ウメの蕾 [2015年02月01日(Sun)]
雪がちらつく寒い週末ですが、裏山のウメの木は蕾がふくらみ始めました。 万葉歌では、ウメは118首詠まれており、これまで記事に載せています。 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/274 https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/284 ここでは、次の2首をを載せておきます。 【歌】 雪寒み 咲きには咲かず 梅の花 よしこのころは かくてもあるがね (I-2329) 【口語訳】 雪が冷たいので むやみには咲かないのだな 梅の花よ ままよ当分 そうしているがいいさ 【歌】 含めりと 言ひし梅が枝 今朝降りし 沫雪にあひて 咲きぬらむかも (大伴村上 G-1436) 【口語訳】 蕾がふくらんだと 言ってこられた梅の枝は 今朝降った 沫雪に出会って 花が咲き始めたのでしょうか 万葉時代の梅は白梅が詠まれていますが、裏山には紅梅も植えてあり、こちらの方が早く咲きそうです。 |
Posted by
katakago
at 13:48