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飛鳥を愛する会 春季総会・講座 [2012年04月21日(Sat)]
  「飛鳥を愛する会」は、昭和45年設立の「飛鳥古京を守る会」が40年にわたる活動を通じ当初の役割を終えた後、装いを新たに昨年設立された組織です。会趣意書の目的には、「飛鳥の文化遺産と歴史的風土を愛し、守り、文化・歴史を学び、思いを未来に馳せ、会員自らの心を養う」とあります。昨年秋の現地講座は「韓国歴史の旅」でこれにに参加しました。

 今年の春の行事は今日から2日間で、1日目は、総会と記念講演(於明日香村中央公民館)および周辺遺跡の見学、2日目は、飛鳥から摂津・播磨を巡る小旅行です。今日は、会長の木下正史先生(東京学芸大学名誉教授)から「天武・持統天皇合葬陵と八角形墳」と題する講演を聴講しました。
 八角形墳については、一昨年、牽牛子塚古墳が八角形で斉明(皇極)天皇陵の可能性が高まったと話題になりました。木下先生によれば、八角形墳の思想的背景は、中国の道教的な政治・祭儀にあり(古代中国では八角形は天子の象徴)、日本で道教的なまつりごとを最初に行ったのは皇極(斉明)天皇とみられ、その夫の舒明天皇陵を八角形墳としたのが最初とのことでした。この八角形墳は、大王権力強化の目的で新たに創出された墳形と考えられています。現在知られている八角形墳は、舒明陵のほか、天智陵、岩屋山古墳、牽牛子塚古墳、天武・持統合葬陵(野口王墓古墳)、中尾山古墳(文武陵、八角形墳としてはこれが一番新しい)です。
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 講演の後、天武・持統天皇陵の前で木下先生から説明を聴いているところです。

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 周辺遺跡では、鬼の雪隠・俎古墳と菖蒲池古墳も見学しました。菖蒲池古墳では、実際に発掘調査を担当された橿原市教育委員会の調査員(木下先生の教え子)からも説明をしていただけました。この古墳は、藤原宮の朱雀大路の線上(聖なるライン上)の古墳で、この線上には、天武・持統陵、中尾山古墳、高松塚古墳などがあります
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 家形石棺が二つあり(次の写真)被葬者が誰であるか注目されるところです。
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Posted by katakago at 22:40
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