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第67回正倉院展 [2015年11月03日(Tue)]
IMG_2687m.jpg

 今、奈良国立博物館では正倉院展が開催中です(10/24〜11/19)。自費出版本も最終校正を終えようやく印刷に回せたので(完成は今月中旬予定)、昨日、午前中のカルチャーセンターの万葉講座が終わってから出かけて来ました。
 こちらに戻って来てからは毎年見に来ています(14回目)。NHKTVでも紹介されており、出陳物はあらかじめ目星を付けておいたので効率よく見学できました。この日は例年よりは混雑は少なかったようです。
 今年の特徴は、仏教に関わる品々や年中行事に用いられた物が多く展示されていました。注目したいくつかを載せておきます(『平成27年正倉院展図録』参照)。
@七条褐色紬袈裟(しちじょうかっしょくつむぎのけさ)
 仏教に深く帰依した聖武天皇ご遺愛の袈裟とされ、『国家珍宝帳』の筆頭に記された九領の御袈裟のうちの一つとされています。
A花氈(かせん)
 文様(蓮華唐草文)のあるフェルトの敷物で、最近の調査では、素材は山羊ではなく、中央アジアまたは中国産の羊の毛と判明したとのことです(大陸産の種子類(フウロソウ属とオナモミ属)の混入も発見)。
B紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ) 写真上の看板の図
 四弦四柱(しげんしじ)の琵琶で、長梨形の胴と曲がった頸を特徴とし、ペルシャ起源とされ、隋唐時代に盛行し奈良時代に我が国に伝わったとされています。
C彫石横笛(ちょうせきのおうてき)、彫石尺八(ちょうせきのしゃくはち)
 いずれも暗灰色で黒い斑のある蛇紋岩を用いて作られています。笛は一節の竹管をかたどり、楕円形の吹口と指孔が七つ穿たれています。尺八は三節の竹管を模しており、歌口は唇に当たる角度になるように背面側を短く切り、息の当たる前面側は斜めに削られています。指孔の数は前面に五個、背面に一個です(今日の尺八は前面に四個)。
 正倉院には、倭琴(わごん)、琴(きん)、琵琶、阮咸(げんかん)、筝(そう)、瑟(ひつ)、簫(しょう)、笙(しょう)、竽(う)、横笛(おうてき)、尺八、新羅琴(しらぎごと)などの楽器十七点が収蔵されています。また赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんぼくのおんずし)には四本の尺八が納められており、聖武天皇が日ごろ愛用していたと見られています。
 
 展示を見学した後、紅葉し始めた奈良公園を散策しながら、東大寺大仏殿後方にある正倉院を久しぶりに訪れました。
 紅葉し始めたイチョウ
IMG_2697m.jpg

 正倉院の外構を見学しました。
IMG_2692.JPG

 ここで思わぬハプニングに遭遇しました。この日はカルチャーセンターの帰りと言うこともあって帽子をかぶらずに出かけたのですが、写真を撮り終え帰ろうとしたところ、頭に違和感を覚え右手で払いのけたところ、中指と人差し指の間に激痛が走りました(今まで味わったこともない痛み)。払いのけた物体は確認できなかったのですが、おそらくハチに刺されたものと思い、帰宅途中外科医院に立ち寄り診察と処方を受けました。今朝は、幸い痛みも治まり尺八の練習も行えホッとしています。


Posted by katakago at 12:12
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