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大古事記展記念講演会「古事記 ー 海と剣の大ロマン」 [2014年10月09日(Thu)]
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 今月18日から開催される「大古事記展」を記念して、昨日(10/8)講演会があり、幸い抽選にあたって参加できました。千田 稔先生(奈良県立図書情報館館長)が「古事記 ー 海と剣の大ロマン」と題して講演されました。定員200名のところ800名以上の応募があったそうです。
 『古事記』は読み手(国文学者、歴史学者ほか)によって、いろいろな読まれ方をするようですが、最初に、『古事記』に書かれた神話に歴史的投影をを読みとるとすると、何か新しい発見があるか、と問題提起されました。
 以下、興味のあった点をメモに残しておきます(誤りがあれば私の理解不足です)。
 大八嶋国の生成では、最初に生まれるのが淡道(あはじ)の穂の狭別島(淡路島)で最後に大倭秋津島が生まれる。千田先生は、「なぜ淡道が最初なのか」に注目され、淡路島を聖地とする海洋民による連合組織が存在したのではと考えられた。次いで、邇々芸命の天孫降臨神話から海神宮神話(火遠理命と豊玉毗売命との結婚)への転換では、「創世降臨」神話を持つ北方アジアや朝鮮半島の文化の影響を受けた勢力と、中国江南地方の海洋文化の影響を受けた勢力が融合して、初期大和政権が誕生した(海洋民による緩やかな連合組織 → 出雲宗教国家 → 初期大和政権)との仮説を提唱された。

 この「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展」(五感で味わう、愛と創造の物語)は、奈良県立美術館で12月14日まで開催されます(主催は奈良県と朝日新聞社)。今回、石上神宮(奈良県天理市)の神宝「七支刀」(国宝)が展示されることになっています(実物展示は10/25~11/24まで)。今回の講演会参加者には、2名の無料観覧の特典があり、月末から始まる正倉院展と併せて出かけようと思っています。
Posted by katakago at 20:25
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