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大仙寺の木田院碑文について [2014年08月10日(Sun)]
 これまで何度かこのブログで触れてきた大仙寺の木田院碑の碑文釈読について、花園大学の芳澤 勝弘先生(国際禅学研究所教授・副所長)に相談しましたところ、思いもかけないご返事をいただきました。
 この碑文全文は、白隠禅師の漢文語録『荊叢毒蘂(けいそうどくずい)』に掲載されており、芳澤先生はその全訳注を終えられたばかりとのことでした(誠に奇しきご縁とのお手紙を頂きました)。碑文の訓読と訳文も送ってくださり、この3月に石碑を見つけて以来の念願(碑文の釈読)が叶いました。訳注本は(財)禅文化研究所から近く出版されるとのことで、詳細はいずれその本の引用により紹介できればと思っています。
 この石碑は、木田種重が宗祖(木田重躬、法号は木田院月桂秋圓居士)百年忌にあたり建立したもので(宝暦八年、1758)、その銘文を白隠が書いています。芳澤先生によると、種重は白隠を信奉し参禅していたようで、『荊叢毒蘂』(九巻からなり木田院碑は巻七に載る)の刊行にも寄与したとみられるとのことでした。

 今回、先生からは木田院碑の『荊叢毒蘂』原文コピーを送って頂いていますが、『荊叢毒蘂』の原書を見てみたく、「日本の古本屋」のサイトで検索したところ、一冊だけあり早速購入しました。

 『荊叢毒蘂』の和綴じ本(宝暦八年序刊)
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 司馬温公の次の語「金を積んで子孫に遺すも、子孫能く護ること無し。書を積んで子孫に遺すも、子孫能く読むこと無し。如(し)かじ、陰徳を冥冥の中に積んで、以て子孫長久の計を遺さむには。」を引用して始まる、木田院碑の全文(以下の3枚)
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 跋文の最後のページ
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 「浪花 木田種重 謹誌」とあり、奥付には、見性院貞室智玄大姉の法号が記されています(この方は過去帳にも載っています)。木田種重の居士号は元照で、天明五年(1785)8月11日に亡くなっており、明日が祥月命日です。お盆を迎えるに当たり、遠い先祖の事績を知ることが出来ひときわ感慨深いものがあります。

 これまでの関連記事は以下のURLに掲載
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/836
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/872
Posted by katakago at 16:32
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