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御手前を愉しむ [2011年11月27日(Sun)]

 毎月第四日曜日の午後は、地元自治会主催の「ふれあい喫茶」が開かれます。自治会員が気軽に立ち寄ってコミュニケーションを図るのが狙いです。昨年度自治会長になった当初は、福祉担当の副会長に実施してもらっていましたがあまり人が集まらず、何か工夫が求められました。以前は平日に設定されていたのを日曜日に変更し、毎月毎にイベントを企画するようにしました。昨年、その一つとして、地元におられる茶道の先生にお願いして、「御手前を愉しむ」を実施しましたが、今年度も新しい役員さんによって2回目が実施され、筆者も自治会顧問としてその様子の見学も兼ねて参加しました。小学生を含み昨年以上の方(20名以上)の参加がありました。最初の写真は、参加した子供さんたちが、御手前の作法を教えてもらっているところです。


 参加した大人も作法を教えていただきながら御茶をいただきました。


 裏方としてお手伝いいただいたのは、地元福祉担当の組長さん方です。ご苦労様でした。

 当自治会では、年々会員数が減少しています(近隣自治会もそうですが)。その要因の一つとして、組長の順番が回って来ると、高齢では役割分担が大変だからと退会される方が増えているからです。そこで、今年度の組長さんからは、高齢の方には出来るだけ負担の少ない分野を担当していただけるように、仕組みを一部改変して提案し、実施してもらっています。
Posted by katakago at 15:45
サネカズラ [2011年11月27日(Sun)]

 サネカズラ(もくれん科)の液果が赤く色付きました。8月下旬から9月にかけて黄白色の五弁の花を咲かせ(8/17写真参照)、晩秋に液果が写真のように色づきます。葉は厚手で光沢があり、落葉しないまま色づきます(2枚目の写真)。古名のさなかづらは、滑り葛の意味で、枝の皮の粘液を水に浸出して整髪に用いたので美男葛の一名があります。万葉歌では、さなかずら(原文は狭根葛・核葛と表記)として詠まれています。
【歌】 あしひきの 山さな葛 もみつまで 妹に逢はずや 我が恋ひ居らむ ( I-2296)
【口語訳】 (あしひきの) 山さなかずらが 赤く色づくまでも あの娘に逢わずに わたしは恋し続けることよ
 「もみつ」は、草や木の葉が色づくことで、この歌でも原文では、「黄変」と表記されています。カツラ((11/11)、イロハモミジ(11/24)で紹介した歌と同様、紅葉する意で中国(六朝から初唐にかけて)で用いられた字(黄葉)が使われています。
 周囲の植物の、季節の推移による変化に目を留めて、妻と逢えないまま過ごす月日の長さを思い嘆いている男の歌です。

 なお、多くの注釈書では、サネカズラの葉が色づくと解釈されています。サネカズラは常緑蔓性植物ですが、実際次の写真のように色づいてきます。ただし、液果の鮮やかな赤色に比べれば、それほど綺麗な紅葉とは思えません。液果の色づきと見てもよいのではと思っています。



 この件(「もみつ」の用例)、あらためて気になりましたので、『萬葉集電子総索引(CD−ROM)』(塙書房)で検索しましたところ、実が色づくのに「もみつ」の表現を用いた例は万葉歌にはありませんでした。やはり、注釈書のように解されるのでしょう。
Posted by katakago at 11:05
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