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奈良講座「記紀万葉」第3回(9/6) [2014年09月07日(Sun)]
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 先月末から11月初めにかけて、6回のシリーズで奈良講座「記紀万葉」が開催されています(上の写真は武庫川女子大学中央キャンパス正門前の立て看板)。
 阪神電車なんば線(神戸三宮から尼崎経由で大阪難波からは近鉄奈良線に乗り入れて奈良まで直通)の開業5年周年を記念して、阪神電鉄が主催し武庫川女子大学(奈良方面からの学生も増えているとのこと)の共催で実施されています。この講座に参加するには事前の申し込みが必要で、応募者多数の場合は抽選となります(現時点では申し込みは締め切られている)。

 第三回目(9/6)は、影山尚之先生(武庫川女子大学教授)による「万葉の歴史と風土 ー 聖武天皇と奈良・難波・播磨 ー」と題する講演です。私は先生のご配慮により参加できましたが、万葉仲間の4人が申し込んだところ、1名のみがあたり(4名まで参加可)で、かろうじて一緒に聴講できました(200名の定員に対し700名以上の応募があったようです)。
 抽選にあたった人に発送された招待ハガキ
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 これまで、朝日カルチャー中之島の瀧浪貞子先生(京都女子大学名誉教授)による「歴史の中の藤原氏」の講座で、不比等の外孫としての首(おびと)皇子・女帝と藤原氏・聖武と光明子などの話題が取り上げられ、二人の女帝(元明。元正)を中継ぎに天武直系の男帝として即位(24歳)した聖武天皇に関する講義を興味深く聴いて来ました。
 今回、その聖武天皇が万葉の歴史と風土の視点で語られるので関心がありました。以下講演と配布資料よりメモを残しておきます。
 影山先生によると、紀貫之が書いた『古今和歌集』仮名序にある「ならの御時」・「ならのみかど」は聖武天皇を擱いて他になく、その時代(神亀・天平期)に和歌が興隆し、聖武自身『万葉集』に短歌10首長歌1首を留める、まさに「歌の心をしろしめ」す天皇であった。
・即位直後に紀伊国行幸・吉野行幸が行われ、柿本人麻呂以来の行幸供奉讃歌が復活した(山部赤人・笠金村・車持千年らの宮廷歌人が活躍)。
・天武朝に焼失した難波宮(前期難波宮)の再興事業が行われ(後期難波宮)、難波宮周辺が賑わいを取り戻した(金村・千年・赤人らの供奉讃歌)。
・播磨国は聖武天皇即位の大嘗祭の際に須機(主基)国になった関係で行幸が行われ、金村・赤人が歌を詠んでいる(名寸隅・印南野・藤江の浦・辛荷の島・都太の細江・敏馬の浦・須磨などの地名が詠み込まれている)。


Posted by katakago at 16:43
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