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栗拾い [2018年08月29日(Wed)]
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 日中の農作業には危険な暑さが続く毎日ですが、果樹園では早くもクリのイガがはじけ、栗拾いは早朝の草取りの後の楽しみの一つです(品種は早生の丹沢)。
 カキも色づいてきました。
写真は栽培しているカキでは最も早く収穫できる品種(早秋)
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 ポポーの果実も収穫適期を迎えました。
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 来週(9/5)開催予定の「かわにしまるまるマルシェ」に出荷依頼が来ています。7月はキキョウやオミナエシなどの草花を出荷しましたが、今回は、ポポーやナツメを出せるかなと考えています。

 畑ではノカンゾウが咲き始めました。
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 タカサゴユリは畑のあちらこちらで増えて、まだ花を咲かせている株も見られます。
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Posted by katakago at 17:35
多田小校区コミュニティのサマーフェスティバル(8/25) [2018年08月26日(Sun)]
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 昨日は、地元コミュニティの恒例行事サマーフェスティバルが多田小学校校庭で開催されました。台風も過ぎ去り天候に恵まれてよかったです。地元自治会も出店しており、夕食後様子を見に出かけてきました。
 盆踊りの様子(炭坑節や河内音頭など)
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 この時期は、近くの多田神社で萬燈会が行われており、昨年に続き参拝してきました。
 写真は南大門(県指定重要文化財)から境内を見たところ
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 拝殿(国指定重要文化財)
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 この秋には、孫娘の七五三のお参りを多田神社で行う予定です。今から楽しみにしています。
 
Posted by katakago at 15:20
ブログ記事を出版物に(第二弾) [2018年08月25日(Sat)]
 ブログ記事を出版物にする試みとして、2か月前に『わたしの年中行事ー神社・お寺・地元の行事ー』を自費出版しました(三帆舎より発行、Amazon でも取扱しています)。
 次作として(こちらが本命ですが)、600以上ある植物園の記事を整理し、『猪名川万葉植物園だより』を自費出版するための準備を進めています。
 次の写真は、記事をプリントして年ごとに整理したものです。
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 先日、制作を依頼している三帆舎より初校ゲラが届きました(次の写真)。
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 ブログ記事は横書きですが、万葉歌を取り上げるので出版にあたり縦書きに変更しました(このため費用が別途発生)。写真も多数あるためページ数も400ページ以上になってしまいました。先ずは、内容の重複個所や類似写真を取捨選択し、文章と写真のレイアウトも考慮しながら校正に取り組みます。来春の刊行を目指したいと思っています。


Posted by katakago at 11:29
ナツフジが咲いていました [2018年08月21日(Tue)]
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 先週(8/14)、「ときじきふぢ」の記事を載せましたが、その際触れていましたナツフジが裏山で咲いていました。手作りの竹の垣根に絡まって生えています。同じ垣根には、アカネやヘクソカズラ(いずれもあかね科)など蔓性の植物も見られます。
 ヘクソカズラもこの時期花が咲き始めていました(触れると人の屁に似た悪臭を発することよりこの和名がある)。
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 ヘクソカズラも万葉歌に詠まれています(巻十六)。題詞に「高宮王、数種の物を詠む歌」とあり、「ざうけふ(サイカチ)」、「屎葛(ヘクソカズラ)」、「宮仕へ」が詠み込まれています。
【歌】 ざうけふに 延ひおほとれる 屎葛 絶ゆることなく 宮仕へせむ (巻十六・3855)
【口語訳】 さいかちに 這い広がった 屎かずらのように 絶えることなく 宮仕えしよう
 上三句の「ざうけふに 延ひおほとれる 屎葛」は、「絶ユルコトナシ」を起こす序。『新編日本古典文学全集 萬葉集』の頭注によれば、「絶エズ・絶ユルコトナシを起こす序には一般には玉葛や葛が用いられるのに、ここにわざと卑俗な植物を詠み込んだのは戯笑の気持からか」とあります。
 
 ハスの花はもう終わってしまったものと思っていましたが、今朝、一輪咲いていました。今年はこれが最後かと思われます。
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Posted by katakago at 14:23
ヤマナシとナツメの実 [2018年08月18日(Sat)]
 昨日から、エアコン無しで過ごせています(長くは続かないようですが)。屋外での作業も助かります。

 果樹園では、ヤマナシ(ばら科)とナツメ(くろたきかずら科)の実が生っています。
『万葉集』巻十六に、梨と棗を含め秋8月頃の食用植物を列挙した歌があります。
【歌】 梨棗 黍に粟次ぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く (3834)
【口語訳】 梨(離)棗(早) 黍(君)に粟(逢)と続いて (延ふ葛の) いずれは逢おうと 葵(逢う日)の花が咲く
 「黍」に「君」、「粟」に「逢は」、「葵」に「逢う日」の意味を掛けて詠まれています。
 『新編日本古典文学全集 萬葉集』の頭注には次のように解説されています。梨と棗との取り合わせは、『遊仙窟』の中で、棗(音サウ)は「早」と、梨は「離」と、それぞれ類音であることを踏まえて、五嫂(ごそう)と十娘(じゅうじょう)の二人の女性が、「相知ルコト棗ニ在ラズ(早く知り合いにならなかったのが残念)」と言い、「忍ビズシテ分梨ス(辛いけれどわざと離れている)」と言ったのによる。今は離れているが早く、の意を込める。
 ヤマナシの実
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 ナツメの実
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 ビオトープ池付近の様子(オミナエシ、キキョウ、タカサゴユリが咲いています)
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Posted by katakago at 14:34
いちじくの品評・即売会 [2018年08月16日(Thu)]
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 今日は川西市特産の完熟いちじく「朝採りの恵み」の品評会と即売会がアステ川西ぴいぷう広場で開催されました。市農業振興研究会、市営農研究会と市が主催で、農業振興研究会のメンバーとして早朝よりお手伝いに出かけてきました。
 川西のいちじくは、市内南部の久代・加茂・栄根地区などで90年以上も前から栽培されており、朝採り・完熟いちじくとしては、県内2位の出荷量(年間約400トン)とのことです。
 販売開始に先立ち、3L(上の写真)、2L、Lサイズ毎に納品されたいちじくを、汗だくになりながら市やJAの職員と一緒に箱詰作業を行いました。。
 箱詰作業の様子
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 品評会で入賞したいちじくが展示されました(県知事賞、市長賞、県阪神農林振興事務所長賞など)。
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 今回は1100箱ほどが1時間半で完売となりました。
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Posted by katakago at 17:28
フジが咲いていましたー非時藤(ときじきふぢ) [2018年08月14日(Tue)]
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 連日の猛暑が続くなか雨が待たれていましたが、昨日ようやく夕立がありホッと一息です。今朝は6時前から畦の草刈りを行いました。雨上がりは埃が立たないのでこの時期を狙っていました(ただし暑さのため作業は7時半過ぎには中止)。

 作業を終えて畑を一巡していると、フジの花が咲いていました(写真はオミナエシと一緒に写っています)。万葉歌に、「ときじきふぢ」(原文は非時藤)が詠まれています。季節外れに咲いている藤とする説があります(『新編日本古典文学全集 萬葉集』)。題詞によれば、大伴家持が時期外れの藤の花と萩の紅葉と二つを折り取って、妻の坂上大嬢に贈った歌の一首です(秋の相聞に分類されている)。
【歌】 我がやどの 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを (巻八・1627)
【口語訳】 家の庭の 時ならぬ藤のように めずらしく 今も見たいものです あなたの笑顔を
 「時じき藤」は愛でるものであることから、上二句は「めづらし」を導く序詞。 
 なお、「ときじきふぢ」をナツフジとする説(『万葉植物事典』)もあります。こちらは裏山に生えていますが花が咲くのはもうしばらく後です。

 蓮池では花は咲き終わり花托ができています。
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Posted by katakago at 14:43
8月のユリ [2018年08月03日(Fri)]
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 猛暑が続くなか、裏山や畑ではカノコユリ(紅と白)とタカサゴユリが咲いています。
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 タカサゴユリ
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 今朝の蓮池の様子
咲き終わった後の花托も目立つようになりましたが、まだ蕾の株も見られお盆のころまでは花を楽しめるものと思われます。
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 オミナエシは畑のあちらこちらで咲いています。万葉歌にも次のように詠まれています。
【歌】 手に取れば 袖さへにほふ をみなへし この白露に 散らまく惜しも (巻十・2115)
【口語訳】 手に取ると 袖までも染まる おみなえしが この白露に 散ったら惜しい
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Posted by katakago at 10:26
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