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ヤブカンゾウの花 [2020年06月28日(Sun)]
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 果樹園脇の畦道で、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)が一輪咲いていました。蕾を付けている株も多数あり、来月初めにかけて花を楽しめます。
万葉歌では、わすれぐさ(原文は萱草と表記)として詠まれています。歌の解説は下記のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/82
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/385

 ツユクサ(ツユクサ科)の花が咲いていました。
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万葉歌では、つきくさ(原文は月草、鴨頭草と表記)と詠まれています。
ツユクサが詠まれた万葉歌の解説は以前の記事(次のURL)に野出ています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/73
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/149
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/383

 昨日掲載のハスの今朝の様子です(赤も開花)。
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 果樹園の草刈り中に見つけたハクセキレイ(草刈りエンジンの音も気にせず飛来)
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Posted by katakago at 17:30
ハマユウが開花 [2020年06月27日(Sat)]
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 ハマユウ(ヒガンバナ科)は害虫の被害に遭い株数が少なくなったのですが、そのうちの一株が花を咲かせています。蕾を付けている株もみられます。
万葉歌には、柿本人麻呂の次の一首があります。
【歌】 み熊野の 浦の浜木綿 百重(ももへ)なす 心は思へど 直(ただ)に逢はぬかも (巻四・496)
【口語訳】 み熊野の 浦の浜木綿のように 百重にも 心では思っているが 直には逢えないものだね
 この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/126

 畑では、オミナエシやキキョウが咲き乱れています。
オミナエシとキキョウ(写真後方)
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 キキョウとベニバナ(写真後方)
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 蓮池では、3株目の開花が見られました。
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 これから次々と開花が見込まれます。
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Posted by katakago at 10:18
ベニバナが見ごろ [2020年06月22日(Mon)]
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 畑ではベニバナ(キク科)の花が真っ盛りです。
新型コロナ禍で先月までは見学案内を自粛していましたが、今朝、今年3件目の来園者がありました。日本植物画倶楽部会員の方です。再来年に、万葉植物をテーマにボタニカルアート展が計画されており、ベニバナを担当されるとのことです。この時期、ベニバナの他、カワラナデシコ、キキョウ、オミナエシ、ヒオウギ、ハスやヒシの花を見ていただけました。
ベニバナが詠まれた万葉歌は下記の記事に紹介しています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/81
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/363
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/384

 大型バットで栽培しているヒシ(ミソハギ科)が今年初めて花を咲かせました。
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 ヒシが詠まれた万葉歌は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/129

 ハスの2株目が開花しました。
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 キキョウ(キキョウ科)も畑のあちらこちらで咲きだしました。
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キキョウが詠まれた万葉歌は下記の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/77
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/389

 ヒオウギ(キク科)は畑の数か所に植えていますが、日当たりの良い場所では花が咲き始めています。
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Posted by katakago at 15:22
ハスの花 今年初めて開花 [2020年06月18日(Thu)]
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 10日前に蕾の写真を掲載していたハス(ハス科)が開花しました(今年初めての花)。朝からの雨で、ハスの葉っぱに水が溜まっています。
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万葉歌に次のような一首があります。
【歌】 ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に 溜まれる水の 玉に似たる見む (巻十六・3837)
【口語訳】 (ひさかたの) 雨でも降ってくれ 蓮の葉に 溜まった水の 玉に似たさまを見よう
この歌の関連記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/85

 蓮池では、ハスの立ち葉に隠れるように、アサザ(ミツガシワ科)が今も咲いています。
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 畑ではカワラナデシコ(ナデシコ科)に続きキキョウ(キキョウ科)も咲いています。
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 裏山の植物園入り口付近ではアジサイ(アジサイ科)が咲いています。
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Posted by katakago at 11:50
ヒルムシロの花 [2020年06月14日(Sun)]
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 大型バットで栽培しているヒルムシロ(ヒルムシロ科)の花(穂状花序)が咲きました。根茎は泥中にあって繁殖し水田の多年生雑草の一つでもありますが、万葉歌に詠まれている、たはみづら(原文は多波美豆良と表記)にあてる説があります。巻十四の東歌に次のように詠まれています。
【歌】 安波(あは)をろの をろ田に生(お)はる たはみづら 引かばぬるぬる 我を言な絶え (巻十四・3501)
【口語訳】 安波の峰の 山田に生える たはみづらのように 私が引いたらずるずるとどこまでもついて来て 私との仲を絶やさないでくれ (口語訳は『萬葉集全注』より)
 ここで、上三句の「安波をろの をろ田に生はる たはみづら」は、第四句(引かばぬるぬる)を起こす序。

 畑に植えているベニバナが咲き始めました。
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 果樹園の甘夏の小枝で羽化直後のナミアゲハを見かけました。
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Posted by katakago at 13:38
梅雨入り直前の畑で [2020年06月10日(Wed)]
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 畑の片隅でヒマワリが一輪開花しました。昨年のこぼれ種が発芽して生育したもので、十数株ありこれから順次花を咲かせます。
 このところ雨が降らず、朝夕は夏野菜(キュウリ、ナス、トマト、オクラ、ピーマンなど)の水遣りが欠かせなかったのですが、ようやく梅雨入りで暫くはこの作業から解放されそうです。

 お隣の田んぼには水が張られ田植えの準備が整っています。写真は田んぼの水面に映る花菖蒲です(この時期にしか撮れない1枚)。
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 ミソハギ(ミソハギ科)が一株咲き始めました。
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 果樹園ではアンズが色づいてきました。
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Posted by katakago at 15:59
サカキの花 [2020年06月09日(Tue)]
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 裏山のサカキ(サカキ科)の花(白色の五弁花)が咲いています。万葉歌では、大伴坂上郎女の長歌に詠まれています(原文は賢木と表記)。長歌の一部を載せておきます。
【歌】 ひさかたの 天の原より 生(あ)れ来(きた)る 神の命 奥山の さかきの枝に しらか付け 木綿(ゆふ)取り付けて ・・・・・(巻三・379)
【口語訳】 (ひさかたの) 天の原から 天下られた 先祖の神よ 奥山の 榊の枝に しらかを付け 木綿(ゆう)も取り付けて ・・・・・
この歌の解説は、以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/64

 裏山ではササユリのもう一株が咲きました。
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 昨年秋に発芽したベニバナ(キク科)の鉢植えです。今春畑に播種したものより一足先に開花しました。畑に植えているものの開花は来週末頃かと思われます。
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Posted by katakago at 16:55
ハスの蕾 [2020年06月08日(Mon)]
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 蓮池ではハスの立ち葉が旺盛に繁茂してきました。その中で今朝蕾を付けている株に気づきました(今月中には開花か)。

 蓮池傍の花菖蒲はもうしばらく花を楽しめそうです。昨日、畑で孫たちとLINEのビデオ通話を行い、花菖蒲他、カワラナデシコ、キキョウ、ハギなどの映像を送ってやれました。
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 ヒオウギの一株が花を咲かせました(この時期の開花は初めてです)。
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Posted by katakago at 09:42
ササユリが開花 [2020年06月06日(Sat)]
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 裏山ではササユリの一株が開花しました。
【歌】 道の辺の 草深百合の 花笑みに 笑みしがからに 妻と言ふべしや (巻七・1257)
【口語訳】 道端の草の繁みに生えている百合の 花が咲くように わたしがちょっとほほえんだ ただそれだけのことで わたしを妻だなどとおっしゃっては困ります。
この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/55

 今年初めてキキョウの花が見られました。
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 ベニガク(アジサイ科)の花(がく片の装飾花は最初は白で日を追って淡いピンク色に変わる)
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 クワ(クワ科)の実
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【歌】 たらちねの 母がその業(な)る 桑すらに 願へば衣に 着るといふものを (巻七・1357)
【口語訳】 (たらちねの) 母の仕事の 桑でさえ 願えば衣に 着られるというのに
この歌の口語訳は『新編日本古典文学全集 萬葉集』に拠りましたが、故井手至先生の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/351

 ナツメ(クロタキカズラ科)の花
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Posted by katakago at 11:24
ミヤギノハギが咲き始めました [2020年06月04日(Thu)]
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 ミヤギノハギ(マメ科)の一株が早くも咲き始めました。このハギは6月と9月に花を咲かせます。

 畑では、ヤマザクラの株下でカワラナデシコ(ナデシコ科)が咲いています。
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 カワラナデシコに混じってオミナエシ(スイカズラ科)も茎が伸びてきました。そのうちの一株は蕾を付けていました。
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 間もなく開花しそうなキキョウ(キキョウ科)が一株ありました。ほかの株は今月下旬から開花が見込まれます。
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 早くも蕾を付けているヒオウギ(アヤメ科)を見つけました(通常開花が見られるのは7月中旬ごろ)。
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Posted by katakago at 11:36
ビワを収穫 [2020年06月03日(Wed)]
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 今月になって、毎日ビワの収穫を行っています(袋掛けしたものは200個)。今朝は、ジャガイモも一緒に収穫しました。
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 袋掛けには手間がかかりましたが、品質の良い果実がたくさん得られました(孫たちにも送ってやれました)。

 先月期待していたサクランボは、カメムシの被害により残念な結果になってしまいました。。

 ビワの次はアンズを収穫できそうです(今月中旬ごろ)。
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 ポポーも実が生っています(収穫できるのは8〜9月か)。
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Posted by katakago at 11:46
ヒメユリが開花 [2020年06月01日(Mon)]
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 裏山の斜面に植えているヒメユリが咲きました。万葉歌には、大伴坂上郎女の次の一首のみ詠まれています。
【歌】 夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものそ (巻八・1500)
【口語訳】 夏の野の 繁みに咲いている ひめゆりのように 相手に知ってもらえない恋は 苦しいものです。この歌の解説は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/379

 ササユリの蕾もだいぶ膨らんできました(一株は今週末にも開花か)。
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 畑の畦道で見つけたチガヤ((イネ科)の花穂
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 万葉歌では、つばな(原文は茅・茅花などと表記)と詠まれています。以前の記事は次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/352


 
Posted by katakago at 11:39
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