きれる原因(脳科学と医学的考察)
[2016年08月17日(Wed)]
現代人は、すぐ切れると言われている。会社の中にも、以前からみるとすぐに感情を爆発させる人や逆ギレするような社員が増えているのは確かだ。地域にもそういう人が多いし、お店なんかで大声でキレまくっている人をよく見かける。どうしてこんなことでキレるのか、まったく理解できないような些細な事でキレる人が多いし、いきなり不機嫌になって無視したり黙ってしまったりする人間も見かける。名だたる政治家や企業人もキレる。本人も、自分がキレたと認識していないから、反省もしないし改善しようともしないから始末が悪い。どうして、こんなにも簡単にキレるのか、脳科学的に原因を探ってみたい。
まず、すぐにキレる人の脳の構造面であるが、前頭前野が未発達だと言われている。前頭前野というのは、人間の本能的な脳(欲望・感情・生存本能等を司る大脳辺縁系)をコントロールする脳の大切な部分である。いわば、倫理感、博愛、慈悲、正義感という成熟した人間が持っている価値観を持つ脳でもある。すぐにキレるような人間は、この前頭前野が未成熟だという。だから、自分の思いと違うことを言われたりすると我慢できず、すぐに感情的になり反発する態度をするのであろう。前頭前野の未発達は、親による養育環境にも影響するが、煩悩に流されてしまう自堕落な生活をしていると起きるとも言われている。
さらに脳内神経伝達物質、いわゆる脳内ホルモン的にみると、セロトニンという脳内ホルモンが少ない人がキレる。セロトニンというのは、幸福ホルモンと呼ばれるもので、うつ病の発症にも関係している。セロトニンが少ないと、人間は満たされない思いが強くていつも不満を持つようになる。当然、不幸感が強くて抑圧感があるものだから、ちょっとした不満でもキレるのである。セロトニン不足は乱れた食生活にあるとする専門家が多い。また、自己中心的で利己的な生き方をしていると、セロトニンが不足して不幸感が強くなるとも言われている。
もう一つ現代人がキレる要因がある。それは、現代人の食生活や嗜好品などの生活習慣にあるという。朝食を食べないで、駅の売店やコンビニにて、炭水化物や糖分の多いジャンクフードやファストフードで朝食代わりの食事をする人。中には、糖分の多い飲み物で済ます人もいる。空腹の低血糖時に糖分や消化しやすい炭水化物などの高GI食品を摂ると、急激な血糖値上昇が起き、インシュリンが必要以上に分泌される。すると、インシュリンが過剰効果を起こしてしまい、すぐに脳の低血糖状態になる。人間は空腹になるとイライラする。これがキレるひとつの要因だと言われている。糖分の多い菓子や飲料水も血糖値を不安定にする。乱れた現代の食生活が、なおさらキレる原因にもなっている。
このように、脳科学や医学的な観点でキレる原因を突き詰めていくと、キレる原因を人間は普段の生活において、自らが生み出しているということになる。ということは、食生活を見直して生活習慣を正常にして、しかも普段からストイックな生活をすることで、前頭前野を鍛えれば、キレる性格が改善するということになる。「食育」の大切さや煩悩の克服などの家庭教育を取り入れていかないと、この世はキレる人間ばかりになってしまう怖れがある。キレる人間は、自分と関わる相手を怒らせてしまったり、家族どうしの争いを起こしたりしてしまう。企業では、キレる社員ばかりだと生産効率が落ちてしまい、多大な損失を会社に与えることになる。そうならないように、キレる原因を深く理解して、食生活も含めた生活習慣を正しくすることと、正しい生き方をする為の価値観を身に付けないと、日本という国を危うくしかねない。
まず、すぐにキレる人の脳の構造面であるが、前頭前野が未発達だと言われている。前頭前野というのは、人間の本能的な脳(欲望・感情・生存本能等を司る大脳辺縁系)をコントロールする脳の大切な部分である。いわば、倫理感、博愛、慈悲、正義感という成熟した人間が持っている価値観を持つ脳でもある。すぐにキレるような人間は、この前頭前野が未成熟だという。だから、自分の思いと違うことを言われたりすると我慢できず、すぐに感情的になり反発する態度をするのであろう。前頭前野の未発達は、親による養育環境にも影響するが、煩悩に流されてしまう自堕落な生活をしていると起きるとも言われている。
さらに脳内神経伝達物質、いわゆる脳内ホルモン的にみると、セロトニンという脳内ホルモンが少ない人がキレる。セロトニンというのは、幸福ホルモンと呼ばれるもので、うつ病の発症にも関係している。セロトニンが少ないと、人間は満たされない思いが強くていつも不満を持つようになる。当然、不幸感が強くて抑圧感があるものだから、ちょっとした不満でもキレるのである。セロトニン不足は乱れた食生活にあるとする専門家が多い。また、自己中心的で利己的な生き方をしていると、セロトニンが不足して不幸感が強くなるとも言われている。
もう一つ現代人がキレる要因がある。それは、現代人の食生活や嗜好品などの生活習慣にあるという。朝食を食べないで、駅の売店やコンビニにて、炭水化物や糖分の多いジャンクフードやファストフードで朝食代わりの食事をする人。中には、糖分の多い飲み物で済ます人もいる。空腹の低血糖時に糖分や消化しやすい炭水化物などの高GI食品を摂ると、急激な血糖値上昇が起き、インシュリンが必要以上に分泌される。すると、インシュリンが過剰効果を起こしてしまい、すぐに脳の低血糖状態になる。人間は空腹になるとイライラする。これがキレるひとつの要因だと言われている。糖分の多い菓子や飲料水も血糖値を不安定にする。乱れた現代の食生活が、なおさらキレる原因にもなっている。
このように、脳科学や医学的な観点でキレる原因を突き詰めていくと、キレる原因を人間は普段の生活において、自らが生み出しているということになる。ということは、食生活を見直して生活習慣を正常にして、しかも普段からストイックな生活をすることで、前頭前野を鍛えれば、キレる性格が改善するということになる。「食育」の大切さや煩悩の克服などの家庭教育を取り入れていかないと、この世はキレる人間ばかりになってしまう怖れがある。キレる人間は、自分と関わる相手を怒らせてしまったり、家族どうしの争いを起こしたりしてしまう。企業では、キレる社員ばかりだと生産効率が落ちてしまい、多大な損失を会社に与えることになる。そうならないように、キレる原因を深く理解して、食生活も含めた生活習慣を正しくすることと、正しい生き方をする為の価値観を身に付けないと、日本という国を危うくしかねない。
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もう一つキレやすくなった原因は、生きるための哲学・理念がない、もしくはあっても低劣だからです。自己中心的で身勝手な人間なのは、基本的な思想哲学がないので、前頭前野が未成熟なのです。特に仏教哲学や宗教哲学があるのとないのとでは、大きく違います。欧米にはキリスト教の哲学があります。日本にはまだ少し仏教哲学があります。韓国や中国には、仏教がもはや存在しません。中国には、仏教は学問としては残っていますが、共産党が排除してしまいました。東南アジアの人たちはとひとくくりにしてしまうのは乱暴です。確かにそういう国もありますが、スリランカ、タイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナムの方々は非常に謙虚な態度で、誠実さがあり、親切です。何故かというと、まだ仏教があるからです。日本人が横柄で身勝手で自己中心的でやさしさがなくなったのは、仏教がすたれているからです。仏教が衰退してくると同時に、日本人の脳の前頭前野が未成熟になってきたのです。情けないですね。キレない人間になるには、菜食と仏教を復活させることですね。