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山の辺の道ウォーク(万葉集友の会) [2014年11月07日(Fri)]
 昨日(11/6)、「万葉集友の会」の秋の屋外講座として、山の辺の道ウォークに出かけました(講師は市瀬雅之先生)。
 コースは、近鉄桜井駅(10時出発) → 仏教伝来の地 → 海柘榴市 → 八坂神社 → 崇神天皇磯城瑞籬宮伝承地・志貴御県坐神社 → 平等寺 → 大神神社 → 神坐日向神社 → 若宮社 → 久延彦神社 → 狭井神社 → 玄賓庵 → 檜原神社(元伊勢) → 箸墓古墳 → 巻向駅(15:20着)

 初瀬川(三輪山の裾をめぐって流れる。三輪山麓付近では三輪川と称される)
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【歌】 夕去らず かはづ鳴くなる 三輪川の 清き瀬の音を 聞かくし良しも (I-2222)

 崇神天皇磯城瑞籬宮伝承地(志貴御県坐神社境内)
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 志貴御県坐神社境内の万葉歌碑の前で市瀬先生の説明を聴く
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【歌】 磯城島の 大和の国に 人二人 ありとし思はば 何か嘆かむ (L-3249)
【口語訳】 (磯城島の)大和の国に あなたのような人がほかにも あると思ったら なんで嘆きましょう

 古事記歌謡の歌碑
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【歌】 狭井河よ 雲立ちわたり 畝傍山 木の葉騒(さや)ぎぬ 風吹かむとす (20)
【口語訳】 狭井河から雲が広がり、畝傍山の木の葉がざわざわと音を立てはじめた。風が吹こうとしている。
 『古事記』中巻では、神武天皇の死後、当芸志美々命(神武天皇と阿比良比売との間の子)の企て(三人の異母弟の皇子を殺して皇位を奪おうとする)に、皇后(伊須気余理比売)がこの歌で自分の皇子たちに異変を知らせた(反逆は失敗に終わる)。
 狭井河は狭井神社付近を流れる川で、『新編日本古典文学全集 古事記』によれば、「狭井河から雲が出てくるのは、そこが皇后伊須気余理比売の本拠地だからであり、その地に住む神霊が異変を予告しているのである」とあります。

 三輪山(井寺池付近で)
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 額田王の歌碑(長歌と反歌)
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【歌】 味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に い隠るまで 道の隈 い積もるまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を 心なく 雲の 隠さふべしや
 (@-17)
【歌】 三輪山を 然も隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや (@-18)


 川端康成揮毫の歌碑(古事記歌謡)
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【歌】 倭は 国の真秀ろば たたなづく 青垣 山籠れる 倭し麗し (30)
【口語訳】 大和は国の中でももっともよいところだ。重なりあった青い垣根の山、その中にこもっている大和は、美しい。
 『古事記』中巻で、景行天皇の皇子倭建命が東征からの帰途、大和に至り得ずに望郷の思いで詠んだ歌。

 箸墓古墳(宮内庁の陵墓指定では倭迹迹日百襲姫命の墓とされている)
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 このコースは以前にも歩いたことがあります(萬葉学会の一日旅行)。その時の記事は次のURLに載せています。
     ↓
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/350 
Posted by katakago at 17:18
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