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西条柿の干し柿作り [2021年10月23日(Sat)]
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 西条柿(渋柿)がたくさん採れたので、干し柿を作ってみることにしました。
 ヘタを残して皮をむいた状態
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 吊るす前に、沸騰させた湯に10秒程度くぐらせるのが重要(カビが生えるのを抑える)。
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 西条柿の熟柿(じゅくし)は中心部がゼリー状で糖度も高く格別の味です(一部は冷凍保存)。
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 ユズも色づいてきました。
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 今年はカリンの実がたくさん生っています。
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 姫リンゴ(アルプス乙女)も実を付けていました(今年は全部で6個)。
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Posted by katakago at 16:34
フジバカマに飛来したアサギマダラ [2021年10月19日(Tue)]
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 フジバカマが咲いている時期はアサギマダラに出逢えるかもしれないと、カメラを携帯して畑に出かけるようにしています。今日、幸いにもアサギマダラがフジバカマに止まっているのを見つけることが出来ました。アサギマダラは長い渡りをする蝶として知られています。一昨年はマーキングされた個体を見つけることが出来ました。石川県羽咋郡宝達志水町の宝達山から飛来したことが判明しています(関連記事は下記のURLに掲載)。
 今日見つけた個体は、マーキングはされていませんでしたが、羽の一部が少し傷んでおり、遠くから飛来したものと思われます。
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 2年前のマーキングされたアサギマダラの記事
神戸新聞取材中に見つけたアサギマダラ
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1594
石川県羽咋郡宝達山より飛来したことが判明
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1597
神戸新聞NEXTの紹介記事
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1601
北國新聞にも取り上げられた
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1606

Posted by katakago at 16:20
10月に開花したハマユウ [2021年10月12日(Tue)]
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 例年、ハマユウは7〜8月にかけて花を咲かせますが、今年は珍しく10月になってから花を咲かせている株があります。

 この時期は、咲いている花も僅かとなりましたが、いくつか写真を載せておきます。
 ススキの穂とフジバカマ
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万葉歌ではススキは、「すすき」・「をばな」と詠まれています。
【歌】 さ雄鹿の 入野のすすき 初尾花 いつしか妹が 手を枕かむ (巻十・2277)
【口語訳】 (さ雄鹿の) 入野のすすきの 初尾花のように初々しい娘(こ) いつになったらあの娘の手を枕にすることだろう
 「さ雄鹿の」は、鹿が野に分け入る、の意でかけた「入野」の枕詞で、「初尾花」は、穂が出たばかりの尾花で、初々しい女性の姿のたとえとして用いられています。

 オミナエシで花を咲かせている最後の株
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 茎を切り戻したキキョウはまだ花を咲かせています。
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 この時期花を咲かせているヒオウギもあります。
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 夏に咲き終わった株では、花後に形成された刮ハがはじけて中から黒い球形の種子がみられます。万葉歌で「ぬばたま」と詠まれているのがこのヒオウギの種子と考えられています。全て枕詞(黒・夜・暗・夢などにかかる)として用いられています。
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【歌】 ぬばたまの 黒髪変はり 白けても 痛き恋には あふ時ありけり (沙弥満誓 巻四・573)
【口語訳】 (ぬばたまの) 黒髪が 白髪に変っても つらい恋に 出会う時はあるものですね
関連記事は以前の記事(下記のURL)に載せています 。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/170
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/188
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/457


Posted by katakago at 14:19
五輪塔(木田氏中興塔)移設後の神事 [2021年10月08日(Fri)]
 本日午前、五輪塔移設後の神事を多田神社の神官に執り行って頂きました。コロナ禍でもあり参列者は地元の親戚と工事関係者に限定して実施しました。
 この日に参加できなかった子供や孫達、離れた親戚のためにも神事の様子を写真に残しておきます。
 五輪塔の前に設えられた祭壇 
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 齋木禰宜による祝詞奏上
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 新造した外宮に御霊をお移しする神事
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 五輪塔前で玉串奉奠
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 外宮の前で玉串奉奠
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 五輪塔の説明版(ステンレスエッチングスタンド)の除幕
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 神事が終わってお礼の挨拶
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Posted by katakago at 16:36
ドングリいろいろ [2021年10月04日(Mon)]
 この時期、ブナ科のアラカシ・クヌギ・シラカシの木に実が生っています。いずれも殻斗(かくと)に堅果がひとつの「ドングリ」です。
 アラカシ
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 次の万葉歌(・・・橿の実の ひとりか寝(ぬ)らむ ・・・)では「ひとり」の枕詞として用いられています。
【歌】 しなでる 片足羽川の さ丹塗の 大橋の上ゆ 紅の 赤裳裾引き 山藍もち 摺るれる衣着て ただひとり い渡らす児は 若草の 夫(つま)かあるらむ 橿の実の ひとりか寝らむ 問はまくの 欲しき我妹(わぎも)が 家の知らなく (巻九・1742)
 この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/291

 クヌギ(万葉歌では「つるはみ」と詠まれている)
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 クヌギの実の煎じ汁を用いる「橡染め」は鉄の媒染剤では黒色になり、当時、それは一般に下層階級の着る衣の色とされていました。大伴家持の次のような歌があります。
【歌】 紅は うつろふものそ 橡(つるはみ)の なれにし衣に なほ及(し)かめやも (巻十八・4109)
【口語訳】 紅は 色褪せるもの 橡染めでも 着慣れた衣に やはり及ぼうか
 この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/47
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1325

 シラカシ(十数年前に苗木を植えた株で今年初めて実が生りました)
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【歌】 あしひきの 山道(やまぢ)も知らず 白橿の 枝もとををに 雪の降れれば (巻十・2315)
【口語訳】 (あしひきの) 山道もどこだかわからない 白橿の 枝もたわむほどに 雪が降っているので
 関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/265

Posted by katakago at 10:35
フジバカマが咲き始めました [2021年10月02日(Sat)]
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 フジバカマ(キク科)の花が咲き始めました。万葉歌では、山上憶良の秋の七草の歌(五・七・七・五・七・七の旋頭歌)に詠まれています(この歌のみ)。
【歌】 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (巻八・1538)
この歌の関連記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/173

 秋の七草のうち、この時期他にススキ・ハギ・オミナエシ・キキョウの花が見られます。
 ススキの穂(万葉歌では「すすき」・「をばな」と詠まれている)
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 ハギ 名残の花が見られました。
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 オミナエシ 切り戻した株で新しい花が咲いています。
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 キキョウ(万葉歌では「あさがほ」とする説)
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Posted by katakago at 11:15
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