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講演会「瀬戸内の万葉歌」 [2014年05月16日(Fri)]
IMG_6320m.jpg

 昨日(5/15)午後、大阪府立大学で、講演会「万葉の道を歩く」の第10回目が開催され出かけて来ました。今回は、「万葉の旅・人麻呂の旅〜瀬戸内の万葉歌〜」と題して、村田右富実先生が講演されました。
 室の浦(兵庫県御津町室津付近)、牛窓(岡山県瀬戸内市牛窓付近)、玉の浦(岡山県倉敷市玉島付近)、鞆の浦回(広島県福山市鞆付近)、長門の島(広島県呉市倉梯島付近)、鳴門(山口県大島郡屋代島と柳井市との間の海峡)、熟田津(愛媛県松山市付近)が詠まれた歌(これらの地はいずれも以前に訪れたことがあります)と、人麻呂の羇旅歌八首について解説されました。
 講演の最後に、大伴旅人が大納言となって大宰府から帰京の途についた時に詠んだ歌も紹介されました。旅人は大宰帥として筑紫に赴任して直後に同道した妻を亡くしており、筑紫への往路で共に見た鞆の浦の”むろの木”を帰京の折りには一人で見ることになった悲しみが詠まれています。
【歌】 我妹子が 見し鞆の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞなき (B-446)
【歌】 鞆の浦の 磯のむろの木 見むごとに 相見し妹は 忘らえめやも (B-447)
【歌】 磯の上に 根延ふむろの木 見し人を いづらと問はば 語り告げむか (B-448)
 この3首は、左注に「鞆の浦に過(よき)る日に作る歌」とあり、あえてその地に立ち寄り、亡き妻のことを思いやって詠まれた歌々です。

 むろの木は、ひのき科のネズとする説があります(イブキとする説も)。植物園ではネズを植えています。
 裏山に植えているネズの写真
IMG_4243m.jpg

ネズについて以前に紹介した記事は次のURLに載せています。
      ↓
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/113
Posted by katakago at 15:42
この記事のURL
https://blog.canpan.info/inagawamanyo/archive/831
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