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小山田遺跡現地説明会(1/18) [2015年01月19日(Mon)]
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 1/15午後記者発表があり、翌日の朝日新聞朝刊には一面のトップに「飛鳥 未知の大古墳か」の見出しの記事が掲載されていました。
 明日香村川原の小山田遺跡(県立養護学校の敷地内)で、学校の建て替え工事に伴う発掘調査(橿原考古学研究所)で、石材を張り付けた巨大な掘割(約50m)が見つかりました。発掘担当の橿原考古学研究所の見解では、7世紀中頃の築造で規模(50m以上の方墳)や立地、特異な構造(墳丘に結晶片岩と榛原石を積み上げる)などから、舒明天皇(593〜641)が最初に葬られた「滑谷岡(なめはざまのおか)」の墓かとみられています。『日本書紀』皇極天皇元年(642)十二月条には、「壬寅(21日)に、息長足日広額天皇(舒明天皇)を滑谷岡に葬りまつる」とあります。次いで、皇極天皇二年九月条には、6日に押坂陵(おしさかのみさざき)に葬りまつった(改葬された)とあります(押坂陵は桜井市の段ノ塚古墳と考えられている)。

 昨日(1/18)その現地説明会があり出かけて来ました。10時からの開始予定でしたが、9時半ごろ現場に着くと校門の外まで行列ができており、説明も時間を繰り上げて開始されていました。
 現場の見学に先立ちパネルを用いて発掘担当者から説明を聴きました。
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 積み石の様子
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 150人づつ時間を区切って見学
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 現地説明会に参加して後、久しぶりに明日香の地を散策(一人でしたが)することにして、見学地から川原寺の方に廻り明日香川沿いに甘樫丘へ、小墾田宮(をはりたのみや)跡を通って橿原神宮前駅に向かいました。その途中、小墾田宮跡近くの田んぼの中の一本の木にヤドリギを見つけました(写真後方は畝傍山)。ヤドリギは落葉高木の幹や枝に寄生するので、この時期遠くからでも見つけられます。私の植物園では見られないのでここで取り上げました。
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 ヤドリギの拡大写真
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 万葉歌には、ほよ(原文は保与と表記)として次の一首のみ詠まれています。
【歌】 あしひきの 山の木末の ほよ取りて かざしつらくは 千年寿くとそ (大伴家持 Q-4136)
【口語訳】 (あしひきの) 山の梢の ほよを取って 髪に挿したのは 千年の命を祝う気持ちからです
 題詞に、「天平勝宝二年(750)の正月二日に、国庁(越中)において諸郡司たちに饗応した宴での歌一首」とあり、『新編日本古典文学全集 萬葉集』では、「冬の間、落葉樹の林の中でこのやどりぎだけが鮮やかな色で茂っているさまに、永遠の生命を認めて、信仰の対象とする習俗が、世界各地にある。ここもやどりぎの神秘的呪力を信じてこれを身に付けたのであろう」と解説されています。




Posted by katakago at 06:52
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