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ヤマザクラの一株が開花 [2022年03月30日(Wed)]
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 畑に植えているヤマザクラの一株が咲き始めました(花の開花と同時に葉も展開)。
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 裏山ではカタクリが順次咲いています。
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 畑のオキナグサの傍でツクシが出ていました。
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 タチツボスミレも咲いています。
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【歌】 春の野に すみれ摘みにと 来し我そ 野をなつかしみ 一夜寝にける (山部赤人 巻八・1424)
 スミレが詠まれた万葉歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/303

Posted by katakago at 14:45
ヒトリシズカが咲き始めました [2022年03月28日(Mon)]
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 裏山のイロハモミジの株元で、ヒトリシズカ(センリョウ科)の花が咲き始めていました。
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 万葉歌で、「つぎねふ(原文は次嶺経と表記) 山背道を・・・」と詠まれる長歌(巻十三・3314)がありますが、『和名抄』には及己(豆木禰久佐 つきねくさ)とあることより、これをヒトリシズカの古名とし、「つぎねの生えているところの山背道」と解する説があります(『万葉植物事典』北隆館刊)。

 シキミ(マツブサ科)の花が咲いています
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 シキミは万葉歌で次の一首が詠まれています。
【歌】 奥山の しきみが花の 名のごとや しくしく君に 恋ひ渡りなむ (巻二十・4476)
【口語訳】 奥山の しきみの花の 名のように しきりにあなたを 思い続けることか
 この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/282

 エドヒガンの花(続報)
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 エドヒガンの花の蜜を吸うメジロをみかけました。
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Posted by katakago at 11:48
スモモに続きエドヒガンも開花 [2022年03月27日(Sun)]
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 果樹園に植えているスモモ(小さな苗木も含め品種の異なる6株)の花が一斉に咲き始めました。スモモは万葉歌に一首詠まれているので植えていますが、花の時期と共に夏には果実の収穫も楽しめます。
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【歌】 我が苑の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも (大伴家持 巻十九・4140)
【口語訳】 わが園の 李の花が 庭に散っているのだろうか それとも薄雪がまだ 残っているのであろうか
 この歌の関連記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/305

 裏山では、苗木を植えて⒓年になるエドヒガンが今年はたくさんの花を咲かせています(裏山に自生しているヤマザクラの開花は来月)。
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 エドヒガンはウバヒガンとも呼ばれ、葉が出る前に花を咲かせ、萼筒(花の柄)が丸く膨れているのが特徴
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 昨日は雨でしたが、万葉歌で春雨は、花が咲くのを促すものとする場合の他、花を散らすのを惜しむ場合が歌に詠まれています。
 前者の例として、
【歌】 春雨に 争ひかねて 我がやどの 桜の花は 咲きそめにけり (巻十・1869)
【口語訳】 春雨に 逆らえなくて 家の庭の 桜の花は ほころび始めた
 後者の例として、
【歌】 春雨は いたくな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しも (幕十・1870)
【口語訳】 春雨よ ひどくは降るな 桜花が まだよく見ないうちに 散ったら惜しい
 ヤマザクラが詠まれた以前記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/319 

 シダレヤナギの花穂
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 ミツマタは今も咲いています。
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Posted by katakago at 09:43
「万葉植物画展」の図録 [2022年03月26日(Sat)]
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 本日より5月18日まで、奈良市の平城宮いざない館で開催中の「万葉植物画展」の図録が完成し、主催者の日本植物画倶楽部より贈って頂きました。俱楽部会員による植物画75点と英国王立キュー植物園招待作品2点および私が担当した万葉歌の解説が掲載されています。
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 図録の購入は、日本植物画倶楽部のホームページより申し込めます。


Posted by katakago at 14:08
裏山整備ー立ち木の伐採 [2022年03月25日(Fri)]
 植物園としている裏山の際まで住宅地が迫ってきています。このところの台風の被害が報じられるたびに、民家近くの立ち木が気がかりでした。半年前に専門業者に危険な樹木の伐採を依頼していましたが、先週から作業が始まりました。一番の気がかりだったヒノキをはじめ、民家に隣接したアラカシ等の木を伐採してもらいました。
 左がヒノキ(樹齢は60年ほどとのこと)
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 倒れて民家に被害を及ぼす心配がなくなり一先ずホッとしています。
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 民家の際のアラカシも伐採
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 太いフジが巻き付いたアラカシの伐採作業(ワイヤーで下方に引っ張りながら)
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 ヒノキが伐採され、山の上からの眺望がよくなりました。
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Posted by katakago at 18:10
オキナグサが咲き始めました [2022年03月20日(Sun)]
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 日当たりのよい畑では、オキナグサ(キンポウゲ科)の花が咲いています。万葉歌で「ねつこぐさ」(原文表記は根都古具佐)と詠まれている植物をオキナグサにあてる説があります。巻十四の次の東歌に一首のみ詠まれています。
【歌】 芝付きの 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我恋ひめやも (巻十四・3508)
【口語訳】 芝付きの 御宇良崎(みうらさき)にある ねつこ草のようなあの娘を 見さえしなかったら わたしはこうも恋い慕おうか
 以前の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/299

 果樹園ではオオイヌノフグリ(オオバコ科)の花の群生が見られます。
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 サクランボ(暖地桜桃)の花が満開です。
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 アンズの花が咲き始めました。
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 スモモはまだ蕾です。
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Posted by katakago at 16:01
カタクリが咲き始めました [2022年03月16日(Wed)]
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 このところの気温上昇もあり、裏山の斜面ではカタクリの花が咲き始めました。万葉歌では「かたかご(原文表記は堅香子)」として一首のみ詠まれています(家持が越中で詠んだ次の歌)。このように万葉集に一例しか見えない語は「孤語」と称される。
【歌】 もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花 (大伴家持 巻十九・4143)
【口語訳】 (もののふの) 群なす乙女が 汲みさざめく 寺井のほとりの かたかごの花よ
この歌の解説記事は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/288
 カタクリの蕾
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 アセビの花も咲き始めました。
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【歌】 我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり (巻十・1903)
【口語訳】 あなたを わたしが恋しく思うことは 奥山の あしびの花のように 今や真っ盛りです
アセビが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/292

 ミツマタが咲き始めました。万葉歌で「さきくさ」と詠まれている植物(原文表記は三枝)がミツマタとみられています。
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【歌】 春されば まづ咲く三枝の 幸くあらば 後にも逢はむ な恋そ我妹 (巻十・1895)
【口語訳】 春になると まず咲く三枝(さきくさ)のように 幸(さき)くー無事でさえあったら あとでも逢えよう そう恋しがるなよおまえ
以前の解説記事はつぎのURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/285

 花桃が満開
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 シダレヤナギの芽吹き
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【歌】 春されば しだり柳の とををにも 妹は心に 乗りにけるかも (柿本朝臣人麻呂歌集 巻十・1896)
【口語訳】 春になると 若葉の萌え出たしだれ柳の枝がしなうように 私の心もしなうほどに あの娘のことが いっぱいに心を占めてしまったよ(口語訳は『万葉集全歌講義』より)

 ネコヤナギその後
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Posted by katakago at 14:55
モモ(一重の花桃)の花が咲き始めました [2022年03月13日(Sun)]
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 裏山に植えている一重の花桃が咲き始めました。
【歌】 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子 (大伴家持 巻十九・4139)
【口語訳】 春の園は まるで一面紅色に照り輝いている その桃の花の樹の下まで照り映える道に つと出で立っているおとめよ(口語訳は『万葉集全注』より)
 モモが詠まれた家持の歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/286
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/791

 裏山の白梅は満開を過ぎて散り始めています。
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 ネコヤナギの花穂
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 このブログでは植物の写真を載せているので、植物図鑑としてはこれまで『原色牧野植物大図鑑』を活用してきました。近年、DNA塩基配列を用いた分子系統学的手法により、被子植物も新たに構築された分子系統樹に基づく新分類体系(APG分類体系)となり、牧野植物図鑑もAPG対応版として『新分類 牧野日本植物図鑑』が刊行され(2017年)、これを利用しています(最新のものとしては米倉浩司著『新維管束植物分類表』(2019年)がある)。
 牧野富太郎の植物図鑑と関連書籍
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 牧野富太郎は世界的な植物分類学者であると同時に、たぐいまれな植物画の名手でもあり、また万葉植物に関するいくつかの論考もあり、その関連書籍には関心がありました。先ごろ、朝井まかて著『ボタニカ』の刊行(祥伝社)を知り、早速興味深く読み進めました。
 来春のNHK朝ドラには牧野富太郎をモデルにした『らんまん』に決まったとのことで、今から楽しみにしています。
 5年前に、練馬区立牧野記念庭園を訪れた際の記事を次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1209
Posted by katakago at 15:17
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