もつらいことです。

そんな時に友人から透明マスクについての情報をいただき、ひとりでも多くの聴覚障害学生に届けることを決意し、本プロジェクトを立ち上げることになりました。

本プロジェクトを通して、株式会社栄商会のルカミィを1,000枚購入し、1人の聴覚障害学生あたり10枚配布します。目標金額105万円達成すれば、約100人の聴覚障害学生を救うことができます。また、本プロジェクトをきっかけに当事者の声を社会に訴えていき、コミュニケーションバリアを解消するひとつのきっかけを作りたいと考えています。

一口1,000円から支援を受け付けており、当事者による動画配信やNPO法人インフォメーションギャップバスター(IGB)と共催する講演会(テーマ:コミュニケーションバリア)の参加権などのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは、9月23日が締め切りであり、その時点で頂いた支援金を活用して透明マスクを調達します。


【あやかプロフィール】
生まれつきの聴覚障害があり、現在、早稲田大学4年生です。大学では、商学部に所属しており、不器用ながらに一生懸命、勉学に励んでおります。また、今年より会計コースに進み、自分の興味関心のあるテーマについて、ゼミのみんなとともに考え、多様な議論を交わし、問いに対することに醍醐味を感じています。

勉学に励むほか、アルバイト、サークル活動、団体でのインターンなど多岐にわたる活動をしています。
激動のコロナ時代にあり、あらゆるところで大きな変化がもたらされています。“ 変化 ” というのは、ピンチでもあり、“ チャンス ” だと捉えています。私にとっての身近なピンチは “ マスク社会によるコミュニケーションのバリア ” が作り出されたことです。一方で、チャンスなのは、今の私が“ 大学生 ” で、“ なんでもチャレンジできること ” です。なんでもやってみなきゃわからない!チャレンジ!をモットーに、アフターコロナの社会、5年後、10年後の将来を想像しながら、残りの大学生活では、自分のやりたいことに全力で時間を注ぎたいと思っています。
今後は、1人ひとりの違いを尊重し、互いに歩み寄れる優しい社会へと少しずつ近づいていけるよう貢献していきます。引き続き、努力してまいります。
いつも、支えてくださってるみなさん、そして私とゲラゲラ笑い、時には衝突してくれる友人たち、感謝いたします。
最後に、このプロジェクトの目的や想いにご賛同いただけましたら、是非ご応援よろしくお願いいたします。みなさま1人ひとりのご応援が、私たちにとって大きな力になります。

【ご参考】
▼栄商会
https://www.sakae-firm.co.jp/
▼透明マスク「ルカミィ」(栄商会 Webサイト)
https://www.sakae-firm.co.jp/info_200707/
▼協賛団体:NPO法人インフォメーションギャップバスター
https://www.infogapbuster.org/

【本件に関するお問い合わせ先】
クラウドファンディング担当:川端(かわばた)
メールアドレス:kawabata@infogapbuster.org
協賛団体(IGB)窓口:clearmask-pj@infogapbuster.org
posted by 伊藤芳浩 at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 支援のお願い

2020年12月14日

【お知らせ】第6回糸賀一雄記念未来賞受賞しました

2020年11月14日(土)に、NPOインフォメーションギャップバスターは、第6回糸賀一雄記念未来賞を受賞いたしました。

写真他、詳細は下記を参照ください。
▼NPOインフォメーションギャップバスター公式サイト

10年にわたる活動の労苦が報われ喜ばしい限りです。支えていただいたNPO関係者の皆さまに心から感謝いたします。

これまで取り組んだ活動内容(下記の5点)において、従来の福祉分野の取り組み方法で無く、洗練された現代的な三つに分けた手法(啓発(共助)、教育(自助)、要望(公助))による取り組みが評価されるとともに、高齢化が進む中で、より一層、活動が広がり、進展する可能性があり、今後も期待できるとして先進的取り組みとその実績を高く評価していただきました。

(1) 電話リレーサービス公共インフラ化
(2) コロナ禍の情報バリア解消
– 首長会見における手話通訳・字幕設置要望、透明マスク・フェイスシールド の普及活動など
(3) 企業内のコミュニケーションバリア解消
(4) 手話による医療通訳の普及啓発
– 医療通訳シンポジウム、病院で働く手話言語通訳者の全国実態調査、医療用語手話DVD作成など
(5) 家族内コミュニケーション問題の解決(きょうだい・ヤングケアラーの問題を含む)

今後は各分野のコミュニケーションバリアフリーにさらに邁進してまいります。
引き続き応援をよろしくお願いします。
posted by 伊藤芳浩 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

【ご支援依頼】家族内コミュニケーション問題の解決を目指すシンポジウム開催

NPOインフォメーションギャップバスターではクラウドファンディングを始めましたので、
みなさまには是非ともご支援・応援をしていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!

【クラウドファンディングスタート!】
https://readyfor.jp/projects/familykangaroo



家族内のコミュニケーションで悩んでいる人はかなり多くいます。特に聞こえない人が居る家族だと更に問題が複雑化してきています。

一緒に暮らす家族だからこそコミュニケーションを円滑にして幸せな家庭を築いていきたいものです。

そんな想いから様々な立場の方をパネラーとして、みんなで一緒にカンガエルー(プロジェクトキャラクターです)シンポジウムを来年の1月30日に行うことになりました。

コロナ第三波が想定以上に広がってきており、オンライン配信を強化するために資金が必要です。会場のネット回線増強、オンラインウェビナー費用や情報保障費(手話通訳、UDトーク誤認識修正)などで30万円が必要です。シンポジウムに参加できる方もそうでない方もご支援・応援をよろしくお願いいたします!いくつかリターンも用意しています。詳しくは以下をご覧ください。

【お知らせ】
2021年1月30日「家族をみんなでカンガエルーシンポジウム」のクラウドファンディングを開始しました。

【登壇者】
・聞こえない息子がプロレスラーデビューした今井絵理子さん
・聞こえない姉、弟と育ったSODA(ソーダ)の大学院生丸田健太郎さん
・聞こえない両親をもつCODA(コーダ)の人気ライター五十嵐大さん

【テーマ】
・家庭内でのコミュニケーションバリアへの対応
・体験やヒントの共有、連携
・ヤングケアラー問題
・学校、職場、医療、防災、電話リレーサービス

【タイムテーブル】
13:30-13:40  主催団体挨拶、来賓挨拶
13:40-14:00  今井絵理子氏によるミニ講演(親の立場)
14:00-14:20  丸田健太郎氏によるミニ講演(SODAの立場)
14:20-14:40  五十嵐大氏によるミニ講演(CODAの立場)
14:40-14:55  休憩
14:55-17:00  質疑応答、パネルディスカッションなど

リターンは、お礼のメッセージ(イベント当日の様子)、オンライン参加権、講師の五十嵐大さんの著書「しくじり家族」と著者メッセージカード、お礼のメッセージや開催報告へのお名前の記載、イベント中のCM動画放映権、NPO法人インフォメーションギャップバスターの読者2000名を超えるメルマガに広告掲載、月間8万PVのHPに広告バナー掲載などです。

シンポジウムが「聞こえる/聞こえない」を越えて、次世代の子どもたちや保護者の方々、それぞれの家族、友人、学校、職場などでのコミュニケーションにつながり、広がっていくことを願い、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!!

【クラウドファンディング詳細】
https://readyfor.jp/projects/familykangaroo

【問合せ先】
家族をみんなでカンガエルー事務局
Eメール:family@infogapbuster.org
電話番号:050-3196-9260

どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 伊藤芳浩 at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 支援のお願い

2020年01月18日

寄附のお願い:聴覚障害者が安心して医療機関を受診できるようにしたい

NPO法人インフォメーションギャップバスターの伊藤 芳浩と申します。

私自身、聴覚障害者で、長男の出産の際、妻が妊娠高血圧症になってしまい、さらに、息子の首に臍の緒が絡まってしまい心拍数が低下してしまったという親子ともに生命の危機に晒される出産に際し、適切な医療を受けることの十分な説明を得られないまま同意のサインを強いられ、非常に不安になったことを経験しています。幸いにも無事に産まれましたが、今でもその時の不安のことがずっと心残りになっています。

現在、このように聴覚障害を持つ患者と医療従事者との間では、コミュニケーションが十分になされない場合があり、インフォームドコンセントを十分に受けられず、適切な治療を受けられなかったり、薬を誤用したり、受療抑制が起きたりなどして、健康格差につながっている現状があります。時には命に関わるケースも発生したりしています。
そのようなケースを減らすために活動を始めました。

本プロジェクトでは、医療関係者とのコミュニケーションを支援する、手話による医療通訳の育成と普及に取り組みます。具体的には以下の活動を行っています。

・年1回の医療通訳シンポジウム開催
・医療用語手話翻訳動画(DVD)作成プロジェクト
・議員への陳情などがあります。

活動のためには資金が必要ですので、どうか力を貸していただけないでしょうか。目標までまだまだ足りていないです。

GiveOneという寄附サイトにて1,000円からできますので、是非ともご協力をよろしくお願いします。

▼GiveOne寄付サイト:手話による医療通訳育成・普及プロジェクト
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10608
posted by 伊藤芳浩 at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 支援のお願い

2018年11月06日

2/2(土) イベント「ユニバーサルマナーから始まる共生社会 ~情報バリアの解消を目指して~」のお知らせ

電話での音声通話が困難な方の会話をオペレーターが文字や手話を介して支援する【電話リレーサービス】を多くの人に知ってもらうためのイベントを2019/2/2(土)に開催いたします。

・電話リレーサービスって何だろう?
・電話リレーサービスをどのように活用したら良いのだろう?
・会社として電話応対の満足度を向上するにはどうしたらよいのだろう?

そう思っている方は是非ともご参加ください。

本セミナーではミライロ株式会社 講師で「ユニバーサルマナーから始めるおもてなし〜多様なお客様との向き合い方〜」などのテーマで数百社以上の講演の実績がある薄葉幸恵氏をお招きし、ユニバーサルマナーマナーの観点から、コミュニケーションにおけるホスピタリティについて話していただきます。

また、電話応対における好事例として、電話でのスムーズなコミュニケーションを支援する【電話リレーサービス】などについても話していただきます。

また、電話応対におけるコミュニケーションバリアフリー事例として、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、(他一社交渉中)の2社の事例も紹介いたします。

皆さまのご参加をお待ちしております。

詳細・申し込み方法はこちらをご参照ください。

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posted by 伊藤芳浩 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報

2018年08月09日

2018 医療通訳シンポジウム in 川崎

8/6より二次募集を開始しました。下記の【二次募集申し込み】ボタンからお申し込みください。

一次募集では多くの参加申し込みをいただき、既に満席となりましたため、ライブ中継用の会場を設けました(定員:150名)。ライブ中継用の会場は、同じ川崎市国際交流センターのレセプションルームとなります。受付はレセプションルーム前で行います。

※一次募集より、参加費各1000円引になっています。
※映像・音声を生中継いたします。本会場内の情報保障を投影いたします。
※ライブ中継用の会場にはスタッフが常駐しています。


日本では、2016年の障害者差別解消法の施行に伴い、医療、教育、司法などの様々な専門分野で聴覚障害者が手話を使用する機会が増加しています。

2020 年東京オリンピック/パラリンピック開催に向けて、外国人患者のために、厚生労働省から医療通訳育成カリキュラム基準・テキストが公開されました。そのカリキュラムには、医療通訳に必要なものとして「医療知識」、「言語の媒介」、「文化の仲介」の3 つがあり、それぞれに沿った医療専門性の内容となっています。それに伴い、東京大学・大阪大学等の大学院や教育機関において医療通訳養成コースが新たに設けられ、取り組みが進んでいます。

しかし、聴覚障害者のための手話通訳に関してはこのような専門的な取り組みはほとんどありません。手話も言語の1つとして扱い、医療の分野においてもその専門性を高めて医療通訳を担うことが望まれていますが、聴覚障害者の医療に関心をもつ医療関係者のネットワーク(聴障・医ネット)によると、手話通訳者を設置している病院の数はわずか21病院に留まり、全国的にもまだ少ない現状となっています。このような状況の中、大阪府では、6つの病院に手話通訳者を設置し、病院内手話通訳関係者は月に1度会議を行うなど積極的に取り組んでいます(聴障・医ネット調べ)。

そして、アメリカでは医療現場にろう通訳者がつくことの必要性が認識されおり、日本においても、言語と文化の専門家であるろう通訳者の認知が広まることが望まれています。

本シンポジウムでは、医療の現場における手話通訳の現状と前回の医療通訳企画を踏まえて、各講演者から、神奈川県内の外国人のための医療通訳、大阪府における病院内手話通訳の取り組み、およびろう薬剤師の視点からみた手話医療通訳の必要性をお話ししていただき、"医療知識が必要な事例"と"将来展望と課題解決"を検討・提言したいと思います。

【日時】 2018年9月17日(月・祝)10:15〜17:30(受付開始:9:45〜)
【申込期限】 2018年07月21日(土)
【申し込み先】






【会場】 川崎市国際交流センター(211-0033 神奈川県 川崎市中原区木月祗園町2番2号)

【交通機関】 東急東横線・東急目黒線「元住吉駅」下車徒歩 10 分〜12 分

【2次募集参加費】
参加費:会員1,000円 一般1,500円(一次募集より1,000円引き)
※事前申込・当日支払制
※当日受付(締切日以降の申込)は各500円増
※当日受付にて参加費の支払いをお願いします。
※会員の範囲はIGB と川ろう協(賛助会員含む)になり、神奈川県聴覚障害者連盟は対象外となります
※問い合せの前に以下のFAQをご確認ください
http://www.infogapbuster.org/?page_id=2197

【2次募集申込受付スケジュール】
8月6日(月)〜9月8日(土):申込受付
※当日受付にて参加費の支払いをお願いします。

【対象】ろう者、手話通訳者など医療通訳に関心のある方

【主催】NPO法人インフォメーションギャップバスター(IGB)

【共催】NPO法人川崎市ろう者協会(川ろう協)

【内容】
▼ 講演1 10:25〜11:25(60分)
外国語医療通訳 −神奈川県での取り組みをもとに−
岩元陽子氏(英語通訳者、通訳コーディネーター)
NPO法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)副理事長
1995年に横浜市金沢区で外国人支援・交流ボランティア団体立ち上げる
2002年よりMICかながわで英語通訳と通訳コーディネーターに携わる

▼ 講演2 11:50〜12:50(60分)
病院内手話通訳 −大阪での取り組みをもとに−
上妻佳美氏(手話通訳士)
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪精神医療センター専任手話通訳者

▼ お昼休憩 13:05〜14:30

▼ 講演3 14:30〜15:30(60分)
手話医療通訳に必要なこと −ろう薬剤師の視点から−
柴田昌彦氏(ろう者、薬剤師)
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター薬局勤務
デフファミリー出身でろう者の受療権向上を目指して多方面において活動を行っている

パネルディスカッション 15:55〜17:25(90分)
事例検討会(医療知識が必要な事例)
司 会 :杉原大介氏(ろう者、NPO法人川崎市ろう者協会手話対策部長)
パネラー:岩元陽子氏(英語通訳者、通訳コーディネーター)
上妻佳美氏(手話通訳士)
柴田昌彦氏(ろう者、薬剤師)
川上恵氏(ろう通訳士)
沖縄県出身
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の第4期奨学生として渡米
ギャロデット大学大学院通訳学部修士課程修了
全米手話通訳者登録協会(RID)認定ろう通訳士資格を習得
現在、沖縄聴覚障害者情報センターに務めるかたわら、
国内外の手話通訳分野で活躍中
その他1名調整中

【団体について】
特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスター(以下、IGB)は、情報バリアフリー推進のために社会問題の解決をはかる団体です。
2014年4月に開催した定例会「専門通訳の課題を知ろう!」において、NPO法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)の副理事長 岩元 陽子 氏に「医療通訳の現状と課題」、および 高山 亨太 氏に「医療分野における手話通訳の課題」を講演して頂きました。
※詳細は参考資料参照

2017年11月に開催した定例会「手話による医療通訳の必要性について −病院内手話通訳活動報告および通訳事例検討会−」において、筑波技術大学の教授 大杉 豊 氏に「入院治療におけるコミュニケーション」、北里大学病院の看護師 木立 玲子 氏に「大学病院での院内手話通訳活動の現況報告と課題」、医療通訳士協議会(IMIA)の理事 寺嶋 幸司 氏に「医療における通訳 〜手話を言語と言うのなら〜」を講演して頂きました。また、その講演者3名に加えて、聴覚障害者医療サポート協会の代表平野浩二氏、大阪急性期・総合医療センター薬剤部の 柴田 昌彦 氏をパネリストに加えたパネルディスカッション(通訳事例検討会)を実施しました。この企画は募集を開始してから1週間で申し込みが満員となり、参加者は100名(講師、通訳者、スタッフは除く)でした。また、この企画の様子が11月6日(月)にNHK手話ニュース(8:45〜9:00)にてに取り上げられました。
※詳細は参考資料参照

共催のNPO法人川崎市ろう者協会(以下、川ろう協)は、神奈川県川崎市内の病院への手話通訳者設置に向けた運動を進めております。それに伴い、医療通訳企画を設けるなどの活動もしています。

【参考資料】
・医療通訳育成カリキュラム(厚生労働省):http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056944.html
・聴障・医ネット:http://deaf-med-net.news.coocan.jp/
・NPO法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ):http://mickanagawa.web.fc2.com/
・NPO法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)特集:http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/choryu/282102.html
・IGB定例会「専門通訳の課題を知ろう!」
案内文:http://www.infogapbuster.org/?p=700
詳細版報告(スライド資料あり):http://www.infogapbuster.org/?p=758
・IGB定例会「手話による医療通訳 ―病院内手話通訳活動報告および通訳事例検討会―」
案内文:http://www.infogapbuster.org/?p=1916
詳細版報告(スライド資料あり):http://www.infogapbuster.org/?p=2013続きを読む・・・
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2018年05月12日

人気講師 垣内俊哉氏による「バリアバリューから学ぶホスピタリティセミナー」開催

熱した平昌五輪が終わり、2年後にはいよいよ東京五輪。今度は日本が世界中から注目され、ますます多くの人々との交流が増えてきます。そこで見直されているのが【コミュニケーション】の大切さ。本セミナーでは「ガイアの夜明け」(テレビ東京)の「『不自由』が価値を生む! “車イス社長”の挑戦」で反響を呼んだミライロ垣内社長をお招きし、障害を価値と捉えるバリアバリューの視点から、コミュニケーションにおけるホスピタリティについて話していただきます。 また、電話応対における好事例として、電話でのスムーズなコミュニケーションを支援する【電話リレーサービス】などについても話していただきます。
【開催概要】
日時:6/13(水) 15:00-17:30 (14:30開場)
場所:きゅりあん(品川区立総合区民会館)小ホール(東京都品川区東大井5-18-1)
対象:ホスピタリティ関連企業の担当者、関心のある方など
アクセス:JR京浜東北線/東急大井町線/りんかい線/大井町駅 徒歩約1分
参加費:3,000円(事前申込:2,500円)
定員:200名
申込先:https://infogapbuster.smktg.jp/public/seminar/view/7

【タイムテーブル】
15:00-15:15 主催者挨拶(特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスター )
15:15-16:15 特別講演 「バリアバリュー 〜電話応対に必要なホスピタリティとは〜 」ミライロ社長 垣内俊哉氏
16:15-16:30 日本財団 電話リレーサービス 紹介 (電話リレーサービスモデルプロジェクト担当)
16:30-17:00 電話応対事例紹介 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 お客さま事故サポート部、他一社(交渉中)

【講師プロフィール】
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垣内 俊哉 氏:
株式会社ミライ口 代表取締役社長、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会 代表理事、日本財団パラリンピックサポートセンター 顧問

 1989 年に愛知県で生まれ、岐阜で育つ。生まれつき骨が脆く折れやすいという魔法にかけられ車椅子で生活を送る。学生時代から自身の経験に基づくビジネスプランを多数考案し、国内で13 の賞を獲得するなど高い評価を受ける。大学在学中、障害を価値と考える「バリアバリュー」を理念に掲げ、株式会社ミライ口を設立。現在は、「誰もが使いやすいユニバーサルデザイン」を提案するコンサルタントとして、設計監修・製品開発・教育研修などを幅広く手掛け、年間講演数は100 件を越える。当事者視点による的確かつ経済効果の高いユニバーサルデザイン化の実践が支持を受け、コメンテーターやアドバイザーとしても出演・登壇を行う。2015 年より日本財団パラリンピックサポートセンター顧問に就任。

【主催団体紹介:特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスター】

 2011年8月にコミュニケーションバリアフリー推進を目的として設立。【誰もが情報が得られる豊かな社会を創ろう」をモットーに様々な分野で活動中。最近は日本での電話リレーサービスの公共サービス化のための署名を総務省へ提出するなど、コミュニケーションバリアフリーに尽力。

posted by 伊藤芳浩 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報