CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
<< 2020年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
師走の植物園で(ハンノキの実) [2014年12月26日(Fri)]
IMG_5859m.jpg

 冬空にハンノキ(かばのき科)が実を付けていました。実の煎汁に灰汁や鉄などの媒染剤を加えて褐黄色・褐色・紺黒色などの染料とされたようです(『新編日本古典文学全集 萬葉集』より)。
 万葉歌では、榛(原文は榛と表記)として14首詠まれています(うち8首が、「衣に摺りつ」、「摺れる衣」などと詠まれている)。ここでは、巻七の譬喩歌(木に寄する)から次の歌を載せておきます。
【歌】 白菅の 真野の榛原 心ゆも 思はぬ我し 衣に摺りつ (F-1354)
【口語訳】 白菅の生い茂る真野の榛の林、その榛を、心底思っているわけでもない私としたことが、衣の摺染めに使ってしまった。
 口語訳は『萬葉集釈注』に拠りましたが、その解説では、「真野の榛原」を男に、「衣に摺る」にその男と契ったことを譬えた歌で、意に染まない男の妻となったことを悔やむ女の嘆きとみられる。」とあります。 


Posted by katakago at 09:53
この記事のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/942
コメントする
コメント
プロフィール

katakagoさんの画像
カテゴリアーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/index2_0.xml