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第67回萬葉学会公開講演会(10/11) [2014年10月13日(Mon)]
IMG_7201m.jpg
 
 一昨日から第67回萬葉学会全国大会が天理大学で開催され、初日(10/11)は、一般も対象の公開講演会で聴講しました。
 「よみを問う、ことばを探る」と題して奥村悦三先生(奈良女子大学名誉教授)が、「天理と万葉歌」と題して坂本信幸先生(高岡市万葉歴史館館長)が講演されました。

 奥村先生の講演は、「上代語をどう捉えるか、上代文献をどうよむか」について、多数の資料を取り上げて話されましたが、専門的な内容でこの日の講演だけで理解を深めるには難しすぎました。ただ、「万葉集の歌がなぜ訓(よ)めるか」については、カルチャーでの万葉講座では原文のテキストを用いて講義されており、この部分は馴染みのあるところです。訓示表記をどう訓(よ)むかについては、類似の内容や似た表現を一字一音式(いわゆる万葉仮名)で表記したものと比較(用例を集めて検討)することにより、訓(よ)みが確定されています(未だに訓めていない難訓歌もありますが)。

 以下は坂本先生の講演と配布資料よりのメモ書き
 人麻呂とその妻の墓と推定されている場所が天理市に在るが、その出自・来歴は不明で、人麻呂歌集の略体・非略体歌における所出地名の調査より、生まれ育った場所は奈良盆地東南部では無かったと推定された。
 また、天理市には日本最古の神社の一つとして大和(おおやまと)神社、石上神宮がある。大和神社の祭神の倭大国魂神が『万葉集』では山上憶良の「好去好来歌」に一回だけ詠まれています。憶良は大宝二年(702)に遣唐少録として渡唐しており、天平五年(733)に遣唐大使に任命された多治比真人広成に旅の安全を祈念して贈られた歌です。遣唐使船の舳先には住吉大神を祭る社殿が設けられ(万葉歌R-4245)、倭大国魂も住吉の神と同様に航海の神としての性格を有していたとみられています。

 講演される坂本先生  
IMG_7202m.jpg

 石上神宮や大和神社は以前に、坂本先生講師の万葉ウォークで訪ねたことがあります。その時の記事は次のURLに載せています。
      ↓
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/501
Posted by katakago at 14:50
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