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万葉関連行事が二つ [2015年05月11日(Mon)]
 連休明けは、万葉関連行事が二つ続きました。
一つは、講演会「万葉の道を歩く」の第13回目(5/7)で、村田右富実先生が、人麻呂と赤人の吉野讃歌について話されました。
IMG_1443m.jpg

 持統天皇は在位中に吉野に31回行幸していますが、人麻呂の歌(@-36〜39)はそのいずれかの行幸時の作(左注には『日本書紀』より持統三年(689)、四年、五年の行幸が引かれている)。赤人の歌(E-923〜927)は、神亀二年(725)夏5月の聖武天皇の吉野行幸時の作とみられています。
 赤人の二首の長歌のはじまりは、「やすみしし わご大君の」(E-923)、「やすみしし わご大君は」(E-926)であり、人麻呂の長歌の伝統を継いでいるとみられています。一方反歌では、次の歌のように、人麻呂とは違って独自の宮廷讃美表現がみられます。
【歌】 み吉野の 象山のまの 木末には ここだも騒く 鳥の声かも (E-924)
【歌】 ぬばたまの 夜のふけ行けば 久木生ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く (E-925)

 もう一つは、毎日文化センターの学外講座(5/9)で、近江の万葉故地を訪ねました(講師は市瀬雅之先生)。この方面は先月も「飛鳥を愛する会」の現地講座で訪れましたが、ここでは前回の記事で触れなかった場所の写真を掲載しておきます。
 逢坂山関跡の碑(京阪大谷駅より) ここを越えると畿外
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 大津市役所前にある珍しい球形の万葉歌碑
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【歌】 楽浪(さざなみ)の 志賀の大わだ 淀むとも 昔の人に またも逢はめやも (@-31)

 唐崎(唐崎神社)で
IMG_1476m.jpg 

【歌】 楽浪の 志賀の唐崎 幸くあれど 大宮人の 船待ちかねつ (@-30)
 歌はいずれも柿本朝臣人麻呂の「近江荒都歌」の反歌
Posted by katakago at 22:39
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