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ツタとテイカカズラ [2020年05月31日(Sun)]
 万葉歌に詠まれている植物につた(原文は都多などと表記))があります。現在の植物のツタ(ブドウ科)のほかテイカカズラ(キョウチクトウ科)とする説があります。この時期、裏山ではツタの若葉とテイカカズラの花が見られます。
 柿本人麻呂の石見相聞歌第二群の長歌(巻二・135)には、「・・・・さ寝し夜は いくだもあらず 延ふつたの 別れし来れば ・・・」とあり、「延ふつたの」は、つたの蔓が絡みあって伸び広がって分岐することから「別れ」にかかる枕詞です。この歌の全文は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/28

 ケヤキの大木に伸びてゆくツタ
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 ヒノキの幹に絡まりついたツタ(秋には紅葉が見られる)
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 テイカカズラ(キョウチクトウ科)の花
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 裏山ではヤマアジサイが咲いています。
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Posted by katakago at 10:17
ジュンサイの花 [2020年05月30日(Sat)]
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 ジュンサイ(ジュンサイ科)は昨年苗を4株購入し、大型バットで育てていますが、殖えてきた株のうち2株が花を咲かせています。万葉歌では蓴(ぬなは)と詠まれています。
【歌】 我が心 ゆたにたゆたに 浮き蓴 辺にも沖にも 寄りかつましじ (巻七・1352)
【口語訳】 わたしの心は ゆったりしたり動揺したりで 浮き蓴(ぬなわ)のように 岸にも沖にも 寄ってしまえそうにない
 ジュンサイの昨年6月の記事(写真と万葉歌)は次のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1525

 万葉歌に詠まれた水生植物は、アサザ、ハス、ジュンサイのほか、ヒシ、ミズアオイ(水葱 なぎ)、ヒルムシロ(たはみづらに当てる説)などがあり、これらも育てています。
 ヒシ(ミソハギ科)が大型バット全面に広がってきました(花はこれから)。
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 ミズアオイ(ミズアオイ科)
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 ミズアオイの花と万葉歌は昨年8月の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1564

 ヒルムシロ(ヒルムシロ科)の葉が展開
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Posted by katakago at 11:01
花菖蒲が咲き始めました [2020年05月28日(Thu)]
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 蓮池に隣接して植えている花菖蒲が咲き始めました。これから来月中ごろまで色とりどりの花が楽しめます。今朝の時点での開花株の写真を1枚づつ載せておきます。
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 蓮池ではハスの立ち葉が池全面に広がってきました。
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Posted by katakago at 14:32
カワラナデシコの花 [2020年05月22日(Fri)]
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 畑のあちらこちらでカワラナデシコ(ナデシコ科)の花が見られるようになりました。大伴家持は、ナデシコの可憐な花を格別に好んだようで、11首も詠んでいます。そのうちの一首を載せておきます。
【歌】 我がやどの なでしこの花 盛りなり 手折りて一目 見せむ児もがも (巻八・1496)
【口語訳】 家の庭の なでしこの花が 今真っ盛りだ 手折って一目 見せてやるような女の子がいたらよいのに

 裏山では、センダン(万葉歌ではあふち)、ウツギ(万葉歌ではうのはな)、タチバナの花が咲いています。
 センダン(センダン科)の花
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【歌】 我妹子に 楝の花は 散り過ぎず 今咲けるごと ありこせぬかも (巻十・1973)
【口語訳】 いとしい妻に逢う、そのアウではないが、楝(おうち)の花は散り過ぎることなく、今咲いているそのままで、ずっといてほしいものだなあ。
 ここでは「我妹子に」は、「逢ふ」から同音で「あふち」に掛かる枕詞で、「あふち」のアウに「逢う」の意で掛けられています。

 ウツギ(アジサイ科)の花(万葉歌では卯の花)
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 タチバナ(ミカン科)の花
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 万葉歌では、卯の花(ウツギ)やタチバナは同時にホトトギスとともに詠まれている例が多くあります。それぞれ一首づつ載せておきます。
【歌】 卯の花の 咲く月立ちぬ ほととぎす 来鳴きとよめよ 含みたりとも (大伴家持 巻十八・4066)
【口語訳】 卯の花の 咲く月が来たぞ ほととぎすよ 来鳴きとよもせ まだ蕾であっても
【歌】 我がやどの 花橘に ほととぎす 今こそ鳴かめ 友に逢へる時 (大伴書持 巻八・1481)
【口語訳】 家の庭の 花橘に ほととぎすよ 今こそ鳴いておくれ 友に逢っているこの時に

 八朔の花とナミアゲハ
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 ハナショウブの蕾(来月初旬にかけて見頃を迎えます)
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 ササユリの蕾(開花は来月中旬か)
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 ヒメユリの蕾(開花は来月下旬ごろか)
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Posted by katakago at 11:54
柑橘類の花が咲いています [2020年05月13日(Wed)]
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 下草刈りを終え今はすっきりしている果樹園では、柑橘類が辺りに芳香を漂わせて花を咲かせています。温州ミカン(宮川早生、石地温州)、八朔、甘夏、デコポン、キンカンなどを栽培しています。

 クルミは昨年大幅に剪定しましたが、今年も花を咲かせました。
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 サクランボ(品種不明)がたくさん実を付けています。木が大きくなり防鳥ネットを被せるのに苦労しました(収穫できるのは来月か)。
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Posted by katakago at 13:24
エゴノキの花が咲いています [2020年05月12日(Tue)]
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 エゴノキ(エゴノキ科)が白い五弁花を下向きに咲かせています。万葉歌で、やまぢさ、ちさと詠まれている植物にエゴノキをあてる説があります。
【歌】 山ぢさの 白露重み うらぶれて 心に深く 我が恋止まず (巻十一・2469)
【口語訳】 山ちさがしとどにおいた白露の重さでうなだれるようにうちしおれて、心の底深く わたしの恋は止むことはない
 「ちさ」が詠まれた歌は、この歌を含め以前の記事に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/24
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1113


 蓮池ではアサザの花が増えてきました。
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 ハスの立ち葉も伸びてきました(開花は来月下旬からを予想)。
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Posted by katakago at 13:54
クログワイの塊茎 [2020年05月06日(Wed)]
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 万葉植物関係の出版物に掲載する写真を整理中です。これまで撮りためてきた中で、その植物の特徴を示すのに1枚の写真では十分ではないものもあり、あらためて時期を変えて撮りなおしています。その一つが写真に示したクログワイ(カヤツリグサ科)の塊茎です。クログワイ(水田の強害草の一つ)は秋に地下茎の先端に塊茎をつけ、翌年に新芽を出して新しい株になりますが、株元を掘り起こしてみるとこの時期でも写真のような塊茎が残っていました(この塊茎は食用になる)。
 万葉歌で、ゑぐ(原文は佪具・恵具と表記)として2首詠まれています。そのうちの一首は、
【歌】 あしひきの 山沢ゑぐを 摘みに行かむ 日だにも逢はせ 母は責むとも (巻十一・2760)
【口語訳】 (あしひきの) 山沢のゑぐを 摘みに行く 日ぐらいは逢っておくれ お母さんに叱られても
 クログワイの夏(8月)の写真とこの歌の解説記事は以前の記事(次のURL)に載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/426


蓮池脇では カキツバタが順次咲いています。
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Posted by katakago at 16:07
カキツバタが咲き始めました [2020年05月02日(Sat)]
 新型コロナウイルス感染の収束が見通せず、今年の連休は孫たちの帰省も叶いません。
 2月中旬以来、公共交通機関を利用する外出は控え、カルチャーセンターの講座も4月からは休講になっています。そのため、もっぱら裏山や畑での農作業で日々過ごしています。お陰で例年になく園内の草取りもはかどっています。秋の草花が咲く頃には収束することを願っています。

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 蓮池の一角に植えているカキツバタ(アヤメ科)が咲き始めました。その花の色は濃紫色で、和名は、花汁を布にこすりつけて染める昔の「書きつけ」という行事から転訛したといわれています。
【歌】 かきつはた 衣に摺り付け ますらをの 着襲ひ狩する 月は来にけり (大伴家持 巻十七・3921)
【口語訳】 かきつばたで 衣を摺り染めにし ますらをが 着飾って狩をする その月は来た
カキツバタが詠まれた万葉歌の解説は、次のURLに載せています。
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/8
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/324
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/591

裏山では新緑が映える季節となりました。
 イロハモミジ(ムクロジ科)の花と翼果
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 カツラ(カツラ科)の若葉
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 ユズリハ(ユズリハ科)の新葉が広がってきました。
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 昨年苗木を移植したホオノキ(モクレン科)の新葉が展開してきました。
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Posted by katakago at 13:28
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