2013年 2月定 例 会
日 時 2月21日 10:30〜
出席者 12名
場 所 エクセル
[T] 報告・検討事項
1.2011年8月、認知症の方の傾聴に関心を持った千葉市在住の早稲田大學3年の女子学生が、報道ゼミのテーマにするため、ホワイエ、その他の活動を取材にきた。四月より、社会人として巣立つに先立ち、その報告に見えた。
☆ 山口に住んでいる祖母が認知症になった。可愛がられて育ったので、施設入所している状態に対し、罪悪感のようなものもあり、また、祖父母が認知症になっている同世代の友人も、少なくない。ブログでホワイエの活動を知り、どのような活動がなされ、認知症の方、また家族などがどう受け止めているか、調べたいと思ったのが、動機であった。
☆ 取材後の感想
見学だけでなく、利用者との触れ合い、傾聴を体験して。
・認知症に対するイメージが変わった→ 個人により出方が全く違う。
・人生で一番よい時を覚えていて回想する→ 際限なく繰り返されるのは家族には辛いだろう。
・授業で取材先は色々あったが傾聴に絞った。友人は意外性を感じていた。
・聴くことは、眼、耳、肌で感ずることだと思った。
・認知症の傾聴と一般の傾聴は区別して考える必要があると思う。
・見学から、自分も傾聴をすることにより、言語によらず利用者の感覚をとおして、コミュニケー ションは成り立つのだということの発見が驚きでもあり、何よりの収穫であり、これからの、 社会生活の上でも生かしていきたい。
2.ブログ更新
1/28 1月議事録 公開
1/30 新年に寄せて 橋口副代表
3. 千葉市ボランティア連絡協議会 主催
「今、千葉市行政が市民活動・ボランティア活動に期待すること」
講師 熊谷俊人千葉市長
日時 平成25年2月1日(金)10:00〜11:30
場所 千葉市ハーモニープラザ 1F 多目的ホール
参加者からの報告
市長が若く、歯切れがよく、千葉市が現在、および将来的に抱えている問題について、また、待ったなしに改革していかねばならないことが、資料を基に語られて、新鮮であった。
行政を取り巻く環境の変化 ・人口減社会の到来(平成27年がピーク)は、少子・高齢化の進展を生み、
家族形態の変化を必然的に引き起こす。
大家族→核家族
税収の減少・社会保障費の増加
・家庭が担っていた看病,看護、育児の外部化が進む。
市民ニーズの高度化・多様化・複雑化
行政単独での対応が困難
・市民による内発的主体的な取り組みを行政が後押しする形となる
公助・共助
トップダウンからボトムアップの町作りへ
・防災、防犯、ごみ処理など、待ったなしの問題が山積
・従来の地縁団体の地域活動に加え、NPO法人、市民活動のボランティアなどテーマ型活動団体 が、地域社会における信頼を得るところまでは、未だしの感がある。
「やりたいこと」と「求められていること」の混同
自立のための条件整備を、行政依存に陥る傾向など。
・地縁団体とテーマ型活動団体の連携・融合が求められている。
↓
「相互補完(連携協働)による市民主体のまちづくり」のモデル事業も実施中
4.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン
参加者 1名
5.防災講演会開催案内
3/7 きぼーる11階にて、
千葉市ボランティア連絡協議会 主催
2/25 締切り
6. 障害があり家から出られない人に、ホワイエから傾聴ボランティアの
派遣してもらえないか問い合わせがあったが、ホワイエの趣旨を説明し、断った。
[U] 2013年 3月活動予定
特養 2 参加人数 13名
グループホーム 4 延べ活動日 27日
デイサービス 3
[V] 活動報告及び研修
・グループホームにて
比較的穏やかだった女性利用者が、近頃暴言をよく吐くようになり、苛立っている。
時間 の経過とともに、段々穏やかになっていく利用者もいるが、荒れていくのを見るのは辛 い。
どのように機嫌のよい時期を摑んでいくのか、あらたな対応方法を模索しなければいけないの かなあと思うと、改めて認知症の難しさに突き当たる。
・ボランティアが減っていっているので、社協の集いがあるときなど、募集のちらしをくばるな り、ホワイエの説明なりをやらせてもらうよう、積極的な動きをすべき時ではないか、との意見 がでた。