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美しい女性には要注意? [2009年11月06日(Fri)]
 お金のために人を騙し、相手を死にいたらしめるなんてことが、平気で何度も出来るというのは、普通なら考えられない。それも、女性という武器を利用してするなんて、信じられないことだ。でも、報道によると、そういう女性が1人だけでなく2人もいたという事実に驚愕する。世の中不景気とはいえ、働かずに人様の財産を宛てにして生計を立てるとは、世も末である。

 昔から詐欺事件というのはあったようで、舌先三寸で人を騙して金品を巻き上げることは、各地で日常茶飯事的にあったことだ。中には億を越えるような金額の詐欺もあったし、それこそ朝飯を只で食べるなどという可愛い詐欺事件もあっただろう。最近の詐欺事件を見ると、昔と違ってえげつない内容が多いように感じる。殺伐とした世の中に呼応するかのように、騙す相手も誰彼構わないという有様だ。

 昔の詐欺事件は、貧しい人や弱い人を対象にすることはなかったように思える。こういう言葉を犯罪者に使うのは、おかしいのを承知で使うのだが、詐欺をする者にもある程度の矜持があったような気がする。今は、1人暮らしの貧しい老齢者も被害者になるのだから始末に負えない。社会的弱者が被害者になるというのは許せない。

 今回の詐欺事件は、自分の身体を餌にして男をひっかけたのだから驚きだ。勿論、昔は結婚詐欺といえば、男が加害者で女性が被害者という構図だったのだが、それも男が自分を餌にしたと言えなくもないから同じ図式だと言える。亡くなった方には申し訳ないし、騙したほうが悪いのであると断ったうえで言うのだが、騙されたほうも情けないような気がする。おかしいと気付かなかったのだろうか。ころっと騙されるぐらいに、女性の演技力が上手だったのかもしれないし、魅力的だったのだろうか。

 今の世の中、誰を信用していいのか解らないし、いつ自分が騙されるか解らないと心配でたまらない人も多いのではないかと思う。嫌な世の中だ。社会は本来、お互いの信頼関係で成り立っているのに、相手を詐欺だと思いながら付き合わなければならないというのは、あまりにも悲し過ぎる。相手の心を見抜く目を持っていなくては、この世を無事に生きていけないということかもしれない。

 よく考えてみると、女性に騙されたほうは、女性の甘い言葉に騙されてしまったのだろう。性的快感や結婚願望という甘い罠(欲望)にはまったと言えるかもしれない。少なくても、甘い言葉は信用できないのだという警戒感がなかったのだろうか。そのへんになると、感性や想像力の乏しさというものが影響しているように感じる。危ないことを危ないと感じる心を養わなければならない。そういう感性や想像力は自然が豊かな場所で養われると確信している。という意味では、田舎に住む人は素朴であるが、騙されない心を持っている気がする。
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