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水たぎつ吉野宮滝ウォーク(11/17 万葉の大和路を歩く会) [2013年11月18日(Mon)]
 昨日(11/17)は、「万葉の大和路を歩く会」の第426回目の歩く会(吉野宮滝)が開催され参加しました。以前にも書きましたが、吉野は万葉集を学び始めて最初に訪れた故地です。退職後関西に戻ってからも吉野へは何度か訪れていますが、今回のコースは、49年前の学生時代に初めて参加した犬養先生の万葉旅行の時とほぼ同じで、その時の追体験ともなる小旅行でした。
 近鉄吉野駅(集合10:00)→ 金峯山寺蔵王堂 → 桜本坊(ここで昼食)→ 稚児松地蔵 → 喜佐谷・・・象の小川 → 桜木神社 → 宮滝 → (バス) → 近鉄大和上市駅(到着17:00頃)
 今回の講師は影山尚之先生(武庫川女子大学教授)で、コースのポイント毎で解説をしていただきました。

 このコースで足元を注意しなければならないのは、稚児松地蔵から喜佐谷を下って行く所ですが、今回不安材料が一つありました。3日前に三輪山登拝した際に、下山を急いだためか(用意されていた竹の杖は使用したが)左膝を痛め前日まで様子を見ていました。最終的には、膝にサポーターを着用しステッキを準備して出かけることにした次第です。案の定、喜佐谷を下る道は濡れており滑り易くなっていましたが、ここではステッキが役立ちました。幸いにも足を引きずることもなく全行程を無事終えることが出来ました。以下スナップ写真と万葉歌をいくつか掲載します。
 
 紅葉し始めた木々を眺めながら山道を登る(ロープウェイには乗らずに)
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 桜本坊では影山先生による昼食前の小レクチャー
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 稚児松地蔵を目指して午後のウォーク開始
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 途中(吉野山弓場)で一休みと解説、金峯山寺蔵王堂を遠望
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 象谷(喜佐谷、きさだに)の途中で一休みと解説
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【歌】 昔見し 象の小川を 今見れば いよよさやけく なりにけるかも (大伴旅人 B-316)
【口語訳】 昔見た 象(きさ)の小川を 今見ると いちだんとすがすがしく なってきたことよ

 桜木神社境内で影山先生による説明の様子(神木のスギは樹齢7〜800年とも言われる)
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 境内にある山部赤人の万葉歌碑
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【歌】 み吉野の 象山の際の 木末には ここだも騒く 鳥の声かも (E-924)
【口語訳】 み吉野の 象山(きさやま)の谷間の 梢には こんなにもいっぱい鳴き騒いでいる 鳥の声々よ

 柴橋から吉野川下流を望む
IMG_5032m.jpg

【歌】 山高み 白木綿花に 落ち激つ 滝の河内は 見れど飽かぬかも (笠金村 E-909)
【口語訳】 山が高くて 白木綿花のように 激しく渦巻き流れる 滝の河内は 見飽きることがない
【歌】 皆人の 恋ふるみ吉野 今日見れば うべも恋ひけり 山川清み (F-1131)
【口語訳】 皆の人が 慕う吉野に 今日来てみると 慕うのも無理はない 山も川も清いから

 宮滝付近の吉野川大岩盤に降りて影山先生の解説を聴く
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【歌】 馬並めて み吉野川を 見まく欲り うち越え来てそ 滝に遊びつる (F-1104)
【口語訳】 馬を連ねて み吉野川が 見たくなり 山を越えて来て 滝に清遊した

 同じ場所での49年前の記念写真(昭和39年7月の犬養先生の万葉旅行で)
IMG_0001m.jpg

 この時は10〜20代の学生が90名ほど参加しました。現在ではこのような若者の参加の光景は全く見られなくなってしまい残念です。


吉野宮滝万葉旅行の関連記事は次のURLに載せています。
       ↓
 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/233
Posted by katakago at 17:35
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