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風評被害は人災だ! [2011年04月18日(Mon)]
 福島県人だというだけで、いじめられた子どもたちがいたという。原発避難地区からやって来たという理由で、放射能が移るから近寄るなと言われたらしい。ショックを受けた子どもたちは、福島県に戻らざるを得なかった。悪質な意地悪だ。子どもたちのことだからと済む問題ではない。意地悪をした子の保護者が、普段そのようなことを言っているから、子どもたちが真似したのだろう。首都圏のレストランでは、福島県人のスペースが設けられていて、その一角にしか座れないという。福島県ナンバーの車で関東に行ったら、石を投げつけられたという。まるで、福島県人は危険なウィルスにでも感染しているかのような扱いをされている。

 こんな扱いを受ける原因は、原発事故による放射線を浴びている福島県人と接触すると、自分にも放射線が浴びせられてしまうという誤解からだ。科学的にもまったくナンセンスなことだが、愚かな人間はそう思い込んでしまっているのだ。福島県人は、危険なものだという認識から、嫌われているのだ。福島の農産物や水産物だけでなく、工業生産物までも同じように嫌われているという。呆れてものが言えない無知ぶりである。まったく安全な会津の観光地も閑古鳥が鳴いている。旅館ホテルだけでなく、ゴルフ場や娯楽施設、観光地にもまったくお客様が来ない。観光業に働く多くの人々が解雇されてしまい、ハローワークには求職者が大勢押し寄せている。

 こんな酷い風評被害を起している原因の一つは、マスメディアであろう。比較的TVのコメンテーターは、冷静な解説をしているが、週刊誌はまったく酷い内容である。福島県内は、すべて危険だという記事を垂れ流している。放射線汚染のデータはすべて捏造されていて、実態は相当酷いのだと、まったく根拠のないデマまで平気で記事にしている。煽り立てるような記事を書かないと、週刊誌は売れないのかもしれないが、それを真に受けて風評被害を広めている人々がいるという現実を知らないのだろうか。また、ネット上の書き込みも酷い。科学的根拠のない受け売りの情報を、平気でチェーンメールで広げる輩がいる。自分たちの行為が、どんな結果をもたらすかと考えないのだろうか。

 こういう情報を垂れ流す阿呆どもは、悪意はないかもしれないが、結果として多くの人々を苦しめている現実があるのだ。風評被害によって、職を失い、収入の道を断たれ、自殺しようとする人々もいるだろう。結果として、殺人を犯しているようなものだ。つまり、風評被害は人災なのである。軽薄で、騒ぎ立てることで快感を覚える大ばか者たちによる、犯罪にも等しい行為である。こういう現実を知ったら、人間として絶対に出来ないことである。放射線汚染による健康被害は、まったくのデマである。そんなデマを流してしまったことを、深く反省をするのなら福島の農産物・水産物をネットで購入してほしい。福島県に観光に来て欲しい。それが、こんな風評被害を起してしまった人達の、贖罪になるであろう。
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