• もっと見る
« 再出発に寄せて | Main | 研修»
プロフィール

稲毛ホワイエさんの画像
稲毛ホワイエ
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
<< 2022年03月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
リンク集
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/inage-howaie/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/inage-howaie/index2_0.xml
ボランティア募集 [2013年06月02日(Sun)]
ただいまボランティア募集中止中
 
DSC00555.JPG
秋のレクレーション [2011年12月12日(Mon)]
ガラス体験と八鶴亭のランチで上質なひととき  レク担当

 
         
今年の親睦会は、できるだけ多くのメンバーの参加を願って、11月の定例会の日に設定しました。遠くない所で、時間も有効に、そして盛り沢山にと、ツアメニューを利用し、次のような計画をたてました。


参加者16名
日時   11/24(木) 8時50分 千葉駅東改札口集合   
大網 →菅原工芸硝子(体験作品つくり) → 八鶴亭(定例会と食事) →九十九里ハーブガーデン(ミニハーブ教室とティタイム)→ 大網 → 千葉

9:17 千葉駅発の電車で大網まで。
大網からの移動は送迎バスで菅原工芸硝子に行き、作品作りを体験させていただきました。
見本の中から好みの形と色を選んで、案内された作業所に行きました。職人さんの指導を受け、吹きガラスではなく、「のばしコース」で一人づつ順番に指示に従い、手助けを受け、作品に挑みます。
出来上がった作品が冷えるまでの間、昼食をとるのに八鶴湖のほとりの八鶴亭へ。食後、明治時代の建造で、有形文化財に登録されている木造三階建ての建物について、詳しい説明を受けながら見学しました。
その後、九十九里ハーブガーデンに移動。ハーブティとシフォンケーキで、お茶を頂き、その後、ハーブガーデンでハーブについての効能をきいたり、実際に、ハーブを食べてみたりしました。その後帰路、菅原工芸硝子に寄り出来上がった作品を各自確認、包装してもらい、大網からまた電車。千葉には5時過ぎ、元気で無事帰ってきました。
皆様の感想はいかがでしょうか?

〔感想 その1〕

一枚のガラスのお皿が、窓からの光をあびてキラキラしている。
思った以上の出来に一人 ウキウキしている。

数日前に稲毛ホワイエでの定例会と秋のレクレーションを兼ねて大網に行った時のガラス体験で作った皿である。
由緒ある八鶴亭のランチ、ハーブ園のティータイムと楽しい時をメンバーと過ごせた事が嬉しく、改めて又チームワークの良さを感じました。
このレクをお世話して下さった担当のお二方、楽しいレク会有難うございました。<N>

〔感想 その2〕

2011年ももう師走。2月24日、初めて稲毛ホワイエ定例会に参加させて頂きました。3月5日、JR稲毛駅バス停で、ホワイエのボランティアの方に同行してもらい、デイサービスを訪問。10回の先輩ボランティアと活動を共にする研修も8月いっぱいで終わりました。9月の定例会では、突然秋のレクレーションが議題に。私、ついている! と思いつつ11月24日が来るのを待ちました。
外房大網から九十九里方面は全く知らない土地なので白紙の状態で千葉駅出発。
始まりは菅原工芸硝子工房にて、硝子体験教室の「のばしコース」
職人さんの持つ長い棒の先にオレンジ色の玉。
1200度Cで溶けたガラスは太陽のミニチュアのようでした。
職人さんと2人1組になり、目の前の台に置かれた1200度Cのボールを両手のヘラで素早く延ばし広げて型を作りあっという間に固まるので、お1人様3分間、お皿やジョッキの形ができました。ひとまず作品はそのままで、次のコースへ。
創業明治18年、国の文化財八鶴亭は昔の本格数奇屋造り。天井に屋久杉まで使われてい
る・・・今はもう伐ることもできない。
お昼は京都のおいしい会席風料理にお箸の進むこと。
この東金市に、徳川将軍が鷹狩にきた八鶴湖(小さいけれど)があるとは・・・・チーバちゃんは、大自然の宝庫と思いました。
次は九十九里ハーブガーデンへ。
ハーブショップを巡り、ティタイム。ハーブガーデンにて、お花を味わい(勝手に取って食べたのでなく、説明の係りの人の言われた通りにした)、本日の予定は全部終了。
帰りは忘れずに菅原工房へ・・・。各自「世界にたった一つ、私だけのお皿やジョッキ」が出来上がっていましたので、みな満足そうなお顔で帰途につきました。〔S〕
ボラカフェサロンに参加して [2011年04月08日(Fri)]
☆昨年11月、ボランティアズカフェから、傾聴に関心を持つ人が多く、また、どこの施設でも認知症の人が増えているので「傾聴ボランティア講座」の講師を引き受けてほしいと依頼があった。

☆講師という役柄は荷が重いが、一人が講演するのではなく、活動に即した事例を話し、「認知症の方の傾聴ボランティアグループ」にも興味、関心を持ってもらえるような「集まり」でよいなら、よい機会と考え、引き受けることにした。

☆ボランティアズカフェが、講座のチラシを作成
☆ホワイエ側としての資料を用意する。
・NHKフォーラム ドットコムの10分DVD 
・稲毛ホワイエってどんなとこ カテゴリーアーカイブズ参照
・稲毛ホワイエ 23 年の歩み  カテゴリーアーカイブズ参照
・ボランティアの思い                   
 「行過ぎない・邪魔しない・無理しない・自分も楽しい」
・話のきっかけをつくるキーワード            
・認知症の進行程度と症状についての図

第28回 ボラカフェサロン  報告
 
  
テーマ  傾聴ボランティアってなに?



2011年 2月24日(木)  PM1:30〜4:00    
於 千葉市ボランティアズカフェ

ホワイエからの出席  黒畑・梅澤・若林
カフェ参加者 17名 (定員15名)内 男性4名

○一同自己紹介 ホワイエ側3人がそれぞれ自己紹介
参加者からも自己紹介していただく (参加理由・居住地域)
大方の人が認知症の傾聴ボランティアに対する関心を持って参加していることが分かり、話の進め方のメドがついた。

★  黒畑 担当
○認知症の方には、普通の話のやり取りがスムーズに出来なくなったお年よりも多い。会話ができなくなってきていても、スキンシップや相槌を打つことなどで、心が通う、これも傾聴だと思っている。

○ホワイエの今日までの歩みとして、まずNHK認知症フォーラムのDVD (心の声に耳を傾ける〜)を見てもらう。動画サイト 資料稲毛ホワイエってどんなとこ?

○現在の活動状況の説明
・訪問施設・ 9箇所 特養・グループホーム・デイサービス
・登録ボランティア人数は20名弱
・毎月定例会・ミーティング・勉強会を必ず開き、稲毛ホワイエのグループとしての傾聴を確認しながら、話し合いを進めている。
・活動日は各自、都合の良い日を自分で決め、比較的自宅近くの通いやすい施設を訪問。
・現場活動は、施設訪問ただ毎週1回、月・2・3回、あるいは一日など、時間施設側の状況にあわせ、各自のやり方で、無理なく、長く続けられるようしている。
・事前に訪問予定日を施設に伝え、守るようにしている。
・身体介護に当たるような行動をしない、という事前の話し合いによる、施設との共通の認識を前提にして、認知症の方の傾聴ボランティアをしている。

○認知症の理解
・「認知症の進み具合、症状」は一人ひとり異なり、残念ながら良くならないこと。
・認知症が進むと、家族は出来なくなったことを数えがちだが、まだできることを見つけて対応する。
・介護者の気持ちを認知症の方はすぐ感じ取るので、穏やかな対応をすることで、介護者もまた、楽になる。 

★  若林 担当  『ボランティアの思い』 前もって資料配布
行き過ぎない(やり過ぎない)・(施設職員の)邪魔をしない・無理しない・自分も楽しい・
こんなことを忘れないように、傾聴ボランティアとして、施設を訪問している。認知症の方とのやり取りを具体的な例として話す。

・施設訪問活動はボランティアにより、回数は異なる。だが多くなくても、続けて通うことを大切にしてきた。立ち上げて5年、継続を心がけてきたことで、受け入れ施設とボランティアの信頼関係もそれぞれに深まってきたことを最近は強く実感 している。

・無理をして頑張りすぎると、辛くなり、長続きせず、受け入れ施設との信頼関係を築くことが容易でなくなる。活動ペースはゆっくりと、気楽に、楽しくと考えている。

・傾聴ボランティアの立場を超えた、介護スタッフがすべき業務に手を出さない、職員の邪魔にならないように、周囲に配慮する、など常に忘れないようにしている。
・認知症の方との会話が、ピンポンのように弾むことは、なかなか難しい。相手をまるごと受け入れようという気持ちで、そばに寄り添っているだけでも、その人が穏やかな顔を見せてくれる。

・症状が進んだ方は、話しかけても返事はスムーズに返って来ない。自分の年齢や住んでいる場所など、様々な認識が現実からはるかにかけ離れていることは、よくあるが、その人にとっては、それが真実なので、それをそのまま受け入れ、例えば「そうなんだ。今彼女はまだ若いお母さんの時間を過ごしているのだ」と理解する。

・無理やり会話にもちこむ、続けることにこだわらず、おしゃべりのない時間ではあっても、肩を寄せ合い、心の耳で傾聴をしていると、それなりに相手の心が見えてくるように思う。

・施設に行き、私たちが顔を見せると、嬉しそうに手を握ってくれる、帰るときは名残惜しそうに手を離さない。そんな時は続けてきて良かったと嬉しくなる。

・忙しく働く施設の職員の方たちは、利用者一人ひとりに話しかける時間がなかなか作れない。その中で私たちホワイエボランティアの活動が少しでもお役に立てるであろうと続けて来た。


★  梅澤  担当  コミュニケーションのとり方
話のきっかけを作るキーワード

挨拶・自己紹介
き  気候・(天気)     当日の様子 
ど  道楽・(趣味)     好きなこと
に  ニュース 新聞    一番の話題
た  旅・旅行       温泉
て  テレビ        画面の説明・地デジ
か  家庭         家族のことなど
け  健康         体の調子
せ  性格         子供の頃の様子
し  仕事         職業
衣  衣類         着ているもの・好きな色
食  食べ物        好き・嫌い・季節の果物など
住  住居         生まれた場所(故郷)
 
このキーワードを使うと話のきっかけを作りやすくなる。具体的な例をあげて説明した。
答えにつまったときは臨機応変に話題を変えたりすることも大事。
10分の休憩

★参加者の意見 感想など
・身内、または身近に認知症の方がいる。
・民生委員の立場で認知症の勉強をしたい。
・傾聴ボランティアの講習を受けたが、実際に話し方が分からない。
・特に発語困難の人との場合。 (男性)
・男性の活動場所はあるか。
・このボランティアをするのには、(性格的な)向き不向きがあると思うがどうだろうか?
・今日ここにいる3人はぴったり合っているように思う。
・ボランティアの年齢は?→60代、70代、83歳が最高齢
・継続年数の平均は?→登録者20名弱のうち、3年目が2名,2年目が1名 1年目が2名。残りは立ち上げ時から。

・なぜそんなに長く続けられるのか?
・ボランティア活動をしたら何かいいことがあるので続けているのか?
・辛いプライベートな話を聞いた後、気持ちを引きずらないのか? 切り替える方法はあるか? →施設の玄関を出たら、今晩の献立を考えることにしている。

・現在問題になっていて、社会的援助が必要と思われる個人宅(特に独居老人)を訪問しないのはなぜか?(男性)→稲毛ホワイエの歩みにあるように、事業所運営の経験を生かし、介護保険下の施設で、そこでの介護の一環として活動することを会則で決めている。

・大学の先生など偉い人の話とちょっと違って、体験している人の話なのでまあ良かった。
・初めに受け入れ施設を選んだ後、その施設にどのようにして受け入れてもらえたのか?
・10回のボランティア研修の後は一人で施設に行くのか、又行ってもいいのか?→目安として可能と考えているが、複数を望む場合は、そのようなスタイルをとる。

・話のキーワードは、参考になりよかった。
・同じ服装、髪型などの心配りが参考になった。

・若くても大丈夫か?
・チラシに書いてあった、楽しいこと、うれしいことはどんなことか?
・ボランティアが相手の方に共感することがあれば、それはどのような時か?       
・楽しいこと、失敗したことはあるか?
・ボランティアが帰った後の、利用者の様子を施設側に聞いたことがあるのか?

★千葉市ボランティアズカフェ
第28@回ボラカフェサロン
「傾聴ボランティアってなに?」実施報告書より転載

アンケートより 
感想
・良かった・ためになった:11名
・まあ良かった・まあためになった:5名
・話のきっかけを作るキーワードがとても参考になった
・本を読んだりしていたが、実体験に即した話しが聞けて良かった
・傾聴ボランティアとして経験豊富な方々の実体験の話が中心でよかった
・稲毛ホワイエさんを知ることができてよかった
・予想していたより深い話しが聞けて参考になりました
・傾聴について何も知識がなかったため「イロハ」からわかってよかった
・傾聴というのが少し分かったような気がします。が、大変だなという感じがします・
・お話しをしてくださる方の雰囲気がとてもよく、その方たちに傾聴していただける方々は幸せなのではないでしょうか。

・ボランティアといえども人を相手にする責任を考えると踏み出すことができないでいます。
・時間が長かったのでレジュメがあるとよりよかったと思います

・回を重ねて勉強してもなかなか傾聴ボランティアをデビュー出来ず迷っていましたが経験談をお伺いして勇気を持ってと思いました
・続けて傾聴してみたいと思います。
・ホワイエさんの研修に参加させていただきたいと思いました
・認知症の方の対応について無理をしないことが分かった

・参加者の皆さんが自分を高めるためにボランティアしようとされているように感じた。しかしホワイエの皆さんはたんたんとボランティアされている、このギャップが必要だ。
・傾聴の実際がもっと知りたかった

スタッフの感想・反省等

・DVDの内容がどのような活動をしているのか解りやすくて良かった
・施設職員はとても忙しくひとりひとりに話しかけることができない中での、ボランティアさんの傾聴や遊びなどにより利用者はもちろん、施設自体が明るくなる事、そして若い職員にとって経験を積んだボランティアさんの認知症の方への接しかたなどが学びのひとつになっている事を知りました。

・「認知症の人がすぐ解るように施設に訪問する時はいつも同じ施設、同じ髪型で行くのよ」という心遣い、「認知症の方にとって自分たちの存在がどれ程のものなのか解らないが、それでも長く続けてこられたのは、ぎゅーと手を握ってくれる人や手を振ってくれる人がいるから。そして一緒に続けてきた仲間がいたからだ」と話してくださったことが印象的でした。

・参加された方からの多くの質問があり、関心の高さを感じると共に実際に傾聴をしている経験によって更にスキルを高めたいと思う方々の意欲を感じました。
・傾聴講座に参加された方々が実際にボランティアとして活動できるように施設での体験に繋げていくためのフォローが必要。
熱い、暑い2010夏を乗り切ろう [2010年08月23日(Mon)]
介護保険制度発足に先立つ1987年よりボランティアによる認知症の方のデイサービスを始めた稲毛ホワイエですが、2000年に始まった介護保険制度の下で千葉市基準該当通所介護事業所として認知症の方とその家族を支えてきました。2005年事業所を閉じ、スタッフのほぼ全員が「認知症の方の傾聴ボランティア」として施設に出向き、認知症の方との交流を行っています。新生「稲毛ホワイエ」以降も新たなボランティアの参加を呼びかけてフレッシュなメンバーが数人仲間に加わってくれました。
 
ところで、今夏の暑さは記録破りです
「冷たいビールで暑さを追いはらいたいなあ・・」の私の一言で一夕、稲毛駅近くの居酒屋に18名が集結しました。
(実際ビールを飲んだのはほんの数人でしたが。)

連日35℃を超える毎日。ニュースでは熱中症で搬入された人OOO人そのうち死亡が確認された人はOO人と報じられている。全国では百人以上の方が亡くなっているという驚きの猛暑ですが、稲毛ホワイエでのウーマンパワーは衰えを知りません。施設の盆踊り大会で利用者の方々に浴衣の着付け、活動資金を捻出するためにイオンイエローレシートキャンペーンにも月1回サティに立ったり皆さん元気に頑張っています。

更に今年は太平洋戦争終結65年。原爆被爆者追悼平和式典に世界各国の代表が参加としたという。
1945年8月15日は暑い日でした。ラジオ放送を聴いた者として忘れられない日です。今も世界各地で繰り返されている戦争。たくさんの尊い命、財産を失い、何の益もない戦争をやめることができないのでしょうか。本当の幸せは世界が平和であってこそのものと思います。 〔K〕
親睦会 (2009年10月22日) [2009年11月28日(Sat)]
場所  太陽の里
参加  15名
 今年はみんなが参加できるようにと、日帰り旅行としました。そして貸切のバスなら全員が共に行動でき、より親睦を深められるのではと送迎バスを出してくれる九十九里の「太陽の里」と決まりました。
 
晴天に恵まれ9:00NTT前を出発。バスの中で定例会の報告事項などがあり、まもなく予定していた笠森観音の駐車場に着く。ここは坂東三十三観音霊場の第31番札所、自然林の中を300mほど歩く。「子授けのクスノキ」根元が結合している「二本松」など銘木が多い。岩の上に建てられた観音堂の階段を登り見学する。快調に歩きバスに乗り込み、太陽の里へ。
 
定例会を1時間ほどで終わり、会場を移してお食事になる。見た目でも楽しめる宴会料理、終わりかと思っている頃に中華の2皿とデザートが運ばれてきてお腹いっぱい、ゆっくり休みたいところでしたが思い思い、砂風呂など館内に楽しみを見つけ忙しい。あっという間に時間が過ぎ、売店で取りあえずのお土産を選び3:15帰路の途に付く。
 
日帰りの親睦会ということで、あわただしい面もありましたがいつもと違う雰囲気の中で、歌を歌ったり話をしたり出来て有意義だったと思います。日頃は会の運営や、傾聴ボランティアとして緊張したり努力することが多くあると思いますが、これからの活動に少しは力となったでしょうか。
 なお、参加費用で足らなかった端数分は、ホワイエの会計から出すことにしました。
                                          〔 K 〕
認知症サポーター講座開催 てん末記 [2009年06月15日(Mon)]

認知症サポーターとは?
厚生労働省によるホームページ
認知症を知り地域をつくる認知症サポーター100万人キャンペーン
こちらをクリックして、まずご覧ください。

自宅にて認知症サポーター養成講座を開きました。少人数のこじんまりとした会です。

2月に千葉県主催のキャラバンメイト養成講座に参加し認知症サポーター講座を開催する資格を得ました。さあそれからが大変です!メイトは『サポーター養成講座を開催すべし』という義務感に駆られ、先ずは、地元の福祉ネットワークそして町内会の方へと講座実施についての相談をしました。それがいつしかプレッシャーになり、これは自分の身の丈を超えているのでは?と思い始めました。

教材を読み直すうちに『・・仲間に声かけをして数人自宅にあつめる』という一文を見つけました。我が意を得たり。これだったら自分の身の丈にあった講座が開けるのではと、計画した次第です。



計画書の作成・市原市への提出・案内葉書の作成・町内の施設の訪問・資料の作成・・と準備し当日を迎えました。稲毛ホワイエのメンバーで同じくキャラバンメイトのOさんHさんが後学の為にもと応援に来てくださり、これで勇気百倍です。

6月4日  10:00〜12:00
対  象  水の江地区住民(自宅周辺)
参加者   8名

プログラム
@講座開催にあたり サポーターとは?他
 昭和30年代 私の祖母は認知症で座敷牢に閉じ込められていて、その光景が未だに忘れられません。歳月を経て平成4年から現在までに稲毛ホワイエで認知症の方と家族のご苦労に接し、そして昨今ニュースで取り上げられる介護の悲劇を耳にするにつけ認知症への理解を地域に広めることの大切さを痛感しています。 

ADVD『認知症サポーター100万人キャラバン』 
 ・ 専門家による認知症の解説 
 ・ 認知症への正しい対応の仕方 
 ・ サポーター講座について  等

B教材『認知症を学び地域で支えよう』
  ・ 教材に沿って認知症とは? 等
  ・ 周辺地区の施設の現状と相談窓口の情報

C介護体験者を交えての交換会
  ・ Oさんは認知症のお姑さんを看取り、Hさんは現在お母様を介護中という経験をお話しいただきました。共に現実的で深刻なお話ですが、他人にとっては時に笑いを誘うシーンも多く和やかな雰囲気でした。介護のご苦労、反省などは他の参加者にとって、認知症の方に接する上で大変参考になりました。

お二人の話が口火となり、参加者全員がそれぞれにご自分の抱えている事情を話して下さいました。
  
  ・お母様が故郷にいるAさん・・認知症がでて施設に入所させたかったが 当初は身内の拒否反応が強く,納得していただくまでに時間がかかった。今やっと老人保健施設に入所中.
  
  ・お母様が特別養護老人ホームに入所中のBさん・・入所中に入院してから体力の低下と認知症が出て時々意味不明なことを言う(後日 『講座で教わったようになるべく母の言うことを否定しないようにしたい』 と話していました)
  
  ・同居中の姑さんが認知症のCさん・・なるべく心穏やかに接しているつもりであるが、慌しい時間帯にはそうもいかない。料理等できることは本人に任せた方が良いとのことだが、難しいことが多い。 
  
・お父様が有料老人ホームに入所中のDさん・・お父様が一時同じ事を何度も繰り返して言っていたが、そういえば当事お母様を亡くし一人になった不安からだったのでは・・と。今は娘さんの近くに来て良いホームに入り、幸せそうで以前の症状は出ていないとのこと。                                 

サポーター養成講座として有意義であったかは、キャラバンメイトとして反省も疑問も残るものの、曲がりなりにも開催できたことに安堵しています。参加者には認知症を抱えたご家族も
あって、これを機会に『その後いかがですか?』の声かけが生まれ、サポーターとしての一歩となることを願って・・・。足を運んでくださった参加者の皆さん、開催を前に励まして下さった市原市高齢者支援課のKさん、稲毛ホワイエのOさんHさん、手作りのカステラを差し入れて下さったOMさん 皆さんのご協力に感謝です。・・・やはり身の丈以上の出来事でした(m)
研修会に招かれて [2009年02月08日(Sun)]
報 告

「こてはし台・横戸台ボランティアの会」主催

研修会 認知症の方の傾聴 
                                
                            ( 08.10.31・金 )

○2008年の8月末のこと、〔こてはし台・横戸台ボランティアの会〕から突然、「認知症について」と、「事例をとおして傾聴の実践」についての講演依頼があった。
○ 2006年に傾聴グループを立ち上げはしたが、限られた人数、限られた時間で、利用者や事業所の方たちから、どれほど自分たちの活動が受け入れられているか、心もとないまま、2年余りが経過していた。
○講演、私たちが?!・・・嘘でしょ、とひるみつつ、千葉市に「認知症の方の傾聴」に携わるグループがすでにあると知った喜びは例えようもなかった。
○求められているのは、傾聴の理論でも分析でもなく、事例。だったら、ボランティア主体で認知症専用デイサービスを運営・経営してきた経験を一日の長とし、認知症の方との日々のふれ合いから、自分たちの失敗や、ささやかな成功例をありのまま語ればいい、と勇気を振り絞っての、初体験でした。


○ホワイエと、「こてはし台・横戸台ボランティアの会」研修部、双方の代表からの 研修会の感想を掲載します。

     
研修会の講師依頼を受けて          

                             H20年11月10日  
                                 藤 城 淳 子 
 日頃から、同じようなグループが出来ることを望んでいる稲毛ホワイエです。 そこへ、『認知症の傾聴』の活動についてお話をという依頼があり、ここで お断りする理由はないとお引き受けの連絡をしました。大変喜んで頂きました。
  さて、その後が大変でした。なにせ、素人集団、人まえで話す、それが研修で講師という役回り、気後れがして、ほとんどのメンバーが苦手とするところだからです。それであらかじめ、質問をお願いしそれをもとに定例会で話し合いをしました。
 私たちは、あくまでもボランティア「・・ならではのこと」「・・だからできること」の活動現場からの実践を、専門家ではないことの良さ、それに加え仲間の持っている知識などを伝えることが解かりやすいのではないか、との結論になり、お話をさせて頂きました。
 後日、<気が楽になる話が聞けた> とメールを頂きほっとしました。
認知症に関って長い稲毛ホワイエですが、傾聴活動では「こてはし台・横戸台ボランティアの会」の皆様は先輩です。施設では認知症の方が増え戸惑いもあるかと思いますが、これからも親交を暖め、情報交換をとお話もしました。どうぞよろしくお願いいたします。


研修会『認知症の方の傾聴』を終えて
 
                           平成21年1月10日
                                         
                  こてはし台・横戸台ボランティアの会 
                             研修部  高森恵子   

10月の研修会には稲毛ホワイエから多くの皆様にお越しいただき、本当にありがとうございました。
当日は私たちの予想を越える36名の会員が参加しました。そのうち16名は施設訪問をしていない方で、認知症への関心が高いことも分りました。
私たちが傾聴の勉強を始めたころ、その対象は『話を聴いて欲しい人』という漠然としたもので、認知症の方という想定はありませんでした。ところが最初に声をかけてくださったのがデイサービスの施設で、認知症の知識が無くて傾聴が務まるのか喧々諤々話し合い、悩みましたが『話し相手で良いから』と請われ一歩を踏み出しました。

実践イコール勉強という状態の中で、利用者さんに大声で怒鳴られてびっくりしたり、話が続かなくて焦ったりもしましたが、3年経った今ではドアを開けるときの緊張感も和らぎ、皆さんの明るい笑顔に迎えられて楽しいひとときを過ごしております。

今回の研修会でお話を伺って、これまでの私たちは認知症の方の心理(根底にいつも不安感がある)を十分理解できていなかったし、表面的なことだけを見て一喜一憂してきたような気がしました。
「もう年だからそんなこと忘れちゃったわ」、とにこやかに話されていても、その心の中は不安がいっぱいだったのですね。そうした言葉にならない想いを汲み取り、感じられるようになるのには、まだまだ経験不足ですが、今回の研修を受けてまた新たな気持ちで活動して行こうと思いました。

研修会のあと、11月の学習会が祭日で集まれなかったため大変遅くなってしまったのですが、感想を話し合いましたので、下記にご報告させていただきます。

・ ホワイエのメンバー皆さんが各人の責任において、お一人で活動されているということに驚きました。皆様の落ち着かれたお話の様子から日ごろの自立した活動が想像されました。

・ 施設訪問についてのお話は、ホワイエの方でも、「役にたっているのかしら」と考えられたということで、自分達が悩むのは当たり前・・・と気が楽になりました。

・ 初対面の方への対応として※『木戸に立てかけせし、衣食住』を教えていただき、いざというときの引き出しが増えました。

・ いろいろ教えていただいたことを思い出しながら、傾聴と言う言葉にとらわれず臨機応変に対応できるよう心がけていきたいです。

・ 認知症が進んでもまだ出来る事としてコミュニケーション能力があると知り、それを活かす事こそが傾聴の役目だと、伺ってとても嬉しく思いました。活動の意義として一本筋が入ったような気がします。

・ 話をかよわすことが出来ない方々とのコミュニケーションについて、具体的に知りたかったです。

・ ホワイエの皆さまが事前の私たちの質問について話し合いや調査をしてくださったことが、研修を通して伝わってきてありがたく思いました。  (於:12月22日(月)傾聴ボランティア学習会より)

定例会では、会長から『今回の研修から、いろいろのことを学び、自分たちも少しずつレベルアップしていきましょう。そして、又いつか来ていただけると良いですね。』との言葉がありました。
ホワイエの皆様の存在が大変心強く、これからも前向きに元気に活動して行こうと思っています。
大変遅くなりましたが、稲毛ホワイエの皆様のご健康とご活躍をお祈りしてお礼の言葉とさせていただ きます。
  
※ ・認知症にかぎらず初対面の人との、話題提供のきっかけになるもの
『木   戸       に      立   て
キ(気候)ド(道楽・趣味)ニ(ニュース)タ(旅)テ(テレビ)
か    け    せ    し、   衣 食 住』
カ(家族)ケ(健康)セ(性質)シ(仕事)衣 食 住



○「こてはし台・横戸台ボランティアの会」の方たちが日ごろ感じている疑問・質問を前もってお寄せいただき、ホワイエの定例会で話し合ったことは、「認知症の方の傾聴」における、普遍的な問題点ですので、以下にまとめてみました。
関心のある方、必要な方たちの参考にしていただければ、幸いです。

 施設での「認知症の方の傾聴」で       
稲毛ホワイエが心がけていること


@初対面の人が警戒感を持っているときの対応 
きっかけをつくる
・ まずは笑顔、  
・ 認知症の傾聴では、利用者との関係は以前に何回会っていてもいつでも初対面であることが基本
・認知症にかぎらず初対面の人との話題提供のきっかけになるもの。
キ(気候)ド(道楽・趣味)ニ(ニュース)タ(旅)テ(テレビ)
カ(家族)ケ(健康)セ(性質)シ(仕事)衣 食 住
・傾聴の姿勢でなく普通に → 洋服をほめる、花をもっていき、話題にする。
・話しかけの答えを求めて困らせない → あいづちを打たせる問いかけ
                   ×今日は何をしたの?
                    ○《こんなことしましたね》
                    《いいお天気ですね》
                    《外は暑いですよ》
・席を離れていたりした場合、挨拶はあらためて、何回しても良い、
・励まし、元気づけ、ばかりではなく一緒にションボリすることも大事。
・心を開いていないと感じても話す、話しかける。→反応が無い、得られなくとも声をかける。 
 
Aホールなどでの複数、集団の利用者への対応では平等に接することは必須か
・現実として傾聴を平等にするのは難しいが 笑顔は平等にできる。
・ 「傾聴」と言えども、言葉だけに頼らず小道具をきっかけにする。
        ボール、風船、歌集、チラシ《綺麗なもの》、
   特に、ボール遊びは、静かで表情も無い方も目の前に来ると反応し、時には笑顔を見せてくれることもある。
・   気配りは、平等を心がけたい。
 
B発語の無い人への対応は?
・ 「傾聴」といっても、言葉を媒介にすることに捉われない。
・ 話して貰うことは無理、こちらから仕掛ける、〜ここでも小道具を
         坊主めくり《百人一首》 色あわせ、アロマテラピー
・  スキンシップ《手を握る〜嫌がる人もいる》

C話が途切れた時
・ それまで話してきた続きに拘らないで、場面展開をはかる。
         目に入ったもの、思いついたこと何でも良い。  
  お花は好き? 窓の外を見ながら、風が強いですねぇ。
  
・帰る時間になっても、利用者が相手になることを期待・要求していて言い出せない
  話に結論づけて終わらなくてもよい、
     呼ばれたので行きますね
     ちょと、トイレに、など、
・長い目でみると、自分が無理して付き合うことのほうが、傾聴ボランティアを続ける上では弊害。気張らず、長続きできるよう。

D個人情報について
・ 家族の話は良く話してくれる。ご本人の両親、子供、旦那様、職業
・本人からの話であれば個人情報に云々には当たらないと思うが、むやみに口外は避ける。それに、話の内容が客観的に事実? それとも・・・?ということはある。
・ 知ることにこだわらず、年齢にあった話、戦争体験とか、趣味、得意な事などを、観察し、話しかけて、出てきた答えから、その人についての情報を気長に貯めていく。
・他言やメモ書きしないことが、守られれば、「傾聴ケア」に必要な情報開示にやぶさかでないが、スタッフが、忙しいので、その要望になかなか応えきれていない、という説明を受けた施設もあった。  

○研修会のお話が持ち上がったのが、夏の終わり、こうして、ブログ上での報告ができたのは、立春をすぎ、陽射しに春のおとずれが感じられる頃となりました。お陰さまで、自分たちのケアをあらためて見直す、よい機会となりました。
                                〔 U 〕
            

   
秋の親睦旅行 [2008年11月04日(Tue)]
10月22日・23日に10月の定例会を兼ねた親睦会で千葉県は九十九里にある国民宿舎『サンライズ九十九里』への一泊旅行を行いました。

JR千葉駅に集合をし、ホテル前で下車できる路線バス・サンライズライナーを利用しました。
50分程の道のりですが、降り立つとそこは磯の香りと波の音・・・ホテルの庭より浜辺に出ることができました。お天気にも恵まれ、太平洋を望む日本一長い浜(九十九里浜)の素晴しい眺めに、ひとときの安らぎを感じられた事と思います。

とはいえ研修も兼ねていますので、チエックインまでは会議室を借り「支えあう認知症ケア」のDVDの鑑賞会を行いました。その後は浜辺のお散歩・サイクリングを楽しむなど、おもい思いに過ごすことにしました。

上げ膳据え膳のお楽しみの夕食後には、お約束の定例会を7時半から行いました。ほろ酔い気分となった方も「このまま、ゆっくりしたいわネ〜!」といいながらも勿論参加されました。
浴衣スタイルでの定例会も、リラックスをしてなかなか良かったと思います。気が付けば11時半となり、3時間の長丁場・・・10月31日に控えた「こてはし台・横戸台ボランティアグループ」主催の認知症の傾聴についての研修会において、認知症についてと傾聴の事例発表をどうするか、の話し合い。時間を気にしない充実した定例会となりました。

2日目はチエックアウトがゆっくりの12時でしたので、ガーベラ園・浜辺の散策・サイクリングにと繰り出して行きました。一泊二日の旅でしたが、お土産の大荷物と共に、無事に帰路につくことができ本当に良かったと思っています。
また、この度の旅行に際し、特典宿泊のプラン・バス回数券の割引使用などの情報提供をしてくださり、ご協力ありがとうございました。
早くも来年は何処にしましょう〜とお話が出ている次第です。
                                                幹事 H
イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン贈呈式 [2008年04月18日(Fri)]
昨年3月から実施の『イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン』も開始から1年となり、07年9月〜08年2月までの累計贈呈金額相当の希望物品を4月13日(日)にいただきました。

今の稲毛ホワイエにとって活動に必要なコピー用紙、プリンターインク、家電など物質援助が得られることは支えになりますので、もちろん08年3月以降も再登録させていただきました。
毎月11日に稲毛ホワイエに投函してくださるためにお買い物に出向いてくださる方々も定着してきた様に思います。応援して下さる方たちのお力を現場の活動に繋げるように更なる努力と今後の高齢社会が少しでもよい方向に向かうように希望する人の声としてレシートの枚数になっている様に思います。

稲毛地域の福祉ボランティア団体のバックアップとして稲毛サティが地域貢献してくださることで、この地区が恵まれた安心して暮らせる地域に一歩でも近づければ意義あることでしょう。
このキャンペーンに参加したことで登録団体のお互いの活動内容を理解し月1回お会いすることによる繋がりが更なる運動へとなれば良いでしょう。
役員改選しました [2008年04月06日(Sun)]
桜花爛漫、春たけなわの候となりました。重いコートを脱ぎ身も心も軽くなったようで各地の花だよりに心もうきうきしてしまいます。
 稲毛ホワイエも4月より役員の改選があり、田村から藤城淳子代表となりました。
メンバー一人ひとりの持ち味を生かしたサポートをしながら今期も、稲毛ホワイエのモットーとする、やさしい笑顔で思いやりのある傾聴活動をさせていただく所存でございます。
 この春からは予てより募集中の新人会員も2名入ってくださり、研修を重ねながらボランティア登録をし、積極的に活動しておりまして、よい刺激となり力強く思います。
 ブログにしてもまだまだ力量不足ではありますが、更新を継続させていただいた結果、NHK出版より『社会福祉セミナー』のテキスト本に『傾聴』を取り上げるに際して傾聴を実践しているグループとして稲毛ホワイエを指名していただき原稿依頼がございました。
3月22日発売の『社会福祉セミナー』にホワイエを代表して、『50歳から始める福祉の仕事とボランティア』として宇田が書いた原稿が掲載されてあります。
 これまでの稲毛ホワイエの活動に際しご理解、ご支援をいただき、感謝申しあげると共に、介護の現状厳しい中,寄り添ったケアをしたくても人手不足で出来ない現場を支える稲毛ホワイエのようなボランティアが各地に出来ることを切に望みます(K)

| 次へ