五輪塔(木田氏中興塔)の移設工事(1) [2021年07月28日(Wed)]
猪名川万葉植物園を開設した裏山の五輪塔(木田氏中興塔 寛政二年 西暦1790年建立)については、このブログでも何度か取り上げていますが、周囲の木(アラカシ)や孟宗竹の根の影響により傾きが見られいずれ倒壊の恐れもあるため、自宅敷地内に移設して末永く子孫に伝えることとしました。 木田氏中興塔の関連記事は次のブログに載せています。 木田氏中興塔と大仙寺の木田院碑について https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783 自費出版本(『木田家のルーツを尋ねるー石碑の銘文に導かれてー』) https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/1060 今朝から工事が始まりました。移設完了までの経緯を記録として載せておきます。 先月(6/7)、移設に先立ち多田神社の神官に神事を執り行って頂いた。 今日は、ラフタークレーン車で五輪塔(基礎・塔身・笠・請花・宝珠)と願燈一対の運び出し作業 基礎の内部 竹の根が中まで入り込んで中の壺も破損していた。 壺と内部から見つかった鏡 鏡(直径8.6p)の裏面 絵が描かれているので紙の上から鉛筆で擦ってみたところ藤原光政の銘が確認できた。 鏡が収められていた壺の破片 仮置き場に運び出された五輪塔と願燈の各部位(明日から移設据え付け作業予定) |
Posted by
katakago
at 16:43