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大仙寺石碑の拓本採り [2014年05月23日(Fri)]
 万葉植物園にしている裏山に在る五輪塔に刻まれた碑文から、先祖の事績を記した石碑の存在を知り、臨済宗の大仙寺(大阪市中央区谷町九丁目)で見つけ出せたことは今年の3月13日の記事に載せています。
     ↓
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/783

 その後、石碑の施主の子孫の方とも連絡が取れ、こちらにも来ていただき五輪塔や植物園も見ていただきました。また、双方の系図でも共通点を見出せました。石碑や五輪塔、過去帳にある「秋圓居士」は、寛文元年(1661)に亡くなった人で、350年程前の先祖を同じくする子孫が巡り会ったことになります。

 このたび、先方と大仙寺の許可を得て石碑の拓本を採ることになりました。石碑を見つけ出せた記念に是非にと私が希望しました。先週(5/15)も取り組みましたが、天候不良(風と途中から雨も)のため断念し、昨日再び実施しました。

 この石碑の碑文末には宝暦八年(1758)に白隠(1686−1769)が書いたとあります。我が家の五輪塔は寛政二年(1790)に木田氏中興塔として建てられており、この石碑よりも32年後になります。
 大仙寺にある先祖(秋園居士)の事績を記した石碑
IMG_6323m.jpg

 拓本を採るに際しては、日本拓本家協会役員の大橋利彦さんにお願いし、毛利信二さん(淀屋研究会代表)に手伝っていただきました。いずれも万葉集を通じて知り合った方々です。因みに毛利さん関係では、淀屋一族のお墓がこの大仙寺にあり以前からたびたび来られていたとのことです(この石碑はその淀屋のお墓のすぐ近くに在ります)。

 画仙紙を碑面に貼りつける作業
IMG_6325m.jpg

 左手の霧吹きで水を吹き付けながら、右手の水刷毛で画仙紙をなでながら気泡を追いだし、しわの無いように碑面に貼りつけます。この工程では、この日も風のために途中で紙が剥がれ、やり直すことになりました。最終的には碑面にぴったりサイズに裁断したものを貼りつけ、隙間風による紙の剥がれを抑えることが出来ました。この後ブラシを手拭いで包んで表面を叩いて紙を文字(凹部)に押し込んでゆきます。

 タンポに練り墨を付けて上からたたいてゆくと字が浮かんでくる
IMG_6340m.jpg

 この練り墨は大橋さん特製(煤と純正のオリーブ油で作成)のものだそうです。

 私もやらせてもらいました。
aP1430123takuhonn2m.jpg

 大橋さんと一緒に
IMG_6355m.jpg

 大橋さん(左)とお手伝いいただいた毛利さん
IMG_6358m.jpg

 画仙紙(3回目)を剝す前の様子
IMG_6365m.jpg

 朝9時半から作業を開始し、3枚の拓本を採るのに5時間ほどかかりました。作業工程では微妙な乾き具合が要求されるため、この間休みなし(飲まず食わず)でしたが、なんとか採り終えることが出来ホッとしました。裏打ちまで乾燥に時間がかかるそうですが作品が出来上がるのが楽しみです。

ʶ
Posted by katakago at 18:28
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https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/836
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